神の心は、常永久(とことわ)に、人の思いのさらに及ばぬ、彼方未来も見通し、定むる。
神の思いは、人の全てに、この世の浄め、立て替えを、担(にな)わせ、負わせて、手伝わせ、次なる世にも生を許され、再び神の栄光を、共に祝わせ、祭らせんこと。
さなれば人は、神の心に、応え示して、表すべけれ。
己の真と精進を。
人の全てに備えし魂を、磨き光らせ、輝かせ、浄め禊ぎて、神に返さん。
次なる世にも許されて、生を受けなん、生まれ変わらん。
今一度(ひとたび)の機会を得ん。
神の許しを受け得るように、人の全てに伝え広げん。
神の みことば、神の み光。神の心を伝える文字。
人に分からせ悟らせん。
人に気付かせ、改めさせん。
人は己の力にて、気付き悟るに難ければ、神の力をお借りせん。
神の光を賜らん。神のことばを許されん。
さにて悟りて、改むれば、人は新生、再生し、さらに深めん、神への感謝。
さらに高めん、生くる歓び。
神は人に最期に伝えん。
最期に示さん。
この世に生まれしことの意味を。
この世になすべき行の真意を。
知らずに死なば、何をか悟らん。
何をか得ん。
再び戻りて、修行を積むか。
あの世に留まり、行を課さるか。
いずれも辛き選択ならん。
なれば少しも気付きし者は、早くに悟りて、迷わぬべし。
神に誓わん、己の再生。
必ず浄めて、お返しせんを。
神の心は、ことばは、意味は、やがては伝えん。書き取らせん。
なれば励めよ。努めよ、行じよ。
まだまだこれから。
始まりしばかり。
さらに続かん、神のお伝え。
さにて終わる。
心せよ。
~神から人へ〈下〉: 今日の話題社: 新版 (2003/09)ひふみ ともこ より~
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