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virt_flyのブログ

フライトシミュレーターソフトのFlightGearで仮想飛行を楽しむブログです。

 

 

Win10にはMicrosoft Office永続版が最適

 

■FlightGearはUbuntuで

 

14日までにWindowsを10から11にアップグレードしようと、その際必要な当該パソコンのメモリー容量に空きを確保すべく、せっせと不必要なファイルを削除し、残すべきものは外部メモリに移動させるなど手間をかけて64GB分の容量を空けたというのに、あろうことかCPUが旧くてアップグレードのサポート対象外だというのです。嗚呼、無情!

 

あらかじめPCの正常性チェックしておけば済んだことなのに…。CPUは第7世代ならシステム要件を満たしているとばかり思いこんだのは、勘違いだったのでしょうね。

 

旧いはずで、当該パソコンDell XPS15 9560を購入したのは、2017年10月頃。ちょうど8年前のことになります。

 

その後2019年4月に、その時すでに旧型でしたがHP Spectre x360 13を購入してからでも、6年になります。

 

それまでは、約3年でパソコンを更新してきたことを思えば、旧すぎますよね。コロナ禍があったせいか歳のせいか、この間の時間の経つのが早いこと。

 

パソコンを更新すればよいのでしょうが、現在のパソコンのトレンドを知らないし、FlightGearを十分に楽しめる程度のスペックを備えたパソコンとなると、今日では20万を超えた高価格となりそうで、おいそれとは更新できません。

 

何にしても、今後Windows10 パソコンではセキュリティの関係上ネットにつなげないし、Windows11パソコンであってもグラフィックが貧弱なHP Spectre x360 13単体では、フライトシミュレーターであるFlightGearを十分に楽しめません。

 

HP Spectre x360 13にThunderboltで外部グラフィックボードをつなげば使えないわけではありませんが、如何せんかさばり、母を介護している離れに持ち込むわけにはいきません。

 

代わりに、グラフィックボードを積んだDell XPS15 9560にインストールしたUbuntu上でFlightGearが動けば良いのですが、2か月前の時点では、安定版はAPPimageではインストールができず、開発版はインストールできても画面が真っ暗でしたからどうだか。

 

不具合が改善されていない限り、私にはFlightGearを新たにインストールする環境がありません。

 

それでも幸いなことに、ずーっと昔、おそらく12年ほど前に購入したと思われるMouse G-Tune NG-N-i300GA5のUbuntuで、それ自体が驚きですがFlightGear2020.4.0が動いています。なんとか、FlightGearを楽しむことはできなくありません。

 

嬉しいことに、このUbuntuパソコンにおいた最新の安定版2024.1のAPPimageから、FlightGearを起動することができました(次の画像)。

 

↑Ubuntu上でも最新の安定版FlightGear2024.1.2を楽しむことができます

 

■消えてしまったOffice2016永続版

 

問題はOfficeソフトです。Microsoft365はオンラインが基本。オフラインで使えないわけではないのですが、アップデートは避けられないでしょうし、ネット接続の際はセキュリティの心配が生じますから、ネット接続は禁忌のWindows10でMicrosoft365を使うわけにいきません。ましてや、使用料の支払いはつらいところ。

 

その点、枯れたMicrosoft Office2016永続版ならオンラインである必要は少なく、オフラインで安心して使えますし、購入してしまえば使用料など支払うことなく使い続けられます。

 

Dell XPS15 9560には、このMicrosoft Office2016永続版がインストールされていました。好都合なはずですが、具合の悪いことにHP Spectre x360 13にMicrosoft3651年版を導入したところ、1年間の使用期限後になったらDell XPS15 9560のMicrosoft Office2016が消えてしまったのです。

 

リカバリーについてはわかりません。UbuntuとのデュアルブートのためにHDドライブのパーティションを切りなおしたせいで、自動復活できなかったのでしょうか。そうだとすると、リカバリーは難しいかもしれません。出荷状態に戻す場合、ましてやすでにOffice自体が消えている以上、復活は厳しそうです。

 

もう、Microsoftのサポートに頼るほかありません。結果オーライ。リモートでOfficeをインストールし直してもらいました。

 

 

 

ゲルダ・タロー撮影:共和派女性民兵の訓練

↑前線で取材中に亡くなった最初の女性報道写真家ゲルダ・タローが撮影した「共和派民兵の訓練を受ける女性」

 

 

女性民兵が闘ったのは右翼だけではなかった

 

前回のこのブログでは、画像生成AIのBing Image Creatorを話題に取り上げ、スペイン内戦当時の女性民兵をモチーフとした画像の生成の例を示しました。

 

今では理由が思い出せないのですが、この夏「¡No pasarán!(ノーパサラン=奴らを通すな!)」をタイトルにスペイン内戦時に共和国政府を支持して自ら銃をとり反乱軍とたたかった女性たちの写真をレイアウトし、ポスターを作ろうとしていました。そこで、これを例にすることになったのは、ブログに書いた通りです。

 

以前、母が病院に入院した際に暇つぶしができるようにと買った原田マハの小説「暗幕のゲルニカ」を、偶然見つけたこともきっかけになったのかもしれません。恋人を9・11テロで失った主人公が、イラク戦争に強い違和感を感じる描写があって、当時は報復より平和をと言える雰囲気があったんだなと、今日力には力があたりまえと考える状況が支配的になりつつあることを思えば隔世の感がします。

 

 

●ラ・パッショナリア(情熱の花)の演説

 

来年90周年を迎えるスペイン内戦、スペイン市民戦争は、共和主義者、社会主義者、共産主義者による共和国人民戦線政府に対して陸軍の将軍グループが起こしたクーデターに端を発したもの。戦いは一進一退を続けましたが、反乱軍の指導権を握ったフランコ将軍がドイツ・イタリアの直接支援を受けて優勢となり、ソ連と国際旅団(義勇軍)の支援を受けた政府側を破り、独裁体制を成立させました。ファッショ対反ファッショのたたかいは第2次大戦の前哨戦といわれました。

 

何といっても、マドリード防衛に際してラ・パッショナリア(情熱の花)の別称で知られる共産党指導者のドロレス・イバルリが、ラジオでの演説で発した「ノーパサラン!(奴らを通すな!)」の言葉が有名です。

 

●排外主義と女性差別

 

私がスペイン内戦のことを知ったのは、国際旅団に参加した著名な作家の一人、ヘミングウェイが書いた「誰がために鐘は鳴る」に出会った高校時代のこと。今になって、日本で「奴らを通すな!」の言葉を聞こうとは。

 

今日、排外主義、自国第一主義を唱える勢力の伸長が世界的にも顕著で、わが国も例外ではありません。人手不足の今の日本になくてはならない外国人労働者へのいわれのない差別、中傷を許してはならないと上がった声が「奴らを通すな!」だったんですね。言葉が激しく、由来を知らないと少々理解しにくいスローガンに思います。

 

外国人労働者が働きに来てくれなくなったり、敵に追いやるような行為は、日本のためにならないし恥ずかしいことなのは確かです。医療保険を使って安く医療を受けているとか言いますが、大半の外国人労働者は先々医者にかかるまで日本で働くかどうかわからないのに、月々保険料を払って日本の医療保険を支えてくれているのが実際。また、安い賃金で働き日本人から仕事を奪っているなんて言うのもこの人手不足の時代に考えにくいばかりか、安い賃金で外国人労働者を雇っている経営者のいることが非難されるべきであり、日本人にも外国人にも低賃金を押し付けてきていることこそ問題のはず。排外主義には、敵を見誤らせて真の敵を隠す役割を果たしているにほかならないのではとの疑念を持ちます。

 

極右が唱えるのは排外主義だけでなく、女性差別、LGBTQ差別が含まれます。多くの人々が差別に反対し、危機感をつのらせています。

 

実は、スペイン内戦当時の女性民兵は、ファシストばかりか共和国側内での女性差別とも闘わなければなりませんでした。女性民兵は前線から後方に回されたり、売春婦とまで非難されました(注1)

 

男性よりも勇敢にたたかった彼女らの貢献はあまり知られていません。十分に報道されず、また無視されてきたのは、性差別、拷問や死から逃れるために自ら口をつぐんだこと、戦火などによる一次資料の乏しさがあります。


多くの女性が自ら銃をとり、共和国を守るために闘ったのは、共和国の未来に女性解放の実現を信じたからではなかったでしょうか? 「奴らを通すな!」のスローガンに込められた今日的な意味を思うと感慨深いものがあります。

 

●ゲルダ・タローと「崩れ落ちた兵士」

 

当時のスペインの共和派女性民兵には、ファッション雑誌からでてきたかのような装いで銃を携えて街を歩く姿を写真にとらえられたものをちょくちょく見かけます。しかし、ロイヤリティフリーでこうした古い写真を見つけるのは、ほぼ不可能。

 

冒頭に掲げた写真は、ゲルダ・タローが撮影した「共和派民兵の訓練を受ける女性」です。ゲルダ・タローは仕事用に作った名前で、本名はゲルタ・ポホリレ。ドイツ生まれのユダヤ系ポーランド人の女流写真家です。内戦中に亡くなっており、戦争の最前線で取材中に亡くなった最初の女性報道写真家だとか。写真は、このため著作権保護期間の70年を過ぎパブリックドメインとなっていますので掲載しました。

 

構図と言い、被写体の服装を含め、90年も前の古さを感じません。


ちなみに、ロバート・キャパを有名にした「崩れ落ちる兵士」の写真を、実際に撮ったのはゲルダ・タローだったと判明したことを最近まで知りませんでした。ロバート・キャパとは、彼女が助手となり仕事上のパートナーとなったハンガリー生まれの写真家アンドレ・フリードマンとともに、当初売れてるカメラマンを装うのに使用した偽名だそうです。

 

「崩れ落ちる兵士」の写真は、撮影者が違ったばかりか、撮影場所も違い、やらせとはいわないまでも演習中に足を滑らせた兵士を撮ったもので、兵士が銃弾に撃ち抜かれた劇的瞬間を撮ったものでないことがほぼ判明しています。詳しくはググってみてください。

 

なお、ロバート・キャパをアンドレが名乗るようになり、ゲルタは女優のグレタ・ガルボ、ならびにアンドレと親交のあった岡本太郎、後の大阪万博・太陽の塔の製作者にちなんでゲルダ・タローを仕事上の名前として名乗るようになったということです。

 

 

《参考》

スペイン内戦におけるミリシアナ

L DIA QUE SUPE QUE ERA FEMINISTA: Milicianas olvidadas de la guerra de España. Primera parte

 

スペイン内戦女性兵士ポスター画像編集

↑Bing Image Creatorの画像生成完了後の画面が新しくなりました

 

【目次】

(1)すべきことはシンプル(3回前)

 ・移民でなくても、AI・ロボットに仕事を奪われる

 ・Bing Image Creatorでとりあえず絵を作成してみよう

 ・保存・ダウンロード・再作成

(2)2つの画像生成モデル、動画生成、速度(前々回)

 ・2つの画像生成モデル

 ・動画作成

 ・生成速度と制限

(3)プロンプト入力の内容が肝心(前回)

 ・プロンプト入力の実例

 ・アダルト的、暴力的な描写は画像の生成・提供を拒否されたり、警告を受ける

(4)画像の編集(今回)

 

新しく「画像を編集」ボタンができている

 

 

Bing Image Creatornに新しく「画像の編集」機能ができたのでしょうか。

 

Bing Image Creatornを使ったはじめてのAI画像生成を試し、当ブログで3回わたり最低限必要なことを一通りメモしたつもりだったので、もうびっくりです。

 

前日までとは違い、画像が生成した後の画面が大きく変わって「プロンプトを編集」と「画像を編集」の2つのボタンができています。冒頭の画像1が新しい画面、次に掲げる画像2がこれまでの画面のそれぞれスクリーンショットです。

 

女性飛行士画像、実写風

↑画像2)画像生成完了後に表示された以前の画面

 

「画像を編集」ボタンををクリックすると(青くかわります)、ボタン下の枠内の表示は「開始する画像を選択し、追加、削除、または置換する内容を説明してください」となります。

 

「画像を選択」する必要があるのは、画像が一度に4枚生成されるDALL-E3を使った場合のことでしょう。「追加、削除、または置換」という以上、文章で変更部分を指示すれば画像に変更を加えることが可能とみられます。となれば、ブログに記述を追加しないわけにはいかず、急いで試してみることにしました。

 

ちょうど、作りかけていた画像があったので、これを例に「画像を編集」した結果を紹介することにします。

 

ちなみに画像は、来年で90周年を迎えるスペイン内戦で、共和国政府を支持して自ら銃をとり反乱軍と闘った多くの女性がいたことをモチーフとしたものです。

 

①最初のプロンプトによる画像の生成結果

 

プロンプトに「ポスターをつくる 一番上に赤色で¡No pasarán!と書き、その下に8枚の写真をそれぞれあえて異なる大きさ、縦型、横型を混ぜ、トリミングもして四方形になるようレイアウトする 使う写真はスペイン内戦当時の最新流行のロングスカートファッションも含め様々な装いをした1人あるいは2・3人の女性市民が、射撃姿勢や、小銃を担いだり、手に携え歩行するもの各2~3枚採用。色はセピアを避け、白黒を基本に2枚はカラーも混ぜる 真新しさのある今風」と入力し作成を実行しました。

 

スペイン内戦女性兵士 ポスター風画像

↑画像3)似たような構図、同じ人物は変えたいところ

 

戦争や銃がプロンプトに含まれるためか、ときどき画像が生成されないことがあり、生成できたのは幸いでした。説明の書き方がおそらく不適当で(決してよい実例でないことに留意願います)、生成した画像(画像3)にはプロンプトに書かれたことが反映されていない部分が多々あります。また似たような構図、人物だったりして改善が望まれます。

 

②「画像を編集」で、改善しいた部分の変更後の画像の生成結果

 

「画像を編集」で、「左上の写真を、数人の女性が伏せの姿勢で銃を構えている写真に変え、その下の写真の女性はタイトなロングスカートに 真ん中下の写真は銃を担いだ若い女性に」と入力。

 

スペイン内戦女性兵士ポスター、画像編集機能

↑画像4)まとめて3か所が変更された例

 

指定した3枚の写真風画像が変わりました(画像4)。伏射、街中などに変わっています。

 

ただし、現実の女性民兵にはファッション雑誌から抜け出てきたようなタイトなロングスカートをはいたイケてる写真をよく見かけるのですが、残念ながらそこまでは変わっていません。また、求めているのは銃を担いだ姿勢なのに手に携えていたりと、なかなか思うようにはなりません。

 

なお、変更は3枚一度に行わず、1枚ごとに作成を繰り返す方法も試してみました。

 

スペイン内戦女性兵士 ポスター風画像

↑画像5)不具合を重ねた失敗例 銃も小さい

 

変えなくてもよい箇所が少し変わってしまうこともあって、繰り返しにより不具合が重なる場合も起きました。画像5では、銃口がはみ出した写真は修整されないまま、別な写真同士が1枚に融合してしまっています。不具合が重ならぬように、「画像を編集」での修正はできるだけ1回で済ます方がよいかもしれません。

 

個人的に、ネットから拾ってきた縦長・横長入り混じる写真をサイズ変更、トリミングして組み合わせポスター風にしあげたものがあります。ゲルダ・タロ―によるフレアパンツ風のパンツ、ローヒールの靴のいでたちで片膝を地面につけ拳銃の狙いを定めている民兵訓練中の女性を真横から撮ったもの、プラウダの通訳である17歳の女性民兵マリナ・ジネスタをスペイン内戦の象徴とした写真、フランスに亡命しナチからルーアンを解放したマリア・バスケスの写真などを勝手に使ったもの。

 

それ自体著作権上いかがなものかであり、ましてや公表は憚れるものです。ただし、実写の完成度が高いのに助けられて出來は自画自賛ながら悪くありません。代わりに公表できるように考え生成AIに似たものを作らせようとしたのですが、その出來はとても及ぶものではありませんでした。