赤い糸、絡ませて。 -18ページ目

二度目のクリスマス


メリークリスマス。ヽ(*・ω・)人(・ω・*)ノ


朝、出勤するTさんを見送ってから帰宅です。



24日のイブ。

仕事休みでも無いのに、二人でクリスマスができたことに感謝。


Tさんへのプレゼントは、実はもう渡してしまっていて

昨日は、わたしだけがプレゼントの袋を抱える事になった。



イブはTさんが仕事の為、会えるには会えるけれど

プレゼントを買う時間までは無い、と聞いていたので。

数日前に、二人でお互いが欲しい物を一緒に選びに行ったのです。


お気に入りのジーンズがついに破けてしまい、

以前から「新しい物が欲しい」と言っていた彼。


あれでもない、これでもない、と言いながら

メンズ物のショップを何件か覗いて、

結局落ち着いたのは、定番ブランドの一本。


これがまた、色合いも良し。

ステッチの色も何だか可愛い。


本当なら今夏の彼の誕生日に贈るつもりだったのに、

それがクリスマスプレゼントとなってしまいました。笑



わたしへのプレゼントはと言うと

最初は「何でもいい」と答えていたものの、

ふと思い浮かんだ物があったので、そのショップへ直行し。

陳列棚に並ぶ鞄達の中から、

一際目を引く可愛い子を見つけてしまい。

優柔不断なわたしには珍しく、即座に決定。


けれど、その段階ではプレゼント候補としての扱いだったので

購入には至らず、他の物も見て歩くことに。



その後、もう一度最初の店に戻ったのですが

なんとまあ、あの子が売れてしまっていまして。

その店舗ではもう在庫が無く、

しかも全国の店舗でも数個しか残っていないとのこと。


がっかりしつつも、店員さんに他店舗へ問い合わせてもらうと

日頃の行いが報われたのか(待て)、一つだけ残っておりました。

東京から送ってもらう為、後日引渡しになるらしいですが。

それが24日で、正にグッドタイミング。



イブの日に、店に立ち寄って受け取る事にして

その日はTさんへのプレゼントだけ購入し、

そのまま渡してしまったわけです。


今思えば、やっぱり一度わたしが持ち帰れば良かったか。

ラッピングしたかったなぁ。


とか、ほんのり後悔しております。



そうして当日、予定通りわたしへのプレゼントを受け取り、

急遽予約したディナーも美味しく、

電車で移動したので、二人してお酒も愉しむことが出来て。

その後、Tさんの家に泊まったのは予想外でしたが。



去年は割かし趣向を凝らしたクリスマスでしたが、

今年は慌しいものの、これが結構居心地が良かった。


時間が限られているから、その分濃い。



余韻に浸るのは、家に帰ってから。です。



プレゼントの袋から

無事わたしの手元に届いた可愛い子を取り出して、

眺めて触って、はにかんでおります。


冬も春も使い倒してやる。



蓋を開け、何が見える?



珍しくお互いの仕事終わりの時間が合ったので

いつもの場所で合流し、Tさんと忘年会をした。



久しぶりにTさんと杯を酌み交わし、

ほどほどに酔いも回って、やたらと饒舌に。


色んな話を聞いた。

色んな話をした。


そうして何を思ったのか、

去年の夏頃の話を、わたしは口にしていた。



2005年初夏。

Tさんと出会ってすぐの頃。出会う前。



あの頃好きだった人が居たこと。

でも、その人を諦めようと必死だったこと。

それを知った友達が、Tさんをわたしに紹介したこと。


何故だか、その時期に

複数の殿方から好かれていたらしいこと。



特定の人に片思いをし始めると、

やけに他の殿方との交流が増えたり、

時には好意を寄せて頂ける事が多くなります。

これ、昔からのテツカジンクス。

でも本人、想い人以外は一切興味が失せてしまうオチ。実りが無い。



その話の合間に、

「その人のところに行けば良かったのにね」

なんて、相当失礼なことを言う彼。


俺と天秤に掛けてたのか、の言葉には言い返せなかったけれど。

言い方は悪いけれど、結果的にはそうだ。


なのに、終始にやにやして聞いているTさんが。

・・・何だかむかつく。(本音)



なので。



「ああ。あの子、今頃何してるんかな・・・」


といつものように、冗談混じりに

昔の女の子に思いを馳せるTさんに対抗して



「あの人、何してるんかなあ。元気かなあ」


と、普段なら絶対言わない言葉を吐くわたし。




程度の低い争いだこと。




そこで、ふとTさん



「テツカさ、そんな話を俺にするのは」






「俺に妬いて欲しいからやろ??」(・∀・)ぷぷ♪


「いやー可愛いなー、そんなん」





Σ( ̄□ ̄;)





「ち、違うわ!思い上がるんじゃありません!」



と、最後まで否定していたけれど

実際は図星なのかも。


確かに

Tさんは冗談であっても

そういう事を口にして、わたしを不安にさせるのに、

逆にわたしは、全くそういう類の話をしないので(したくないので)

彼は油断してるんじゃないか、とか。


思ってたのかも知れない。




ただ、あの人のことをTさんに言えて良かった。

ほんの僅かな事だけでも、口に出来たのは大きな収穫。


奥底で、その存在はまだわたしの心の裾を掴む。

早くその手を離してくれるように、わたしは口を開いたんだろうか。



でも、少しばかり喋り過ぎたのかも。

ま。こんな時も良いでしょう。





それでは皆様、良いイブをお過ごし下さい。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆


きらきらひかる



クリスマスが近いですね。

今年、西の地ではホワイトクリスマスは期待出来なさそうです。

初雪はまだか。

というわけで、

Tさんと二人で夜景を見に行きました。


神戸ルミナリエが最終日だったので

最初はそれを目当てに家を出たのものの・・・


向かった先は、六甲山。



六甲山は、去年にTさんと来た場所。

お友達な二人から、晴れて恋人同士になった所。


あの頃はまだまだ打ち解けていなくて、

わたしはTさんに敬語を使っていたし

長い車中での空気を、少し持て余していたりした。


突然、「行きたい所がある」と

目的地も教えずに、連れて行ってくれた14ヶ月前の夜景。


どきどきしてました。

うん。色々と。



そんな事を思い出して、

懐かしいね、とか言いながら

ぐねぐね曲がる山道を、車で登った。


酔う。。



そうして到着したのが、

摩耶山の掬星台(きくせいだい)と言う場所で。

日本三大夜景の一つに挙げられているそうだ。


去年は此処までは登ってこなかったので、

今年初めて見る、関西ナンバーワンの夜景スポットとやらに

少々テンション上がり気味なわたし。


少し曇ってはいたけれど、

それはそれは綺麗な風景でした。


Tさんも、掬星台には何度か来た事があるけれど

晴れて、空気が澄んでいる時の、

夜景が一番綺麗な姿を見せるタイミング。

・・・で、この風景を見たかったそうだ。

惜しいな、と悔しがる彼。

じゅーぶん、きれいなんですけどねえ。

その一番夜景の美しいタイミングでは、

Tさんまだ誰ともこの夜景を眺めた事が無い そうなので

それは今後に持ち越しです。

いつかばったり出遭えるといいな、二人で。

その後、六甲山を下ってから神戸に向かったものの

間に合わず、ルミナリエ消灯。

さよならまた来年、です。

欲張りはいけませんね。やっぱり。

※摩耶山・掬星台の夜景についてはコチラ

オキニな人



まじまじと、わたしの左手の方を見て


「あれ、それって二つ無かったですか?」


と言った、職場のアルバイトの男の子。



見つめる左手にあるのは、

2ヶ月ほど前にTさんから貰ったペアリング。




秋まで嵌めていたのは、シルバーの幅の太めな指輪。

Tさんが失くしてしまったので、

予定外に新たに購入したペアリングの二代目は

以前の物と趣向が全く変わった、ピンクゴールドの細い指輪。


これだけデザインが違うのに。


二代目に変えてからと言うもの、

今まで 誰一人として そこに触れてこなかったのですよ。



この二ヶ月間。


親でさえも。笑



おいそれと触れる事でも無いのですけどね。




それをいきなり、「二つ(指輪)あるでしょ?」と言って来た彼。


一緒にいた他のアルバイトの女の子も、

それを聞いて「あ、ホントだ!」と変わっている事に気付いたらしい。

(気付いたって事は、一応覚えてたんだなあ・・・)



「よく覚えてるね」と驚きながら言ったわたしに、

「でしょー?覚えてますもん、僕」と答える彼。


何故か、得意げ。




このバイト君は面白い。


わたしより年下だけど、要領が良くてカシコイのだ。

多分、将来何かをやらかすと思えてならない。


けれど、その一方でユーモアの塊のような子。

一緒に仕事をしていると、話がどんどん逸れて行く。



私が前髪を切ったなら、

一ヶ月経とうが会う度に「あれ?あれ?前髪切りました??」と言い。

いきなり面と向かって「好きです。」と言って、

人があわあわと同様する様にほくそ笑んだり。


要はイタズラ好きな輩。

でも憎めないような子だったりするのです。


こんなが欲しいなあ。



・・・なんて、珍しい事を思ってしまう。




上司とのやり取りに憔悴し切っても、

それでもバイトの子達と仕事をすると、気分が上向く。


元気を貰ってます。彼らから。

最近それをひしひしと感じています。


そんな事は実際口に出さないですが。恥ずかしいから。





悪癖


呆れ果てて物も言えないような

怒りを通り越して、嘲笑ってしまうような


そんな心境に陥ってしまう時がある。




何を言われても、上の空の返事。




「テツカが怒ってる」


「怒ってないよ」



このやりとりを、何度したことか。



なんでどうして俺何か悪い事した?、と。


わたしの気分を害してる原因を探ろうと

あれだろうか、これだろうか、と

Tさんは何度も原因とおぼしき事を挙げていった。


けれどそれは、的外れな事ばかり。

そうじゃないよ、とひとつひとつ訂正していくのも煩わしく。

抱きしめられても、その背中に手を添わす気になれず。

心配する彼の言葉も、耳から入り出て行くだけ。

心を動かすこともなく。



「怒ってる?」



いや、怒ってない。

怒ってない…けど。



何があっただろうか、この日。



休日なのに、職場に寄ったから?

行きたい美容室が何処も予約で一杯だったから?

ランチがあんまり美味しくなかったから?


無理やりに休みを入れたクリスマスの二日間、

元々休みだったTさんが仕事になったから?


雨が降っていたから?


来期からの仕事が不安だから?




挙げればキリが無いような気もするのだけれど。




虫の居所が悪かった。からだろうか。


色んな事が重なり過ぎた。

普段は平気で流せる事が、全部心に引っかかる。




感情の起伏が影響してか、

自分の体温がやけに高いのが分かった。


Tさんが、わたしの手に触れたり、頬に手を当てたりして


「熱っぽいぞ?

 風邪引いたんかな・・・寒い所で待たせたから。ごめん」



謝る彼。

謝らせている自分。



ああ、何してんだろう。



ふと思った。




少し経って、気持ちが落ち着いてきたのか

普段通りに彼に話し掛けるようになった。

すると、


「やっと喋ってくれた」


嬉々としてそう言った彼。



「何処行ってたん?」


「どっか・・・遠いところ」



遠いところに。


平熱に戻った低い体温を、

彼の手に温めてもらいながら、答えた。




わたしには時々、こういう時がある。