消せない
仕事中のこと。
ふと、事務所の監視カメラ越しに見えた背格好。
それが、懐かしい人にとても似ていた。
あまりにもそれがそっくりだったから、
目にした瞬間、
心臓が鷲掴みにされた感覚がした。
まさか、まさか、あの人なんだろうか。
早鐘を打つ鼓動と、思考が鈍っていくのを感じながら
わたしはモニタに釘付けになった。
あの頃、彼が「よく行く」と言っていた場所。
今のわたしは、その場所に関係する仕事に就いている。
よく似たその人影を見た瞬間、
そんなことを唐突に思い出してしまって。
それが、あの人であるわけがない。
そう思いながらも、やっぱり気にせずには居られず。
後でこっそり確認してみた。
当然のことながら、全くの別人だった。
ほっとした。
嘘、
がっかりした。
彼のような背格好の人はいくらでも居る。
そんな人を視界の隅に捉えては、その度に同じ事を思う。
わたしはいつまで、あの人を引きずる気でいるんだろう。
もうすぐ二年経つ。
あの頃から、わたしは変わった。
自分を愛してくれる人と、やっと出会えた。
だから、
自分を通り過ぎ、去って行く人に縋る自分はもういない。
いないのだから。
消えてくださいと思っても、きっとそれは無理。
どんな始まりだろうが、どんな結末だろうが。
この先ずっと、消せやしない。
それならば、
せめて心の奥底で、静かに眠っていて欲しい。
彼の記憶が目を覚ます度に、足元に雫が落ちるのです。
この感情は、一体何だろう。
時差ボケ
三箇日を過ぎてから初詣に行ってきました。
有名神宮でも、人が疎らでよろしい。
おみくじを引いたら小吉。
しかも、小吉の割に良い事が全然書いてないじゃないか。
という事で、木に括りつける。
ちなみにTさんは大吉。何だか悔しい。
さて。
お正月っぽさのないまま、明けてしまいました。
特番とかも殆ど見ていなかったし
睡眠と仕事の二交代で、
実感がとんと湧かなかったように思う。
参った参った。
極めつけがコレ。
初詣に行った時、ぼーっとTさんを待っていて
ふと我に返り、
あれ?なんで此処に居るんだっけ?
と思い、
・・・・・・。
・・・お!そうだそうだ、お正月だっけ。今。そういえば。
とか、言ってます。
Tさんには「末期症状やな」と言われてしまった。
そんな風に仕事に感けていられるのも、今月迄。
会社の方針で、今の職場は終了が決定。
色々思うところはありますが、
実際、この結末に安堵してるのも本音。
新年
あけましておめでとうございます。
昨年は色んな方と、
ブログを通して交流を持つ事が出来ました。
今年もよろしくお願い致します。
さて、大晦日。
年明け1時間前には、無事に仕事上がりになり、
職場の前まで来てくれていたTさんと合流し。
何処かのカウントダウンイベントでも行こうか、とは言いつつ
落ち着くのは彼の家ということで、そのまま直帰。
彼の部屋に上がると、
コタツの上に、缶ビール2本と蜜柑が一つ。
今年もお疲れ様でした、とひとまず乾杯しました。
年越しの瞬間は、「ゆく年くる年」を見ながら迎えることに。笑
翌朝も特に時間に追われることもなく
ゆるゆると過ごしてから、職場まで送ってもらい、出勤。
初詣はまた後日、一緒に行くこととしました。
こんなにも のんびり とした年明けを迎えられるとは、予想外。
一緒の布団で眠れることがシアワセだと思った本年初日。
今年も良い年でありますように。
ナナメな日
望んだ言葉を、求めずに得ようと思うのが
そもそもの間違いだとは思うけれど。
それでも、やっぱりイライラ。
「じゃあ、年末も年始も会わないって事で良いんやね?」
気付いたら、こんな言葉を口にしていた。
年末前の電話にて。
「なんでそんな言い方するん」
「何も言ってくれへんからやんか。会わないんでしょ」
「だってテツカ、31日も夜まで仕事でしょ?」
そうですよ。
年明け直前まで仕事です。
元旦だってそうです。
Tさんも知っている事なのだから、
わざわざ確認しなくてもいいじゃないか。
更にいら。(-_-メ
この日、とても腹が立っていたのです。
原因は他でもない、仕事のことで。
見通しが立たない八方塞がりの状態、
それでも時間は止まってくれない。
「仕事だよ。次の日もそうだよ」
「何時に終わるかだって、分からないし」
「分かんない、全部。分からんもん・・・!」
分からない、という事が
更にわたしを不安にさせて、イライラさせていた。
感情が治まらず、考える事を放棄して現実逃避。
こんな時、どうでもいい病が出る。
今回はかなり重症。
それをTさんも感じ取ったのか、
その話題から少し離れて、関係ない話をし。
少し落ち着いてきた頃に、また大晦日の話に戻る。
「俺が仕事終わったら、
迎えに行って、仕事終わるのを待ってるから、
一緒に年越ししよう。
それで次の日、テツカを仕事に送って行く時に
地元の神社でお参りして行こう。
そうしよう?31日迎えに行くからな?」
途中、わたしは「ん。うん。」と相槌を打つだけで
これはTさんが決めた年越しプラン。
でもそれは充分過ぎるくらい、充分だ。
彼の仕事納めも31日で、
職場で納会があるらしいので
「いいやん、飲みたいでしょ。飲んでいいよー」
と言っても
「いらんし。テツカと年越すからいいの」
「で、一緒に年越し酒しよう♪」
と言って譲らない。
それならお言葉に甘えて、
Tさんには申し訳ないけど職場では禁酒してもらおう。
仕事終わり、車をかっ飛ばして帰れば
二人でぬくぬく、年越しを迎えられるかも。
・・・と、話していたら、ちょっと気持ちが上向いてきた。
彼に頭を撫でてもらえば一発だけど
それが出来ないうちは、何とかこのまま進んでみよう。
あ。大阪、初雪ですってよ。
年末年始のご予定は
あぁ。
勿体ない。
勿体無さ過ぎて、もったいないオバケが出る。
昨日は定時きっかりで仕事を上がったのです。
何処かふらふら寄り道をしようかな、とか
本屋さんでも覗いて行こうかな、とか
色々とその後の予定は浮かんだものの、
帰り道の服屋さんに寄っただけで、そのまま直帰。
ふと、Tさんが今日は仕事が早く終わるかな、と
そう、ピーンときた。何となく、ですが。
思ったものの、事実それっぽい連絡も無いので、諦め。
特に急いで帰る用事も無いのだけれど、
そそくさと電車を乗り継ぎ家路についた。
そうして、19時頃。
いきなりTさんから電話があり、「もう帰っちゃった?」と。
( ̄□ ̄;)!!
ヤラレタ。
予想が当たっていたよ。
すんません
もう帰っちゃいました・・・・・。
「そっか。うん」
「今仕事終わったから」
「もう家やろ?ごめんごめん、ありがと」
とても、残念がってる声で。
がっかりしてる感じが伝わってきて、
今から家を出て、そっちに向かおうか?って言いたくなるくらい。
珍しく早く仕事終わったから、帰り道に合流して晩御飯でも。
・・・と思っていたんだろうと。
正に、わたしが感じていた虫の知らせそのまま。
orz
すごく申し訳ない事をしてしまった感が拭えません。
そして勿体無い事をした。
年末年始の予定。
わたしは3日まで午後~終電の勤務が続く。サービス業の宿命。
Tさんは元旦だけお休みだそうで。
休みが合わない。
仕事の時間が微妙過ぎて、アフターは厳しい。
そんな中、せっかくのチャンスだったのに。
もしや、クリスマスで会い納めとなってしまうのか。
その気になれば、
休みが無かろうが、時間が微妙だろうが
Tさんの誕生日の時や、(記事 )
1年記念日の時(記事 )みたいに
何とか空いた時間を調整して、何とかなるとは思うけれど。
さて。
どうなる、この年末。
あ。大掃除しなきゃ。
明日は今年最後のお休みです。