神から人。
神から人へ、伝え教えて、使わせて、幾多(いくた)の恵み、幾多の幸、あまねくわたり、あまねく潤し、あまねく満たして、豊かに富ませ、なおまだ余るる神の恩愛。
人は感謝し、捧ぐるべし。
神の慈愛に応えんために、己の努力、一途の思い、神に捧げて、使われる、歓び、幸せ、心豊かに。
神の心に適うるように、己を禊(みそ)ぎ、鍛えし者は、さらに禊ぎて、浄めゆけ。
己の我執、己の利益、己の幸(さち)すら、一切望むな。
全てを神に任せ預けよ。
心を解きて、神に委ね、神の御心、神の計らい、神の思いのままに動けよ。
迷い、迷妄、眩(くら)みに翳(かげ)り、全ては邪魔なり。妨げなり。
神の心を素直に通せ。心の奥まで、魂まで。
光照らして、影なくし、光浄めて、曇りを祓え。
全てを預けて、尚(なお) 自由なり。
神の心と調和せしとき、神の高みに心高めて、神の光に導かるるまま、神の祈りに相和し謳(うた)わん。
神の祈りと共に祈らん。
神の御心、広く深く、人の全てを受け入れ、包まん。
人は委ねて安らかなれよ。
何の心配、憂いも要らぬ。
一途に望み、ひたむきなれよ。
神との調和、共振共鳴、始まり、広がり、さらに進まん。
神の心は永久(とわ)に継がれて、人を悟らせ、浄め高めん。
知らぬ、出会わぬ、導かれぬ、さなる者の一人もなきよう、努力し、広げて、伝えゆけ。
素直に、謙虚に、敬虔に、神を畏(おそ)れ、畏(かしこ)みて、神との出会い、ご縁を歓び、神に傅(かしづ)き、神に仕えん。
心の魂、心の光、灯し掲げて、世を照らせ。
一人の光はさらに広がり、さらに強まり、さらに浄めん。
人と人との輪は広がりて、神を迎えん、甦らせん。
神の復活、再臨降誕、神の光は甦らん。
人の思いの強まらば、神に思いはそのまま届かん。
神への思いの無垢なれば、神は必ず捉えて叶えん。
~神から人へ〈下〉: 今日の話題社: 新版 (2003/09)ひふみ ともこ より~
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