家族の崩壊を感じるニュースに触れることはありませんか?
とても経済的に豊かな環境で、学力も高いのに両親を刺殺する。
これは、何を意味しているのでしょうか?
大切に子育てをしたのに、その溺愛が、人間力を弱めたりもする。
子供の頃から「子供貴族」になっていると、社会人になって苦労する。
「してもらうこと」が常態化していると、「してあげられない」かも。
自分の生活圏の環境を超えて育つのが、読書です。
家庭力について考えたことがありますか?
何もなければ、平和な家庭のようだけど、
人生いろいろなのです。
なにか問題があって、チーム家庭になる。
時には、家庭が解散することもある。
条件で結婚したりすると、その条件が満たされない時、
離婚というケースもあります。
たくさんのブログを読んでいると、愛情と人情が、
その条件を乗り越える力になっています。
文章で書くのは、そうだけど、それは身体が震えるほどの、
思いの強さを体験しないと、この感情は伝わらないかも。
斎藤茂太著(1916~2006) 精神科医 随筆家
『「家庭力」を育てよう』(大和書房1997年)
p52 「愛とは耐えることである」かもしれない
p104 「できあがった親」なんていない
p135 一回叱るより、10回褒めるほうがいい
p150 ストレスにつぶれない免疫は家庭でできる
p184 完璧な人間なんていない
子育てと教育関連の本を読むのは、自分育てのためでした。
脳科学、心理学、勉強法など、その道の研究者の著書は、
とても参考になりました。これは、長い年月が必要でした。
「家庭とは、何か?」についても、恋愛の先にあるドラマです。
恋愛中は、一緒に映画をみたり、ディズニーランドで遊んだり、
美味しい食事をしたら、楽しいことのための恋愛かも。
でも、結婚は、二人三脚の共同作業でもある。
財布が一緒なるところから、始まるしさ。
夫婦でも、大病をしたことがわかった後、離婚される人もいる。
ここまで愛することがでくるの!と思える夫婦の絆に、涙することもある。
「家族とは何か?」を知ることで、責任と役割を、学びました。
中山光義著『エジソン』(偕成社1960年)
エジソンの伝記を読むと、母親の子育ての大切さを思う。
彼の研究心と、失敗の積み重ねを成功に導く探究心を学ぶ。