春爛漫の弘前・白神に行ってきました。 4日目前編 | 晴れ、ときどき観劇。

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30代OLの日常ときどき観劇、たまに旅行

 
緑に溺れる。
 
 
まずは朝ご飯をモリモリ食べまして
 

 

 

支度して、出発です。

なんせ5時間も歩くなんて…まあときどきするかな…それでも通常は平坦な道しか歩かないので、トレッキングというのがどの程度の強度(?)のウォーキングなのかが全く分からず。

とりあえずユニクロのトレパン的なものとエアリズムインナーとメッシュパーカーなどなど揃えてみたり。靴はネットで軽いと評判の安いスニーカーを買ってみたりしました。

(ちゃんと、出発前に3回くらい/各8キロくらい歩いてみて履き心地試しましたよ。いざ行ってみて靴擦れ靴だと目も当てられないからね!)

 

出発前のコテージ。

コテージ…?なんか…メゾネットのお部屋というか…、ロフトがついていて5人くらい宿泊できるお部屋でした。2人だから1階しか使いませんでしたが…

 

 

 

 

この日は前日から一転、どんよりして結構涼しかった。

なので一応ダウンベストを持って行ったのですが正解でした。

 

 

それでは、いよいよツアー開始です。

 

開始早々わき道に逸れていくガイドさん。笑

 

 

 

 

藪に入っていくみたいに見えたのに笑、ちゃんと道があって

 

 

 

 

こんなきれいな景色が広がっているのです!

 

 

 

 

このときぽつぽつ雨が降り始めているような感じだったんですが、風は吹いていなかったので湖面が鏡みたいになってとっても綺麗ーー!

しかしiPhoneXRの画像ってきれいだな。

 

歩きながらね、ガイドさんに「いい時期に来ましたね!」って何度も言われたの。

それは、ちょうどブナが芽吹く季節だったから。

ブナの新芽って、とっても若い緑色をしていて、柔らかいんです。

 

 

 

 

もけもけしてて可愛い~~~~

 

ブナの木は森の中で他の木に先がけて芽吹くそうなのですが、この淡い色で柔らかい葉が陽の光を通すおかげで、下草やほかの樹が太陽の恩恵を受けられるんだそうです。

これが日差しが強くなってくると、緑の色が濃くなり空も見えないくらいに繁るんだとか。

自然ってすごいなぁ。。。

 

 

 

そんなブナの林。

天気が思わしくないのでいまいち映えてないかもしれませんが、若緑色の葉っぱがとってもきれいで私のような者の心ですら洗われるようです。

 

…これは天ぷらっていうよりお浸しで食べたい感じだな!(洗われてる?これ…)

 

ブナの木もパノラマの応用で撮ってみた。

 

 

 

 

では、本格的に森に入ってきますよ。

 

ガイドのおじいさま。

 

 

 

 

しきりと来た時期を褒めてくれます。

 

そう…森は春なのです!!!!!!!!!!!!!!!!

春は森にとってハイライトなのです!!!!!!!!!!!!!!

 

森のアイドル(宇田川命名)、スミレちゃん。

 

 

 

 

 

 

こっちもスミレだって。

スミレって初めて見たーーーー

 

スミレの花咲くころじゃんーーーーーー!!!!!!!!!!!!!

 

 

途中で青池に寄ったりしつつ(ここは混んでいた)、

 

 

 

 

(混んでいたというか10人以上の人がいた)

 

 

 

熊が野生のキウイ…?キウイの原木…?の実を食べようとして上った爪痕を見たり

 

 

 

(さるなしとは違うみたいだった。キウイの原木ってなんだろうか)

 

 

これは確かワサビの花って言ってた。

 

 

 

 

可愛い草 これはネコノメソウ(確か)

 

 

 

 

これはなにがしかの花(名前忘れた…)

 

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詳しい方と共に歩くと、すらすらと花の名前が出てきて驚くと同時に、自分の無知を思い知ります。

名もなき花などない…私が名を知らぬ花なのである!!!!!!!!!

 

ね!エリック!(あの子は誰だろう 僕だけに歌う 野原に咲く名もない花のように)

(…でもエリックが「名も知らぬ花のように」って歌ったら嫌かも)(笑)

 

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こちらは二輪草。

一つの葉から二つ大小のつぼみが寄り添って出る野草で、これは食べられるそうです。

このお花の葉っぱの形状をご記憶くださいね。あとで出てきます。

 

 

こちらは沸壺池だったかな。

青くてきれいな池です。

 

 

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大きなブナとガイドさん。

 

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自分で言うのもなんだけど結構いい写真だと思う。笑

 

 

WAになって生えるシダ

 

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これはね、上から落ち葉が降ってくると、その落ち葉が輪の中心に集まってきて、それがやがて腐葉土になるそうです。シダ自身もやがて枯れるんだけど、翌年に同じ場所に生える次の世代のために個人用腐葉土を作るシステムなんだって。

自然ってすごいねえ。

 

 

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倒れたブナの木。ブナの木は、ある程度樹齢が行くと中心が空洞になるそうです。(下のほうだけ)

そして木の質も、うまく加工しないと変質しやすいらしい。そういうわけで材木としてはかなり使いどころがないそうで、江戸時代に「木へん に 無」と書いてブナという当て字が作られたとか。

材木としてどうか、も確かに大切な基準だと思いますが、山野を保護する観点から有益な木かどうか、ということも考えて植林政策を行ってほしかったですね。ほんと。

 

 

しばらく、いくつかの湖を眺めながらのトレッキングです。

 

 

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今年は例年になく雪が少なかったそうで、どの湖も例年より水位がかなり低いそうです。

すぐ上の原っぱみたいになっている画像も、本来であれば満々と水をたたえた湖らしい。

これからの季節で挽回してくれると良いのだけど、とぼやくガイドさんでした。

 

これらの湖の周辺にはモリアオガエルやアカショウビン(鳥)、サンショウウオといった生態系があって、これが水を頼りにしているとか。なるほどねえ…

 

 

 

森の中に入りまして、ふたたび可愛いお花。(名前忘れ)

 

 

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青くて小さくて可愛い。

これはね、紫がかったものや青いもの、花が2輪ほどのものから写真のようにたくさんついているものまで、いろんな種類がありました。可愛いなぁ。

 

この頃から、私の心の中にふつふつと、マクロレンズ欲しいな…という欲望が頭をもたげ始めます。

 

 

こっちはスミレ

 

 

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池を眺めながらお昼ご飯。

ガイドさんの半生を聞きながらのランチタイムです。笑

 

 

 

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それから、これもなんていうお花かは忘れたんですが、

 

 

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同じ形の色違いのお花がある~~ピンクで可愛い~~~~~、と思ってガイドさんに話しかけたら、どうやら初めて見たそうで。(!)

 

 

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そういうこともあるんだなぁ。

 

下の紫が鮮やかなお花も珍しいそうで、ガイドさんに「撮って」と言われたので撮った。笑

 

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この記事で私が乗せた画像の中には希少種で高値で取引されるようなものもあるらしく、盗掘に遭うこともあるんだそうです。…というか、日々盗掘犯との闘いなんだそうです。

本当に、ひどいことをする人もいるものですよね。

希少な野生の生物を乱獲する人もだけど、そういう奴らには目に見えるかたちで罰が当たればいいのに。(ブラック)

 

 

 

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ガイドさんについて歩いて行くと、ふと「変わった角度から日本キャニオン見せてあげる」と言われ、ふたたびわき道に…というか、道なき道に…。

カモシカくらいしか通らなそうな道を抜けて、

 

 

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ひゅおー

 

足元がスースーする~~~~笑

 

ここ、私が登ってる部分も別に安定した地面でも何でもないですからね。

おそろしや~~~。でも爽快だわ~~~~。

 

 

 

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幹が割れちゃったブナの木。

でも、幹の途中から新しい根っこが出て、まだ生きているのです。

 

 

 

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あと”野生生物のくるみの食べ方講座”も開講されました。笑

手前の穴が開いてるのは、ネズミが食べたあと。

奥のきれいにぱかっと割れてるのは、リスが食べたあと。

真ん中のはカラスが川から海に流れた(殻が柔らかくなった)実を空から落として割って食べたあと。

 

殻を見ただけで分かるとは…。

そして、こんな風に同じ場所で、2種類の動物が食事をしたあとがあったりします。

 

 

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良く見つけはるわ~~~

 

 

 

めちゃくちゃ使えるというフキの葉っぱの使い方講座も。笑

 

 

 

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コップとか

 

 

 

 

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葉っぱのうらがもけもけして柔らかいのでトイレットペーパーになるんだってさ。

いつか…役に立つ日が…来る…こないと良いな…笑

 

 

それから珍しい鳥が飛来することで有名らしき池

 

 

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と、立派なブナの木。(そこらじゅうブナの木)

 

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それからこれ。

前のほうに出てきた二輪草と葉の形が似てるんですが、

 

 

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これが…あれですよ…小説なんかによく出てくる、例の草。(検索ワードになると嫌なので書きません、お察しください)

「これがアレか~~~~」なんてあたりを見渡すと、もうそこら中にわんさか生えてる。笑

 

二輪草と似ているから間違って食べて中毒になる方もいらっしゃるんだそうで、やはり分からない草は食べるもんじゃないな、と心に刻んだのでした。

 

 

 

以上…、大変学びになり、かつ癒しになったトレッキング5時間コースでした!

楽しかった!!!ガイドさんが結構ご高齢だったおかげで強度も強すぎず、ちょうど良かったです。

 

 

トレッキングのあとはいったんホテルに戻ります。