胃の不調で考えられる原因 | 機能性ディスペプシア・逆流性食道炎から解放/胃と向き合ったら人生豊かになった

機能性ディスペプシア・逆流性食道炎から解放/胃と向き合ったら人生豊かになった

ストレスや自律神経からの吐き気や胃痛が続く機能性ディスペプシア。胃に向き合って、根本治療!身体も人生も変わる。
管理栄養士 × 内臓ケアコーチ×心理カウンセラーが綴る、身体のコントロール術。

管理栄養士でありながら、今は整体の勉強に力を入れています顔 今までたくさんのメンタルヘルスから起きる身体の不調がある方をみてきて、やはり「食事やサプリメントだけでは治りきらない症状がある」ということに頭を抱えていました怒り怒り

 


ある程度は栄養素をプラスすること、過剰だったものを減らすことで”元気”にはなるんですよね。ただ、あと一歩、もうちょっとモヤモヤした部分を晴天にしたい緑緑それには、身体の歪みや筋肉の付き方からアプローチする必要があるなぁとからから

 

プロに教えてもらいながら実技と知識両方から学んでいますハーイ

 

 

今日は多くのクライアントさんが嫌な症状として言われる「胃の不調」について書いていきます。

 

吐き気

チクチクする胃の痛み

食欲ダウン

胃がカチカチになる感じ

胃のもたれ

 

など、どの症状も起きてほしくないものです。

 

 

特に胃の症状が起こると不安につながる方が多く、発作の誘発にもなる場合もあります。

 

それだけ、胃の症状は不安を引き起こしやすいんですよねうぅ

 

 

だから、逆に胃の調子が良くなり、何でも食事が美味しいと感じたり、食欲が出てきたりすると、気持ち的にも落ち込む頻度が減り、不安も和らぐケースが多い感じがしますさくらんぼ

 

 

 

私が考えられる胃の不快感の原因として

①胃粘膜の炎症

②胃酸の過不足

③自律神経(ストレス)による胃周辺の血管収縮

④胃腸の筋肉の硬直

⑤神経過敏

⑥脳の神経伝達物質の過不足で食欲がダウン

 

があるかなと思います。

 

①②の場合、そんなに症状は長引きません。胃の粘膜の細胞は再生しやすいものだからです。ただ、炎症がずっと引き起こりやすい身体になっている場合は粘膜の炎症が続き、胃には不快な症状として出続けます。

 

 

③④の場合は、長引く方、もしくは「小さい頃から胃腸が弱かった」と申し出られる方の原因に多いです。もともと緊張が強い方で、それにより自律神経も影響されやすく、血管収縮が起き、胃腸機能がダウンします。それに伴って、胃腸の筋肉はカチコチになっていて、胃腸が動きにくい状態になっています。

 

 

そんなときは、ウォーキングやジョギングなど有酸素運動を続けてても、あまり効果がなく、胃腸の筋肉を刺激する運動を取り入れることが必要です25(☆)そして、食事からのアプローチでは何ともできない自律神経を整えていく必要があります。

 

 

⑤の神経過敏は、胃と脳を結んでいる神経が過敏になっている状態です。細胞膜の状態や血流にアプローチしていく必要がありますSmile1

 

 

⑥は、体内に栄養不足があり、脳の神経伝達物質に過不足が起きる。そして、やる気、食欲につながる情報伝達がしにくくなり、食欲がダウンするケースです。ただ、⑥だけが原因になっている人はそんなにいない印象です。

 

 

よくあるのが、薬を長く服薬していて、薬は身体にとっては少なからずストレスとして反応するので、それにより交感神経が刺激され、血管が常に収縮しがちに。それにより胃にも不調が起こるというケースです。

 

 

そんな感じで、私の今までの経験上考えられるケースをまとめてみました。それぞれ原因によってアプローチ法が変わり、胃が元気に動き出すことで、胃薬が必要なくなりますハート胃が元気になることで、不安が引き起こる頻度も少なくなります25(☆)