うつ病復職支援センターでの講義の帰り、電車でブログを書いています
以前は、電車もこわく、クリアした後も各停しか乗れていない私でしたが、今は特急で名古屋まで仕事に出ています
支援センターさんは、卒業される方もいらっしゃれば、新しく入ってこられる方も。
そこでは3年以上プログラムを担当させていただいていますが、みなさん気軽に声をかけてくれ、身体のことを相談していただける関係に毎回嬉しく思っています
そこで今日は血管の話もしてきました(^^)
血管は交感神経が優位なときにキュッと収縮され、副交換神経が優位なときに拡張されます。
収縮されれば、血圧が上がり、血糖が上がり、メラメラやる気がでてきます
血管収縮は大事だけど、収縮時間が長いと、身体の不調につながります。
血管が収縮されていると、血流の中にある痛み物資(血栓中のセロトニンなど)や炎症物質、ホルモンもあまり運ばれず、痛みが感じにくかったり、不調を感じなかったりします
ただ、家に帰ったり、ホッとしたりして、副交換神経が優位になり、血管が拡張されると、一気に血液が流れ出し、痛み物資なども作用するようになります
職場では平気だったのに、家に着いた途端頭痛が始まったり、大事な仕事が終わった途端不調が出てきたりするのは、そのためです
自律神経が整っていて、血管の収縮と拡張が繰り返し行われていれば、拡張によってドバッと不調物質が流れ出ることはありません。
ただ、普段ストレスを多く感じていたり、身体を冷やすものを食べていたり、運動不足があったりすると、血管は長くキュッと収縮しがちで、それに伴って血流もダウンしがちです
胃腸の血管も影響されるので、胃や腸の症状もでます。
また、頭痛薬などの痛み止め薬も、血管をキュッとさせることや炎症を止めちゃうことで、痛みを抑制させています。
頭痛薬を飲んでいる方は多いですが、結果的に長時間血管を収縮させているので、飲まないときに痛み物質や炎症物質がドバッと出て、頭痛やだるさ、胃の不調を起こしやすいです。
それだけ痛み止めで、血管がキュッとなっていたことになります。
私の場合、5時間ぶっ通しで高速道路を運転したことがあり、その翌日、頭痛、充血、発熱と炎症反応がドバッと出ましたそれだけ5時間の高速道路運転は血管がキュッとしっぱなしだったんだなーと実感しました
「ぶっ通し運転なんて、無理なこともうやめてね!」と身体が教えてくれたようでした
寒暖差が身体にとってストレスになりやすい季節、温めてくれるものをゆっくり食べるといいですね