赤い糸、絡ませて。 -16ページ目

ノミの心臓でもないが


少しばかり、怖い目に遭いました。

つい先程。

本日、20:30過ぎのこと。



社員ですし、責任者だからね、

小娘だろうが何だろうが

怖かろうが危なかろうが、やらねばならない事もある。


挙動の怪しい顧客と、軽くトラブルがあり

自分を含め下のアルバイトへの危険を感じたので、

初めて お巡りさん を呼びました。


いやー、5人くらい来ましたよ。

来過ぎだろ。とツッコミしたくなるくらい。

さすが大阪。(違。



毅然とした態度を取ってたつもりですが、

警察の方が来て、安心して気が抜けた途端に

手が微かに震えてるし

冷や汗みたいなのが出てくるし。

落ち着け、自分。


「ああいう人って、危ないよね。

 出待ちとかされて襲われそうだよ。」


なんて、バイトの子と言っていたけれど

それってあまり冗談になってない。


そんな事をしない雰囲気でもないのだ、その人。


隣にお巡りさんが居るのに、

濁った目で睨んだようにわたしを見て

「警察なんて呼びやがって」と言わんばかり。


無銭飲食未遂の分際で何を言うかコヤツは。


・・・とか思いながら、

勢いで殴られると怖いので

お巡りさんの影に隠れておりました。



いつもの終電前の帰り道だと、

わたしは1人で駅まで歩く。

確実にあの人に顔を覚えられているだろうし。


怖すぎるこの状況。

闇討ちとか、お礼参りとか。


怖。



けど、大丈夫。


今日は幸運にも、Tさんが帰りに迎えに来てくれる。

いきなり昨日決まったことだったけど、

まさかこんな事になるとは思っても無かった。


安心してお仕事上がれそうです。



一件落着したらお腹が空いてきたカモ。(食べてないので






欠けていること。


続き。



「恐らくこのままの状態では、無さそうですね。

 まあ、今はこの状態で。

 将来子供を望むときに、考えましょう。」


深刻な素振りは見せず、先生が言う。

遠まわしな言葉でも

出来ない、という事実を目の前に突きつけられた事は

結構、ショックでした。



少し前に、

わたしが病院に通っている理由を聞かれた時に

自分の現状についてTさんには話してある。

それ以来、以前にも増して

生理の時にはTさんが気を遣ってくれてるようだった。



その日、会う約束をしていたので

気分が晴れないまま、準備をし彼の車に乗る。


「病院、異常なかった?」

心配してそう聞いてくれるTさん

何と伝えようかと考え、返事を濁してしまった。


けれど隠しても仕方が無いと思い、

今日の診察で分かったこと、今後のことを伝えた。


すると

「出来ないわけじゃないんでしょ」と、彼の返事。


それはそう。

機能不全なのは確かだけど、

薬で少し助けてあげれば何とかなる。恐らくは。


これに関して、Tさんはとても前向きで

わたし自身が心配していたほど、

問題は重たいものでなかったのかなと思った。


そう、産めないわけじゃない。



ちなみに、

前述の<排卵誘発剤>というもので治療を行うと

一般の自然妊娠に比べて、

双子や三つ子が生まれる確立が跳ね上がるそうです。


双子の母かぁ。(妄想。


Tさんは知らないだろうけど、

コレを言っても多分喜ぶだけだな。うん。


なんて、思ったりしてます。




女として、


少し、シリアスな話。


先日、病院の定期検診の日だった。



以前、書いた通り(記事はこちら

わたしは<婦人科>に定期的に通っています。



初めて婦人科へ行ったのは、中学生の時。


女の子の二次性徴期によくある腹痛が酷く、

母に連れられて行ったのが最初だった。



その次は社会人一年目。


突然、異常なほどの腹痛に襲われて救急車に乗った。

けれどその時は結局何が原因かが分からず、

後日、診察を勧められた婦人科で判明した。

こちらは薬の服用で完治しましたが。


と、こんな感じで意外と通院歴は長かったりする。



そうは言っても、

仰々しい治療を受けてるわけではないです。


毎日、基礎体温を付けて

月5日間だけ、ホルモン剤を飲む。


それだけ。

生理不順の改善のような感じ。



いつもなら問診だけで薬を貰って帰るのだけど

ずいぶんと長い間、内診を受けていなかったので

念の為、今回は癌検査も含めて診察を受けた。


診察が終わり、先生が言う。


「今は、このまま定期的に薬を使っていきますか」

「将来的には、その時に治療法を選べばいいですから」


形にばらつきのある基礎体温表と

超音波写真に写った

わたしの身体がどんな状態であるか、物語っていた。



そう。

自然妊娠は、難しいということ。


それが現状。

ずっと、知りたかったことだ。

知りたかったけれど、聞く勇気がなかなか出なかった。


不可能では無いけれど、可能性は他の女性よりも低い。

受胎に不可欠となる、排卵が認めにくいらしい。

先生が言うには、

ホルモン剤の服用を止めれば、生理も止まるだろうと。


将来、子供を望むときに

<排卵誘発剤>を使って、無事に排卵が起これば良し。

それがダメなら、更に不妊症の治療へ。



そうですか。と

平然とした様子で先生の言葉に相槌を打っていたけれど

頭の中では色んな事がぐるぐる回っていた。


予想はしていた。

でも、実際にそうだと言われたら、どうしようもない。


しばらく、放心状態みたいになる。

色んなものが、ばらばらと崩れていくように感じた。




実はその日、

病院から帰った後にTさんと会う約束をしていたのです。



長くなりそうなので、続きます。

まだ、恥。


Tさんを知っている友達の前では、

彼のことを苗字で○○さんって呼ぶ。


付き合うまでは、Tさんに対してもそうして呼んでいた。

彼の苗字はとても呼びやすい。と思う。


今は、名前で。


・・・そんなに、呼べてはいないのですが。


以前に記事にしたこともあったけれど、

決して呼びづらい名前じゃないのに

どうしてか、なかなか彼の名前を口にする事が出来ない。

名前の一文字目が、喉で引っかかってしまう。

「さあ呼んでみよう」と声にしようとした瞬間に

恥ずかしさと照れ臭さが入り混じって邪魔をするのです。


苗字で呼んでいた期間が短くもなかったので、

未だにそれが染み付いているのかも。


そういえば、

小学校の頃からの友達にも、そんな子が1人居ます。

始めが苗字呼びで、長い付き合いのうちそれが定着してしまい

未だに××ちゃんと名前で呼べません。

これからは名前で呼ぶね、と公言したにも係わらず。


ある意味これは癖なのか。




同じ呼び名の話で、もうひとつ。



友達との会話の中で

Tさんの呼称を苗字の○○さんとする時には

ごく自然に言葉が出てくる。


一方、会話する相手がTさんを知らない場合。

一般的にそういう時は

「うちの彼氏が」という言い方をするだろうけど

わたしは、それが物凄く恥ずかしい。


何だか、照れてしまう。

「彼氏」という言葉に。


そういう時は、「知ってる人」「友達」と言葉をよく濁す。



「彼氏がね」「うちの彼女が」と、当たり前のように

その呼称を会話に出せる人達をちょっと尊敬する。

紳士と淑女

ふと思い出したこと。



Tさんと初めて会った日。

コンビニの前で待ち合わせをして

近くに停めていたTさんの車に乗せてもらったんだった。


「初めまして○○です」

「待たせてごめんね」


そんな簡単な言葉を交わしてから、

車に乗ろうと思ったら。



わたしがドアに手を掛ける前に進み出て、


Tさんが助手席のドアを開けてくれた。


それが、本当にほんとーに、自然な動作でなされた。

予想しない彼の行動に、少し戸惑った。悪い意味ではなく。



え、そんな事アタリマエじゃん。

とか思う方もいるかも知れないですが、

わたしはこの時が初めてだったのです。


Tさんを紹介してくれた友達への報告でも

この話には花が咲いております。



Tさんの紳士説はここから始まったと思う。




あの時すごくどきどきしてた。

女の子として扱われてる感じが、くすぐったいけど心地いい。

今まで会った事のない男の人だって思った。



そう。

今もそれは、変わらない。


わたしが好きなのは、この人なんだ。