汚れは体の奥底から、魂、心を蝕(むしば)むように、知らずに汚してゆくものなれば | 2019R01のブログ

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神から人へ。


神から人へ、教えて残せよ、多少なるとも。

 

残さぬ教えは間違いのみの、偽り宗教、汚れしことばの、人の心をかどわかす、甘言(かんげん)ばかりの戯言(たわごと)のみなり。


さにて本日、何を問いたし。


(汚れについてお教え下さい)
 

汚れというは人の全ての、生まれ落ちなんその前からの、現世、前世、前々世、この世に人の生まれし時より、人類全てが身につけしもの。


なれど人の全ての努力と、一人一人の努力によりて、汚れし罪も浄められ、残る汚れもわずかとなるらん。


始めの汚れは禊がれど、新たに作りし罪科(つみとが)のあり。

神を信じぬ心の汚れ、そが最大の汚れならん。


神を信じぬことの罪は、己の生を賜りし恩、この世に生きて長らうことの、何に感謝を捧ぐべきかを、忘れ、高ぶる傲慢不遜(ごうまんふそん)。


神への感謝を後にして、物質文明、金銭に、感謝し、執着、目をくらませり。


何故(なにゆえ)曇りを深めぬるや。

 

神を失い、迷いし目には、光も映らず、何も見えぬや。


心の汚れを恐れよ、人よ。

 

体を損(そこ)なうことのみ気使い、心をなくして よきものかは。


許されし 行をば打ち捨て、禁じられし業(ごう)のみ喜ぶ。

 

逆さまならずや。
 

神の心に適うこと、易きことなれ、振り向きもせで、徒(あだ)に求むる、汚れの道を。


金銭、富が、さほどに尊く、ありがたかるや。

 

至高のものか。
 

神の与える恵みを見忘れ、肉体のみの快楽に、魂捨てしか、交換せしか。


神の嘆きは、汚れにあらず。

 

心の弱き人間たちの、哀れな末路を憂うるばかり。


神の作りし、始めの清き、無垢なる魂、そを懐かしむ。


汚れを浄める、そもまた行なれ、この世にあるうち、よく働けよ。


さにて償え、己の汚れを。

 

苦しき道にも、光はあるらん。

 

憩(いこ)い与える木陰もあるらん。
 

神への感謝を忘るな、人よ。そのみが救われ、助かる道なり。


神への祈りを怠(おこた)るなかれ。

 

己の汚れを浄める上にも、さらなる昇華を賜るためなれ、神は人へと託せしを。

 

この世に楽園作れよと。この世に神の国立てよ。神の住む国、降りる地なれと。


なれど汚れは蔓延(まんえん)しぬる。

 

人の欲望、執着、憎悪。

 

それらがはびこり、行き渡りぬる。
 

神の降り得ぬ地となれば、人は浄めよ、祈りのことばで。光で、文字で、音で、絵で。

神の許せし、人の救いは、ただひたすらに縁を結び、神への感謝を甦らすこと。


そのみが人の可能な行い。

 

後は委ねよ、神の御心。
 

おのが慢心、狂信は、かえりて邪魔なり。妨げなれば。


神にも救えぬ魂あれば、そもまたやむなし。仕方なし。


神は望まず、全てが救われ、再び汚れを深めゆくを。


汚れは体の奥底から、魂、心を蝕(むしば)むように、知らずに汚してゆくものなれば、人はよくよく精進されよ。


慢心、我執、よく戒めよ。


汚れを作るは心の働き。

 

誰にも汚れはあるものなれば、なしと思いしその時こそ、己戒め、気を引き締めよ。


心の隙こそ、汚れの素なれ、人を諌めるその前にこそ、己諌めて、省みよ。 

 

さにて、汚れも取れ易く、神とのご縁も強まらん。


神とのご縁も、心次第。

 

汚れ少なき心ほど、素直に信じる心となるらん。


汚れを恐るな。隠さんとすな。覆(おお)えど、消えぬが汚れなれ。


汚れを認めて、向き合わば、恐ろしくもなし、心の垢なれ。 

 

うまずたゆまず、浄めればよし。

 

そのためなれよ、人生は。
 

さにて、終わる。

 

 

 

 

 

 

 

~神誥記 :今日の話題社: 新装版 (2007/02)ひふみ ともこ より~

 
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