赤い糸、絡ませて。 -19ページ目

こりとり



肩を揉むのが好き。

腰を押すのも好き。

足をグリグリとマッサージするのも好き。



自分にもしますが、人にも施します。


とは言え、Tさんばかりにですが。



Tさんは素人ですが指圧が上手い。

何故そんなに詳しいのか分からないのだけど。


上手いのだけど、彼自身も結構な凝り体質


そんな時は、わたしがグイグイと彼の身体を押す。

この一年で何となくコツが分かってきたらしく、

わたしが自分にする脚のマッサージも加えて。




ここ最近はキビシイ勤務だったので、

遠慮がちにTさんに指圧を頼んだ。



以前、頭痛と軽い吐き気に見舞われた時。

風邪かなあ、と思っていたら。

Tさんに肩を押してもらって、かなり楽になった事がある。


肩凝りで吐き気を催す事に衝撃を受けました。






それで


いつもの様に、肩を解してもらうと・・・





「いだだだだだだだだだ」 (;△;)




痛いです。




「いーたーいー」


「ゔゔゔ」 (←痛いと言うまいとしている)




と、いつもなら痛気持ちいい部分が痛いのなんの。





「お前身体ボロボロやんけ。アホか



Tさんが、凝り固まった身体を解しながら怒った。


元気なつもりだったのだけど。

逆にお疲れだった彼に頼まれて、

肩から腰から脚までグリグリ押してたのに。


身体への反動がかなり出ていたらしい。



「頑張り過ぎや」


仕事を。


確かに、今の仕事を始める前は

ここまで疲労は溜まった事が無かったように思う。



それに加えて、

同じ職位の同僚が、今年末で退職するそうだ。


オフレコですよ、言わないで下さいよ、

念押しされてから、人づてに聞いたのは先日のこと。

半信半疑だったけれど、どうやら事実なようで。



元々営業時間に対して、

決して多くは無かった人員体制。

現時点が、各責任者の勤務シフトを滞りなく組める限界点。


それなのに、減る




(;´Д`)ウワァ


参った。




今回、退職する同僚の穴はかなり大きい。

残された者には、

勤務時間や時間帯に、かなりの影響が出る。




年始からが危険。

自分自身、体力と適応力が弱いのは承知。

だからこそ不安になる。


そんな仕事は早く辞めてしまいなさい、と

Tさんは言うのだけれど。



そんな簡単に辞められないよ、と。


彼もそれはきっと分かっている。








まず始めに、温もりを



携帯の充電が切れるくらいの長電話も

レスポンスの早いメールも



この肌で、触れ合えなければ意味がない。





久々のデートも

並んで手を繋いで歩いても

美味しいご飯を一緒に食べても




この腕で、抱き合えなければ意味がない。





声を混じらせるより


文字を重ねるより


指を絡めるより、も。




ただ、


温かい肌に触れ合って

この両腕で、抱き合えたならそれだけでいい。





言葉や指先の感触は


これがまず、満たされてからだ。






たばこの話。



父親が愛煙家だった為か、

わたしは喫煙者ではないものの

特に煙草に抵抗は無い。



「煙草吸ってもいい?」と聞かれれば必ず頷いていたし、

目の前で煙が立ち込めても、特に気にもならず。



逆に、友達にはアンチ煙草な子が多く、

「彼氏が禁煙してくれない」云々の愚痴や喧嘩話もよく聞いていた。




それでも、ある時期のこと。

体質が変わったのか

それとも、体調が悪く免疫が低下していたからか


周囲に漂う副流煙に、激しく拒否反応が起こったことがある。

気分が悪くなったり、頭痛がしたり、とか。

眩暈というか、頭がくらくらしたり、とか。


その頃働いていた環境が、

ヘビースモーカーばかりの職場で。

その影響もあったのだろうと思いますが。



それはすぐに治まったかに思えたのだけど

今現在、以前に比べて煙草は得意ではなくなっています。


煙たい。

息苦しい。


・・・と感じるようになってきた。



職場の事務所が、

つい最近に完全禁煙になった事が、実は嬉しい。


愛煙家の上司が煙草の煙をもくもくと燻らせる間、

どうにも近くに居ると息苦しくなってしまうので

こっそりとそこから、逃亡していたこともあったし。




ちなみに、

同僚のとある女の子が吸っている銘柄は別格。


煙がお香のような匂いなのです。

漂う煙のその匂いで、

姿を見なくても、其処にその子が居るだろうことが予想出来る。


ほんと、煙たくない。
苦手な人は苦手かも知れませんが。




ちなみに、わたし自身は煙草が合いません。

Tさんも苦手な人で、どちらかと言うと嫌いらしい。


なので、座るのはいつも禁煙席。




Tさんは吸わない人だけれど、

職場や居酒屋だとかで、

時々、服に煙草の匂いを付けてくる事もある。


服に付いた煙草の匂いは嫌いじゃない。



いや、むしろ好き




矛盾しとる。



普段付く筈の無い匂いが

彼の服とか髪から漂うことが

それがまるで「知らない人」のようで、変な感じがする。



そんな時は、(*´Д`*)ドキドキ です。




悦。


わたしは自分の気持ちを言葉にするのが下手である。



不器用とかの次元じゃないですよ。



「好き」って言葉知っとるか?

ちゃんと発音も分かってるか?


と言われても仕方ない。うん。



雰囲気と、勢いと、手助け(重要)がないと出せません。

なのでせめて態度に出そうと気をつけている現状。

実際のところは効果があるのかどうかは不明ですが。




1年経ってもこんな感じのわたしを見て

ある時Tさん



「テツカが言葉に出来ないのは、

 自分の気持ちを相手に伝えることが

 どれだけ自分も 快感 を感じられるか、を知らないからだ」



・・・と言われた。



か、快感??



確かに、思い出してみると。


惜しげも無く、そういう言葉を口にした後は

わたしが嬉しいのは当然だろうけれど、

Tさんも同じく悦に入っているように見える。



日頃から、


どうしてこの人はこんなにも

スラスラと気持ちをストレートに言えるのかな、


と思っていたのだけど。



それが快感になる、と言われて少し納得。



彼は「好き」の言葉が

放った相手にだけじゃなく、

放った自分にもイイ気持ちを与えることを知っている。


だからそんなにも言えちゃうわけなのね。




そう考えると、

何だか言えそうな気がしないでもない。かも。




無くなっちゃった。



仕事で面倒な事態に陥ってしまい、

原因究明に白熱していたら、いつの間にか終電を逃してしまった。



初めてナリよ。 。(´д`lll)





意外と、交通機関って呆気無いものだとシミジミ思う。

え、もう無いの??、みたいな。



到底歩いて帰れる距離ではなく、

どうしたものかー、と事務所で呆けていると。



視界に入った自分の携帯。





(´・ω・`)ノ




あ。


今、都合良すぎることが思い浮かんだ




だめだめ。

忘れよう。




ウダウダしていると、夜勤担当の上司が

「どーすんの??」

とか言ってくる。

何だよもー誰のせいだよー(自分の責任ですが)





「帰れなくなった時は連絡しろ」




少し前に聞いたTさんの言葉が思い浮かび、

でもそれって都合良過ぎるよね、と思いながらも。


結局、電話をかけてみた。



深夜と言うには、まだ微妙な時間帯。





電話に出なかったら、諦めよう。

そうなったら、

店舗の片隅ででも寝かせてもらおう。



繰り返すコール音。



あ、やっぱ出ないか。



と思ったのも束の間。





「はい、どうした?」





デタ。


出ちゃったよ。

しかも寝起きっぽい。



「ご、ごめん寝てたよね」

「いいよ、寝といて。起こしてごめん」



お前が動揺してどうする。



しどろもどろに答えながら、

何かあったのか、と引き下がらない彼に

ようやく「終電無くなっちゃった」と言うと

「あー、分かった行くわ」と即答。



迎えに来させてしまった。

自宅から。

寝てたのに。



orz


すんませんほんとすんません。





以下、そんなわけでTさんを待つわたしと、

これから勤務の上司との会話。



「どっかその辺りで寝るか?」


「帰りますって」


「は?どうやって帰んの」


「いや、ちょっと、叩き起こしまして・・・・・・ごにょごにょ



「あ。お迎えですか??(・∀・)ぷぷ♪



「まあ、その、明日早いのに、スイマセンみたいな・・・



その後の、上司の表情が何とも言えない表情で。





Tさんに会ってから、何度と無く謝り続けていたら

「何言っとんねん、お前***ぞ」

と、規制の入るような言葉で怒られました。

駐車場脇の自販機で缶ジュースを買って、お詫び。


「迎えに来て欲しい」とは、最後まで言えなかった。


甘えた行動に出ながらも、

甘えた言葉は出せないこの天邪鬼っぷり。


でも帰る手立てが無いと分かっているから、

Tさんが来ないはずも無く。



まー、セコい。




とにかく、あれですよ。

終電には気をつけましょうね、ってことです。