六文銭と武将(お彼岸、、5) | 日本のおさらい 和魂ヨガ

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お彼岸に三途の川にどっぷりハマり

とうとう5つ目のお話。


三途の川を渡りこちらから(此岸)あちら(彼岸)に渡る舟に乗るための船賃が六文。


あの世にすんなり行けるように、

穴の空いた一文銭が6枚必要です。


そこで残された家族は 一文銭無くさないように紐に通したり、頭陀袋に入れて棺桶に納めました。




現代は現金を燃やすのは違法なのでできませんが

あの世で困らないようにという

せめてもの家族の思いですねぇ。


穴の空いた丸いお金が6枚、、、、

?!

見たことある、、、、、

なんとなく、、


あ!真田幸村!


そうなんです。あの戦国武将の真田幸村の家紋!




一文銭が6枚!ですよ〜


なんと 本当の家紋は多分 これ☟




結び雁金(むすびかりがね)みたいなんですけど、


幸村は

紐に通した六文銭を体に括り付け

戦いに挑んだのですと!


最後まで戦い抜くぞ!

と言う覚悟の象徴として、

部下も皆これに従っていたようです。


仏様を信じて 最後までお任せします!

みたいな感じもあるのでしょうか?


出身地の長野県の上田城跡にある真田神社、

ゆかりのある大阪玉造の三光神社で

六文連銭の旗を見られるようですね。

なんだか見てみたくなりました。


いや、しかし、なんで六文?


と、またまた疑問に思って調べたら


六道(地獄 餓鬼 畜生 修羅 人間 天上)のどの世界でも救ってくださる六地蔵さんへのお賽銭でした。


この六道のことに関しては

過去ブログを読んでくださったら嬉しいです。