「食欲の秋」という言葉がありますが、メンタル面の不調があると、「何食べてもおいしい~」という感覚はあまりないかと思います
栄養療法などされていると、「美味しい!しあわせ!」よりも「たんぱく質たべなくちゃ!しっかり栄養摂らないと」という感覚の方が先行しちゃうかもしれません
私がタイトルにも入れている「エネルギッシュな細胞」が多くなると、まずお腹がすきます!朝しっかり食べても昼前になると、「お腹すいた~、早く食べたい~」という感覚です。
ただ、「お腹がすいた~」という感覚があまりないのに、「何か食べたい」としょっちゅう感じる人は、まず細胞の機能低下(メンタルや身体の疲れ)が考えられます。他にも原因はありますが。
細胞の機能低下があると、身体はエネルギーになるもの(カロリーがあるもの)を求めだします。素早くエネルギーを体内に作り出したいので。
そうなると甘いものや高脂肪のものを食べたくなってくるのです。そして、菓子パンや惣菜のから揚げなどを食べると、「何か食べたい」気持ちは落ち着きますが、本来身体が求めている栄養と違うものが入ってきているので、細胞は機能低下したままで、「何か食べたい」欲求も続き、身体には胃腸やメンタル面に不調が表れます。
「何か食べたい」じゃなくて、「お腹がすいた~」という感覚を取り戻したいですね
ちょうどクライアントさんから【お腹がすくという感覚を久しぶりに感じています。毎食ごはんが待ち遠しいです。】と報告をいただいたので、不眠についての本題に入る前に食欲について書きました
では、不眠の原因①→→こちら★ と不眠の原因②→→こちら★ の続きで不眠の原因③です。
③は自律神経です。
自律神経!!またかと思われるかもしれませんが、自律神経は全ての症状に関係しています。
クライアントさんの中でも「普段は眠れるのに、ある日をさかいに眠れない日が続き、1ヶ月後にはまた眠れるようになった」というように、眠れなくなる日が一定期間続く方がいます。
そういった方は自律神経が関わっている可能性が高いです。
多くの方がご存知のように、自律神経のうち活動時やストレス時に優位になるのが交感神経、リラックス時や睡眠時に優位になるのが副交感神経です。
現代人は交感神経優位型が多いとか、交感神経が悪者にされがちですが、このブログの中では何度も「交感神経が悪いわけではない」というお話をしてきました。
特にメンタルに不調がある方は副交感神経優位になりやすい方も多いですあとは、脳内ホルモンと自律神経と身体の反応がリンクしていないと、不安や緊張、ふわふわ感、発作などを起こしやすいです。
このように「交感神経が悪い、副交感神経が良い」ということはないですが、睡眠には副交感神経がしっかり優位になることが必要ではあります。そのためには、昼間にしっかり交感神経が優位になる必要もあります。
自律神経は、1日の中で交感神経と副交感神経のシーソー(片方が優位なときはもう片方はダウン)具合が大きく上下することが理想です。1日トータルで交感神経と副交感神経のシーソー具合が弱い(上がり方下がり方が小さい)と、さあ寝よう!と思った時に、しっかり副交感神経優位になりません。
自律神経の乱れからくる不眠を改善するには
昼間は交感神経がぐいーんと優位になる活動をし、夕方以降は脳へのストレスも減らし、リラックスを心掛ける(午後2時以降のカフェイン摂取も避ける)
自律神経は自分ではコントロールできませんが、呼吸はコントロールできます。しっかりお腹を膨らましたりへこませたりする呼吸を寝る前に実践する
背中の筋肉の緊張や歪みが自律神経には大きく関係するので、そこからもアプローチ
という感じです。
自律神経は食事だけでは整わない部分です
でも、そこを無視してエネルギッシュな細胞は作れないと感じています。だから、クライアントさんには、身体を動かすカラダケアの部分も習慣づけでもらうよう、毎日のやり取りでフォローさせてもらっています