乃木坂34thSGアンダーライブ、ぴあアリーナ3days完売 | 平山朝治のブログ

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2024年1月25日〜27日にピアアリーナMMで行われる乃木坂46  34thSGアンダーライブ(アンダラ)、一般発売では上の画像に続いて、

 

12/6(水)にリリースされた乃木坂46の34枚目シングル「monopoly」に収録されているアンダー楽曲「思い出が止まらなくなる」歌唱メンバーによるライブ。5期生の中西アルノがアンダー楽曲の初センターに抜擢。
5期生のシングルデビューとなった29枚目シングル「Actually...」では、表題曲のセンターを務めており、「乃木坂46」12年の歴史の中でも、表題曲のセンター及びアンダー曲のセンター両方を経験した事があるメンバーは齋藤飛鳥、堀未央奈に次いで3人目という稀有な存在。そんな中西をセンターに据えた今作のアンダーライブは要注目です

 

という宣伝文があり、1月24日昼すぎには25日(木)の親子・女性席残り僅か(△)を除いて完売、16:45ころ再確認したところ、全完売していた。

 

 

昨年9月29〜10月1日(金〜日)に横浜アリーナで開催され、立見席も含めて全席完売だった33rdアンダラ(「乃木坂アンダーのブレイクと、5期生を活かす2チーム制案」)に続く盛況である。

 

31stアンダラは横浜、札幌、福岡、名古屋、難波のzepp(1F立見、2F指定、キャパは「【全国キャパ一覧】Zeppツアーにいこう!~一番大きい会場はどこ?スタンディング・全席指定~」)で全9回(福岡は1回、他は2回)、延べ総キャパは1万8053人だったが、5期生がはじめて参加した32ndアンダラはTOKYO DOME CITY HALL(3000人)、東京ガーデンシアター(8000人)、グランキューブ大阪(2754席)、名古屋国際会議場(1480人)で各2回(全8回)、延べ総キャパは3万468人と、32nd以降、動員可能数が格段に増えており、1万人以上収容のアリーナ*で3日間立見を含めて完売するようようなアンダラの大盛況は、5期生の参加が原動力となっている。

* 横浜アリーナのこのときのキャパは立見込み約1万2000人(『乃木坂46アンダードキュメンタリー ~託された誇り~  』TBSテレビ、2023年11月25日(土)の25:58~26:28)、ぴあアリーナのキャパは座席約1万と立見席(席数は不詳)。

 

 

個別ミーグリ全完売の5期生アンダーメンバーは、32nd4人、33rd3人、34th2人と、一人づつ減ってきたにもかかわらず、会場は全国主要都市のzeppホールから3大都市圏の大ホール、さらに関東のアリーナに変わり、アリーナで3日間延べ3万人以上全完売を続けた。

 

これがどれだけ画期的なことであるかは、昨年10月21〜23日に武道館で行われた"MXまつり AKB48 62ndシングル『アイドルなんかじゃなかったら』発売記念コンサート "と比較してみれば明らかだろう。一昨年秋のAKB武道館コンサートでは3日間で延べ2万2000人を動員したとの記事があったそうだが、武道館コンサートのキャパは7400人程度で、それを3倍すると公表動員数になり、キャパを動員数とする報道が多いので、2万2000人という数字もそうだろうとされている(

)。昨年も大差なかったのではなかろうか?

 

実際の入りがどうだったかは、「」というまとめ記事があり、それを裏付ける情報としては、初日の前日17:58に、メンバー全員が一斉投稿した動画がX公式アカウントで公開されていた(

https://x.com/AKB48_staff/status/1712019871670907182?s=20

)ことから推して、2万2000人を大きく下回ったと思われる。AKB武道館コンサートは3日それぞれ全く異なる内容で、3日とも、または2日ともライブに行ったファンも少なくなかったと思われるにもかかわらず、キャパをかなり下回る観客しか集まらなかったのに対して、33rd34th乃木坂アンダラ3daysはそれぞれほぼ同じセトリで3万人以上全完売するのだから、乃木坂アンダーのファンの規模はAKB全体の倍程度ではなかろうか?

 

乃木坂はAKBの公式ライバルとして発足したが、乃木坂5期生だけでAKB全体よりもかなり人気があることは否定できず(「AKB48と乃木坂46のオーディション戦略:AKB17期生と乃木坂5期生の比較」)、乃木坂アンダーも5期生パワーによってAKB全体の2倍程度の人気を得るに至ってしまったことになる。

 

なお、2024年春のAKBコンサートはぴあアリーナMMで3月16日(柏木由紀卒業コンサート)と翌17日昼夜2部と合計3回行われる(「AKB48春コンサート2024inぴあアリーナMM/チケットFC会員先行のご案内」)。今や、AKBの公式?ライバルは乃木坂アンダーだということになろう。

 

このような事態は乃木坂にとって喜ぶべきことではあるが、アンダーの大ブレイクを担った人気メンバーをこれからもアンダーとして処遇しつづけることには無理があり、今後の飛躍に向けて新たな体制を組むことが求められるのではなかろうか?この点については、「乃木坂アンダーのブレイクと、5期生を活かす2チーム制案」や「乃木坂5期生ユニットでメジャーデビュー案」で私なりに検討した。