2015年5月16日に、アマゾンにレビューを書きました。

       タイトル「家庭教育の姿勢と読書体験の記録を学ぶ。」

                          (8人、役に立った)

        磯村懋著『奇跡の対話教育』(光文社1983年)

 

           この本を読んで、教育に対する考え方と、

           p234の参考書の紹介が印象的でした。


   お昼のワイドショーで大人気だった坂上忍(1961年生まれ)さんが、

            彼が子役で出演されたドラマ

   「中卒・東大一直線もう高校はいらない」(1984年)の家庭に、
           とても憧れだったことを思い出します。

 

     高校を卒業しないで、資格検定試験に合格して、東大に合格。

     これは、実話をドラマ化されたものです。

     不登校の子供たちの救いの一つになっていたかも知れない。

 

    

 

 

       ドラマのエンディングで流れた曲が、大好きでした。
          THE MODS 「バラッドをお前に」

 

    

 

      磯村懋(いそむらつとむ1936~2003)さんの家庭を、
            ドラマ化されたものです。

    管理教育に疑問を持った中学生と、両親の、試行錯誤の物語でした。
    このドラマは、社会の学校に対する意識に、風穴を開けました。

      高校に通わずに東大に合格、大学入学資格検定試験が、

            クローズアップされました。

           この制度は2004年度に廃止され、

      2005年度から高等学校卒業程度認定試験になりました。

           このドラマで、高校に行かなくて、

       大学に行くという仕組みを知った人は多いかも。

          今は、ネットで学ぶキッカケがあり、

          その後、本を読み込むこともできます。

     学ぶのに、設備が必要なものもあるので、一概には言えませんが。

 

    コロナ禍で、自宅にいて学ぶ仕組みの体験は、大きな意識の転換点です。

    これまでの学校教育の仕組みでなくても、学習できることに気づくと、

    集団的学習から離れて、個々人の能力に合わせた学びの可能性があります。

 

 

 

           
            受験勉強に集中した考え方としては、

           中山治(なかやまおさむ1947生まれ)著

   『最小の努力で最大の効果を産む中山式学習法 親子で伸ばす学習戦略』

   (宝島社1995年)は、参考になるかも知れません。

      ここでも、どんな参考書を学ばれたかが、気になりました。

 

      

 

 

     山口真由著『東大首席弁護士が教える超速「7回読み」勉強法』

     (PHP研究所2014年)を読むと、その勉強は、自分との戦い、

       勉強とは、こんな気持ちで挑むのか!と思いました。

          たしかに、7回読みは参考になります。
        記憶するためには、記憶する作業が必要ですが。

       

 

      2009年5月18日に、アマゾンにレビューを書きました。

     タイトル「“学ぶ意味”と“学び方”を知ることから始まる。」

                         (11人、役に立った)       

 岸本裕史(きしもとひろし1930~2006)著

     『改訂版 見える学力、見えない学力』(大月書店1981年)は、

       学ぶ姿勢に対して「p111 テレビ中毒と無気力」など、

              一読の価値がありました。

     これに関しては、テレビっ子だった僕は、言葉がないのですが…

 

 

    陰山英男(かげやまひでお1958生まれ)著『本当の学力をつける本』

   (文藝春秋2002年)も、とても参考になりました。

         僕が、このような教育関係の本を読むのは、

           自分自身の育て方を学ぶためです。

            夢中に本だけを読んでいると、

       見えない視点も、このような本から吸収できます。

        大局な視点で教育を考えることも、大切と思われます。
       受験勉強だけに夢中でいると、10年の歳月に息切れがして、
       その後、与えられた課題を、常に考える傾向もあります。

 

      

 

 

    ジェーン・ハーリー著『よみがえれ思考力』(大修屋館書店1996年)

       p264 やる気ある学習者を育てる

       p335 子どもに書くように仕向ける

        p386 創造性は訓練で育つか

 

     

 

       2008年10月6日に、アマゾンにレビューを書きました。

      タイトル「“書く”ことに焦点をあてる。」(5人、役に立った)

 

       メル・レヴィーン著『〈できる〉子どもの育て方』

        (ソフトバンク・パブリッシング2004年)

   p6  出力不全の人は情報を吸収し、分析するのは得意なのに、

       取り入れた知識を生産に移せない。

   p11  なぜ「書くこと」なのか

   p269  紙の上で考える

       書くことは、自分の心の中をこじ開けることでもある。

       考えを書くためには、いやでも考えなければならない。

       心の中から引っぱりでしてこなければならないからだ。

       僕は、22年間、ラジオ番組のパーソナリティさんたちの、

       それぞれの魅力を楽しみながら、
       その日その日の話題やテーマについて考えてきました。

       1年目は楽しかったけど、2年目は苦しかった。(笑)

     季節と行事は同じことの繰り返し、何を書いて良いか、悩みました。
     でも、書き続けているうちに、書けるようになりました。

     ここで気づいたのは、大好きなパーソナリティさんには、

     文章が長くなる傾向です。

     それと、書く意欲が増します。この心理状態は、正直な気持ちです。
 

          書くことで、思考力を育てる。