忘年会シーズンは怖くて仕方がない、痛風

ひとりで宅飲みしてんだけど、最近痛風気にしてる。痛風気にする25歳ってなんなん?w

ウニとイクラとあん肝と白子をたいらげて、痛風が怖い。

どうして忘年会シーズン、そしてこれから年末年始を迎える時期に痛風になったのだろう。まだ忘年会を一件もしてないというのに。飲み会を12月に入ってからは一件しかしてないというのに。残念でならない。

風が吹くだけでも痛むといわれる痛風
痛い・・・耐えられない痛風の怖さ
風が吹くだけでも痛むといわれる痛風

痛風は尿酸が体の中にたまり、それが結晶になって激しい関節炎を伴う症状になる病気で、放置すると激しい関節の痛みを繰り返したり、体のあちこちに結節が出来たり、腎臓が悪くなったりする重大な病気でもある

痛風は生涯治療が必要な病気ですが、高齢になると高尿酸血症が改善されたり、痛風発作を起こすことが少なくなるため治療を中止することが可能となる可能性がありますが、30、40歳代の患者さんにとっては、数十年という先の長い治療が必要ということになる
高血圧や糖尿病と言った生活習慣病に男女差はほとんどないのに対し、痛風は圧倒的に男性が多いことは周知の事実

痛風の原因である尿酸の血液中の濃度(血清尿酸値)が女性では男性より低いため、男性のほうが発症しやすい

体の仕組み的に男性のほうが発症しやすいらしい

2011年の政府の「患者調査」による受療率では、1969年に9万8000人いた患者が1996年には15万3000人とピークに達し、直近の調査結果である2011年までには緩やかに減少しているものの11万4000人を記録しています

違和感・・・?もしかしてそれ『痛風』のサインかもしれません
もしかして、痛風かも
足がむずむずしたり、変な違和感を感じていたりしませんか?それってもしかして痛風かも

痛風は仕事も趣味も、バリバリと活動的にこなすタイプの人に多く見られます。またストレスをためやすい几帳面な性格の人も発症しやすいといわれます

痛風の症状は足の親指の付け根に現れることがほとんどですが、「関節に痛みや熱もったような感じがする」「チリチリ、ムズムズする」「違和感がある」といった前兆があることが多い

痛風発作の代表的な症状は関節部分のはげしい痛みですが、その大半は足の親指のつけ根に起こります。そのほか、足の甲、ひざやくるぶしの関節、まれにひじや手指の関節にあらわれることもあります
風が吹くだけでも痛いと言われる激痛

激しい痛みは一時的なもので、長くても1~2週間しか続かない。その後は何事もなかったかのように痛みが治まってしまうので、「あれ、治ったんだ」と勘違いしてしまうことも多い


痛風は普段のちょっとしたケアで防ぐことができる

痛風は普段のケアで防げる病気
多くの人がビールが痛風の原因だと思いがちですが、実はそうじゃないんです

前兆症状を自覚したときは、コルヒチンというお薬を1錠だけ服用すると、発作を予防または軽減することができます。前兆が発作へと変わり激痛が始まってしまうと、このお薬はほとんど効果がない

ストレスをためると、体内の交感神経が刺激され、血圧が上がったり、コレステロール値(血液に溶けている脂質)や血糖値が上がったりするため、適度にストレスを発散する
ストレスから暴飲暴食につながる可能性もあるので注意が必要

激しい運動をしてしまうと逆に尿酸値は一時的に上昇してしまうため、意識的によく歩くなどして、適度な有酸素運動を日常生活に取り入るとよい

ビールだけじゃない、効果的な食事を摂ることで痛風を防ごう
痛風の予防に欠かせない食事
痛風は別名、贅沢病ともいわれるだけあって食事療法が基本

アンキモや白子、レバーなどが特にプリン体の割合が多くビール大瓶の6倍近くを占める
その他にもステーキや、カツオの切り身、アジの干物なども高め

コーヒーを毎日4杯以上飲む人たちは、全くコーヒーを飲まない人たちに比べて、痛風の発症リスクが40%も下がることがわかった
さらにコーヒー牛乳やカフェラテの方が尿酸値を下げる効果がある

大根やごぼう等の根菜類、かぼちゃやほうれん草などの緑黄色野菜、ひじきやワカメなどの海藻類、ジャガイモやサツマイモなどのイモ類は、尿酸値を下げてくれるため意識的にとりたい
ビールは痛風の原因とよく言われますが…

アルコールはそれ自体に尿酸値を上げる働きがあり、アルコールを飲む人の痛風発症リスクは、飲まない人の2.5倍といわれています。プリン体の多いビールだけでなく、焼酎やワインも適量を心がけることが大切
どうしても飲みたい場合はウイスキーやワイン、焼酎などが良いそう
ビールよりはホッピー?