「毎日その日に描きたいものを描く」と画家さんは、言いました。
画家さんは、池平撤兵さん。
今月2度目の池平さんのアトリエに対話型のコンダクター仲間と行ってきた。
このアトリエに何回来ているかな?
昨年アトリエオープンしてから
7回くらいは来ているかな・
わが家から近いということもあるし、訪れるたびに違う作品に会えることもある。
そして私は、先日の作品の続きに取り掛かる。
何を描こうかな?思っていて
たどり着いたのは
時計。。。
旅先で上から見た船の映像にも心躍ったのだけど
当日が近づくにつれて
やっぱり時計が描きたい。
なぜ?理由なんかない。
描きたいんです。
いろいろ時計の素材を考えたけど
描きながら↓になった。
後で見たらこんな時間ないよね。
針を先に描いて
後から文字盤の方向を決めたから
ちょっと壊れた時計ということにしときましょう。
一日1作品と言われたのに
母と同じ花と時計二つ描いた。
でも満足。
ここで思い出したことがある。
トールペイントを教えているときに
私の教室は、描きたいものを描いていただいていた。
なぜなら人は、描きたいものを描くときが一番力も入るし
楽しいから、うまく描けないかもしれない。でも描きたい気持ちがあると努力する。
それが描きたいをかなえてくれる。
絵の描けなかった私が、描きたいをかなえることを教えるなんて不思議だな?といまでも思う。
この次のモチーフは決まっている。
旅先で出会ったハコフグちゃん。
下書きだけ残して、またのお楽しみにする。
次は、誰と行こうかな?
1月に仲間と描いた鳥は、たくさんの絵の中に入っても
違和感ない。かえって楽しそう。
ひとつひとつのモチーフが、輝く池平さんの作品は、素敵なパワーを持っている。
描きたいものを描く。
楽しい時間。