この記事で書いていること

冬のSUPは寒いですよね、実際に私がしている格好で冬の寒さをどう感じるのか書いていきます。

服装については、以下の記事で書いていますが今回は冬に特化した内容になっています。


 私の格好とシーン別の感じ方

まず初めに私が真冬にする格好は体の上から下まで以下のとおりです。この格好でこれなら···という感じで参考にしていただければと思います。


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・頭  :帽子

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・首  :特になし

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・上半身:上下繋ぎのインナー+タッパー3mm

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・手  :特になし

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・下半身:上下繋ぎのインナー+ロングパンツ3mm

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・足  :特になし

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なお、私は比較的暑がりで冬でも厚いダウン等は着ません。スーツの時も特別な寒さ対策はせず、上に長めのビジネス用のコートを着るだけでマフラー等は付けないです。

そのうえで、始めるときから帰りまでどのように感じているか書いていきます。


 出発前の準備〜駐車場

開始〜45分

着替えてからソフトキャリアを車につけます。ボードをしまっているダンボールのケースから出しフィンを付けてソフトキャリアに乗せます。

他にリーシュ、パドルを忘れないように準備してそのまま出発します。この間、約30分です。

最初は寒いですが、準備が終わる頃には体が熱くなっています。上のタッパーは車に乗ってる間は暑くて脱いでいます。そこから車に乗って約15分で海へ到着します。


 駐車場〜海

開始〜1時間

海の駐車場についてまずはボードを下ろします。ソフトキャリアのベルトを緩めボードを車から下ろして、リーシュを付けます。

パドルも出してバッグに荷物を入れて海まで歩きます。ここまで約10分です、このあと海に歩いて行きますが、途中でトイレによって海に着くのは駐車場に着いてから約15分後です。

このときはあまり体も動かしていないので、タッパーを着て丁度よく暑くも寒くもないです。ただ、特に寒い日や風がある日は顔、手、足といった体の外に出ている部分に寒さを感じます。


 海へ出発〜漕ぎ始め

開始〜1時間15分(海に出て15分)

ボードを海に出すとき足の膝下まで海に浸かります。このときは足が少し寒いと感じます。ボードに乗って漕ぎ始めます。漕ぎ始めて約15分は足が冷えたこともあり、また海は風が強くなるので顔、手、特に足はそれなりに寒いです。ブルブル震えるほどではありません。


 海へ出発して折り返し地点

開始〜2時間15分(海に出て1時間)

30分を過ぎた頃から体はぽかぽかしてきます。インナーの中で汗をかいているのを感じます。顔、手、足の寒さもあまり気にならなくなってきます。強いて言えば鼻が特に寒くて鼻水がでるくらいです。

そこからさらに漕いで1時間になると体はかなり暑くなります。インナーの中は汗でぐっしょりです、体温が高くなりすぎているのを感じるためタッパーの前を少し開けて体温調整をします。

なおいつも通るルートは、沖からかなり離れるのでうねりや波がレースボードでは辛いレベルです。ですので、全身を使ってバランスをとって乗っている感じで運動負荷は高めです。


 折り返し地点で休憩


開始〜2時間30分(海に出てから1時間15分)

ここまでいつものルートだと約5.5km漕いでいます。休憩と決めている場所に着く頃には、体温がかなり高くなり寒さが全く気にならなくなっています。

手や足は寒いですがそこまで気にするレベルではないです。ここでは、あまりに体温が上がりすぎているため体温を下げる必要があります。

タッパーを脱いで涼しくなりたいと考えますが、インナーの中でかなり汗をかいているので気を付けないと一気に体温が下がり約15分の休憩で寒さに耐えられなくなります。

ですので、タッパーの前とインナーの前を開けて少しずつ体温が下がるのを待ちます。インナーの性能が高いため、インナーの前を開けなければならないほど暑くなります。


 休憩後の再出発〜復路後の休憩

開始〜3時間45分(海に出てから2時間30分)

休憩後、今度は来たルートの復路です。休憩でかなり体温が下がりますが、ここでまた下がった体温がまた一気に上がります。

復路も約1時間は漕ぎますが行きほどの勢いが無いので体温の上昇は多少緩やかです。復路が終わると約11.0km漕いだことになります。

ここでまた休憩に入りますが、やはり体温が上がりすぎているため、ターパーの前とインナーの前を少し開けて体温を調整します。ここでも約15分の休憩をとりますが体温が下がりすぎないように気をつけます。


 最後の追い込み

開始〜4時間35分(海に出てから3時間20分で終了)

最後の追い込みでなるべく負荷をかけて往復6kmの波がないフラットウォーターに近いところを漕いで終わりです。

ここでは約50分かなり本気で漕ぐのですが、すでに体は疲れ切っているのであまりスピードはでません。ですが、相変わらず体温はかなりあがり暑くてタッパーの前を開けた状況で漕ぎます。


 海からあがる〜駐車場

開始〜4時間55分

海の上では、全体をとおして暑い時間が多く体温調節に苦労しましたが、海から上がるとそうはいきません。

海からあがりボードを真水で洗えるところまではすぐに着きます。そこから5分かけて真水でボードを洗いますがこのときには汗だくのインナーがかなり冷えてしまっています。ここから駐車場までさらに5分で、駐車場に着く頃には暑いという感覚はなく若干寒さを感じます。

やはり汗で濡れているインナーが冷えると一気に寒さを感じるようになります。

ここからソフトキャリアを再度付けてボードを乗せて駐車場を出るまでさらに10分ですがすっかり体は冷えてしまいます。

車に乗れば風もなく寒さを感じるほどではないですか、車に乗るまでは風が吹くと震えるほどではないですがかなり寒く感じます。


 駐車場〜帰宅〜片付け

開始〜5時間30分

家までまた約15分です。車の中で暖房も効くので寒さは和らぎ一時的な安堵の時間ですが、家に着いたら最後の片付けが待っています。

車からボードを下ろしソフトキャリアを外します。その後、ボード、リーシュ、防水バック、パドルをシャワーホースで水をかけて洗いボードの水を拭き取ります。

この後片付けが約20分で最後にボードをダンボールにしまって終了です。

この片付け作業は、かなり寒いです。洗う作業、水を拭き取る作業、どれもあまり体を動かさないので濡れたインナーがどんどん冷えてしまいます。このときは時間的に夕方になっていることも多いですし、さすがに少し震えるくらいの寒さです。


 まとめ

私の服装だと、海で漕いでいる間はとても暑く、海からあがると途端に寒くなるという両極端なパターンです。暑がりなので行きから帰りまで致命的な寒さは感じませんが寒がりの方はタッパーやロングパンツの厚さを5mmにしたほうが良いと思います。

セミドライスーツですと、3mmでも漕いでいるときはもっと暑いです。海からあがった時もセミドライスーツですと寒さにも強いです。ですが逆に暑すぎて暑がりには辛いのと、始めるための服装に書いているとおり、トイレ事情が悩みのタネです。


今回の記事は以上です。あなたの寒さ対策の参考にしてください。