横浜の英会話スクールVocBocでは、洋書を読むクラスがあります。

1つの本を、時代、背景、文化などを通して読んでいきます。

イギリスの本をイギリス人の先生に習うと、本が立体的に理解できて感激します。

先生自身がどうしてその本を読んだのか。

その場所に行ったことがあるか。

自分で読んでみて、あれ?と違和感があるところには、

その時代のイギリスの歴史が関係していることも多いです。

 

手に入れにくい本でない限り、みなさんご自身で購入して頂きます。

本屋さんで購入する。

古本屋さんで購入する。

amazonさんで購入する。

と皆さんいろいろです。

オーダーして、本が、イギリスやアメリカから自分の手元に届く時間はとても楽しいですよねおねがい

その本を調べる過程で、同じ作家さんの本が欲しくなったり。

シリーズものならセットで安く購入できることもあったり。

と世界が広がるのもご自身で購入して頂く理由の1つです。

 

 

ただ、洋書を買うときにはいくつかの注意点があります。

 

たとえば、まずは、その本は

 

イギリス版なのか、アメリカ版なのか。

 

国が違うと、

イラスト、表紙が違う。

レイアウトが違う。

単語が置き換えられている。

など、その違いは、とても興味深いです。

クラスでは、その違いも見ていきます。

 

どんな風に単語が置き換えられているのかというと、

最近見た本では、

イギリス版ではchocolateが、アメリカ版ではcandy。

イギリス版ではlift,アメリカ版ではelevator。

などの言葉が置き換えられていました。

単語の違い以上の理由があることもあります。

 

 

イラストも全く違う時があります。

VocBocではみなさんの本なので、好きな方を選んで頂いてますが、

時には、全く雰囲気が違っていて、別の本のようでびっくりします。

 

例えば、ハリーポッターの本などは、みなさんアメリカ版、イギリス版の両方を見た事があるのではないかな。と思います。

最近では、とても大人っぽいイラストが採用されているものも見かけますね。

もともと、ハリーポッターはあきらかに子供さんが喜ぶようなイラストのものと、

大人が持って歩いても恥ずかしくないようなシックな表紙のものがありました。

 

このイギリス版、アメリカ版ですが、

本の値段も全く違うことがあるので、両方調べるといいですよー。

 

同じアマゾンさんでも、イギリスからとアメリカから、日本からではお値段が違います。セールになっていることも多いです。

この場合、送料も必ずチェック。

また外国から配送される場合は、実際にいつ頃自分の元に届くのかチェック。

むこうの本屋さんから配送されてから、さらに2、3週間かかることも多いです。

 

 

 

次の点はとても注意が必要です。

それはその本が

 

編集されているかどうか

 

です。

オーディオブックなどは、編集されているものがたくさんありますよね。

本も同じです。

 

長編小説を短くしてあったり、単語数を限定して読みやすくされている本です。

原作で読みたいと思っているのに、これは原作ではありません。。。。

なかには、表記がわかりにくいものもあり、

値段が安いものが多いので、つい間違って買ってしまいそうです。

 

abridged (短く編集されている)

adapted (読みやすく編集されている)

simplified (読みやすく編集されている)

graded reader(読みやすく編集されている)

 

 

原作のままの洋書は、

 

unabridged (オリジナルのまま)

 

 

などと記入されています。

 

 

こんな風にリライトと表紙に書いてあるものはわかりやすいのですが。

変だなと思ったら、裏表紙をチェック!

 

 

最後の注意点としては、

 

海外から中古本をオーダーする場合、

 

どのバージョンで届くのかわからない。

このイラストレーターの表紙の本だと思っていたのに。。。。

というのがよくあります。

注文時の写真と違うものが来ることが多々あります。

増刷されるたびに、丁寧にリライトする作家さんもいますし。

こだわる方はここも注意ですね。

 

 

洋書好きの方、こちらの記事もどうぞ!

 

お気に入りの洋書が見つかる本屋さん

 

横浜元町でのんびり本屋さん巡り

 

 

フォローしてね