免疫力が強いって、本当の意味は? | 機能性ディスペプシア から解放/胃から身体も人生も豊かにする

機能性ディスペプシア から解放/胃から身体も人生も豊かにする

ストレスや自律神経からの吐き気や胃痛が続く機能性ディスペプシア。胃に向き合って、根本治療!身体も人生も変わる。
管理栄養士 × 内臓ケアコーチ×心理カウンセラーが綴る、身体のコントロール術。

こんにちは(^^)

 
今日はめちゃくちゃ長文です〜〜びっくり
 
インフルエンザが猛威をふるっているってネットでもテレビでも、予防法が毎日のようにでています。
 
 
「マスクをさわった手で触れるとウィルスがつくから」
「ここにもあそこにもウィルスがついている可能性があるので」
と、菌やウィルスに対して恐怖をいだいてしまうような過剰な報道だなぁ。。と思ってしまいます(^^;;
 
 
菌やウィルス、避けたいのは分かります!
 
できるだけインフルエンザやノルウィルスなど感染したくない!風邪にはかかりたくない!予定が全部狂う!症状がキツイ( ´д`ll)
 
 
私も子供2人いますが、元気に過ごすのが一番って思います。不要な人混みへの外出はこの時期控えたりします。
 
 
でも、世の中菌だらけ。上手に共存していくのが大事になります。
 
 
ここからめーっっちゃ長くなりますが、免疫力興味がある方は先をお読みください( *´艸`)
 
 
まず、免疫って、人間の身体の中にもともと備わっているシステムで、体内に敵が入ってきたら、やっつける反応のことです。
 
 
免疫システムがしっかり働いていないと、敵が入ってきても「敵がきたからやっつけろ」という命令が出ない。
 
 
例えば、がん細胞は健康な人でも毎日5000個ほど生まれています。
その発生したがん細胞を見つけてやっつけるのが、免疫の役目。
免疫システムが弱っていたら、発生したがん細胞を見つけられずにがん細胞はどんどん増殖してしまいます。それが、診断とかで見つかるがんです。
 
 
だから、免疫システムは弱っていたら、敵を体内で野放しにしてしまうのです。
 
 
免疫システムがしっかり働くと、体内に入ってくる風邪の菌やウィルスに対して反応し、それらをやっつけるために熱や咳など症状を出して戦います。
 
 
風邪のときの発熱は、ウィルスと細胞が戦っている証拠だと聞いたことがあるかと思います。
 
 
 
じゃあ、「免疫力が強くて風邪をひかない」って何だろうと思いませんか?
免疫力が強かったら、風邪ウィルスをちゃんと見つけてやっつけてくれるから、風邪(発熱などの症状)はしょっちゅう出るんじゃないか?って思いませんか?
 
 
 
「風邪で熱をよく出す人はがんになりにくい」という情報もちょくちょく目にしますが、それは、免疫システムがしっかり働いているからがん細胞もしっかりやつけてくれるという意味です。
 
 
 
でも、いくら免疫システムがしっかり働いていても、風邪ウィルスが体内に入るたびに熱を出していては参ってしまいます。
 
 
そこで出てくるのが、免疫細胞です。免疫細胞は、命令がきたら敵と戦います。でも普段から除菌された部屋ばかりにいて、あらゆる菌やウィルスに触れる環境が少ない場合は、免疫細胞は「菌慣れ」してなく、敵に対して攻撃法が簡単に見つかりません。
 
逆に、毎日満員電車や学校など菌やウィルスがたくさんいる環境にいると、免疫細胞も「菌慣れ」していて敵に対して攻撃法がすぐ見つかり、あまりひどい症状を出さずに菌やウィルスを排除できます。
 
 
小さい子があまり癌にならず、すぐ風邪をひくのは、免疫システムは正常に働いてるけど、(がん細胞に反応できる)免疫細胞は「菌慣れ」してなくて、敵を排除するときに発熱をしてしまうからです。
 
集団生活していくと、徐々に「菌慣れ」してきて、風邪ひきにくくなりますよね。
 
 
逆に高齢者にがんが多いのは、免疫システムが正常に動かないから、がん細胞が見つけられないまま増殖しちゃうから。
 
 
免疫システムは、加齢や生活習慣の乱れで弱くなります。
免疫細胞も生活習慣の影響を受けます。免疫細胞を優良にするには「菌慣れ」させて攻撃法を取得させるのも大事。
 
小さい子に、泥遊びさせなさいと言われるのは、小さいうちに「菌慣れ」させると良いからです。
 
 
一番避けたいのは、生活習慣乱れていて免疫システムが弱っている状態。
「オレ、もう何年も風邪ひいてない」っていう場合も免疫システムが働いてなく、菌やウィルスに反応できない状態なだけかもしれません。
 
 
また、すぐに風邪をひいてしまう場合は、免疫システムは働いているけど、免疫細胞が「菌慣れ」していないのかもしれません。
 
 
毎日満員電車のって仕事してた頃はあまり風邪ひかず、子供産んで専業主婦になったら風邪ひくようになったっていう(私、そうでした)のは、満員電車乗ってた頃に比べて普段からいろんな菌に触れ合う機会が少なくなったから。
 
 
うつやパニックのクライアントさんも、症状重いときはあまり風邪ひかない人が多いです。それは、メンタルの症状が強く出るほど、身体の栄養バランスやホルモンバランスが崩れていて、免疫システムもしっかり働けていなかった可能性が高いです。
 
 
 
めーっっちゃ長くなってしまいましたが、菌やウィルスをやたら除菌する時代になっているので、それもどうかなぁと思って、書きました。
 
 
 
 
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管理栄養士の にしだかなこ でした
 
 
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