集落での恩恵と雪 | LAND OF HOPE AND DREAMS

LAND OF HOPE AND DREAMS

It's gonna be a long walk home,
but meet me in a land of hope and dreams

今日は午後から雪模様ですが…

我が家の庭も昼過ぎから白くなり白銀の世界となったようです…

うちのチビは、数日前に雪予報を知った時から雪が降ったら雪だるまがつくりたいと言っていましたが、昨晩から咳が出始めて風邪の諸症状が…(;・∀・)

 

午前中に病院へ行き、昼寝をして目が覚めたら一面雪で真っ白になった外に興奮して結局庭で遊んだそうな…(笑)

小さいながらも雪だるまもつくれたようで…(^_^;)

 

相棒クン2匹も普段は犬らしからぬ態度で薪ストーブの前に丸まっていますが、

少しは犬ならではの本能も残っているようで雪には嬉しさで反応するようです…(笑)

 

とりあえず、雪で職場からの帰還は大変ですが、週末に降られると家の作業が進まないので、月曜に雪の方が嬉しかったり…(笑)

まぁ、殆どの週末は作業に追われるので、なかなか自分の趣味にどっぷりハマれるような時間はここ数年ないし、今後もあと数年はこんな感じかな…と(汗)

 

でも、ちょっとした時間には遊んだりしております☆

例えば、生ピアノが来てからはちょくちょく鍵盤に触れたりもしとります(・ω・)ノ

僕の場合、デジタルピアノだと全く触らないんですが、生ピアノだとちょっとした時間に弾きたくなっちゃうんですよね…(笑)

風呂も入り、チビを寝かしつけも終わり、ちょこっと弾いてみっか…と寝間着姿でブギを奏でようとしましたが…

ブギというか、「不器」になってしまった感が否めません…(爆)

まぁ、昔のように弾き込んでいるわけではないので、途中でテンポが崩れたりで現状はこんなもんですが(;^ω^)

(一瞬横顔写っとりますな…(笑))

でも、こうやって少しでも鍵盤に触れていることが大事だと思うのですよ…(^_^;)

完全に遠のいてしまうと、復帰すること事態難しくなってくるのが加齢ってもんでして、40半ばにも差し掛かるとそう言うことも懸念材料になってくる歳なのが現実っすね…(;・∀・)

 

 

 

さて、

昨日の野焼きで集落のお婆ちゃんNさん(お婆ちゃんといっても作業もバリバリこなす元気な方ですが)と立ち話をしていた時のこと…

 

小一時間くらい話をしていましたが、

その間にもうちにとってのありがたい利益が主に3つくらいありました。

  1. 近くの中華料理屋でNさんの旦那さんやKさんたちが時々呑んでいるので、今度機会があったら声をかけてくれる…と
  2. 副区長のお宅で広葉樹の伐採があったので、薪として必要なら声をかけてくれること
  3. 節分の日に我が家から1kmくらい離れたところで小さいお祭りがあるのでチビを連れて行くとお菓子やら甘酒やらいろいろもらえるイベントがあること

Iターンで田舎暮らしを始める人の中には、野焼きや草刈りなど集落の行事を煩わしく思う人も多く、孤立して生活したがるようなのも多いと聞きます。

原因は、Iターンの新参者にもあるだろうし、集落のシキタリやそこの人々にもあるのかもしれませんが、

前者は移り住む人間が集落に溶け込もうと思いそれを行動に移せば良いことで、そういう心構えのない人は集落があるような田舎には移り住むべきではないと僕は思っています。

後者は、確かに移り住んでくる人間にはどうすることもできない部分で、集落のよっては消防団の寄り合いなど過剰な行事が満載のところもあったりしますが、ある程度は土地を買う前の段階で事前に調べることも可能だと思います…

うちらも、土地を購入する前に集落の行事やシキタリなどはある程度確認をしておきました。

 

年に2回草刈り、1回野焼き、夏と秋に神社の祭りが1回ずつ…

 

これがココの集落の主な年間行事です。

このくらいの行事が煩わしいと思う人はやはり田舎の集落に住むもんではないっすね…(;´д`)

 

この地に移り住んで9ヶ月となりますが、それ以上の恩恵をいただいていると僕は感じているし、既にそれによって我が家の生活が成り立っている部分も多々あったりします。

現に、昨日も野焼きに参加したことで、軽トラ1台分の薪も入手できたしね(・ω・)ノ

結局、オイシイところだけいただこうみたいな意地汚い精神を持たず、

年に数回ある集落のイベントに参加し、少しお手伝いするだけでこういった恩恵が得られるわけです。

 

 

未だ試行錯誤ですが、

薪をどうやって集めるか…というのも、田舎ではとにかく人脈をつくることに限るな、と。

先日は役所で開発をやっているSさんから声がかかり、商業開発の土地の薪をいただくことができたり、

昨日はSさんのお父さん・Tさんが切ったケヤキの巨木をいただいちゃったりしましたが、

こういうのって、僕自身が躍起になって目先の薪探しをしたのではないんですよね…(^_^;

集落の方々に溶け込もうとしたことによって、それを受け入れてくれたことが、結局は薪集めへとつながったわけで。

 

少なくとも、集落の方々から孤立したり、俺が俺が…と自分の利益ばかりを求めていたりしていたら、こういった声はかからないっすよね…

新興住宅地等で家が密集していても近所とのつき合いが希薄なところでよくありがちな光景といえるかもしれませんが(笑)

 

こういった集落の方々とのつき合い方をどこで身につけたのか…と思い起こしてみると、

やっぱり一番は常連となっていた飲み屋での経験かな、と(笑)

六絃(旧ライブ&喫茶Z)ですね☆

一見さんではまず入れないような店の常連になると、実はそこに居心地の良い空間があったりするわけで(笑)

これは経験したことない人にはまずわからない感覚だと思われますが…(^_^;)

 

田舎の集落ってのは、その感覚に似ている気がしますね。

多少の貢献と共に身をわきまえてそこに溶け込めればいろいろな恩恵が得られるけれど、

それは一朝一夕でできるようなものではなく、少しずつ時間をかけて出来上がっていくものだ…と。

 

実は、田舎暮らしで根幹となる大事な部分は、

ログハウスに住むとかガレージを持つとかいったハード面より、こういった集落の方々との関わりのようなソフト面だと思うわけです...ハイ(・ω・)ノ