皆さんはこの本をもう読まれましたか?
『一角獣と貴婦人の秘密』というタイトルのこの本
さすがに読書好きといえども読まれてはいないはず。
なぜならこれは私の空想上の本のタイトル。
失礼しました~
さて展覧会用チラシを利用した
このカバーの本は何でしょうか。
クイズではありません。
山積みにした一番下の分厚い本といえば
もうおわかりですね。
村上春樹氏の『街とその不確かな壁』
初版発行が今年の四月なのでもう半年余り経ちますが
少し前に旅から戻った後に読みました。
言いたいこと書きたいことは数え切れません。
しかし今は溢れ出る思いをそっと胸の奥に
閉まっておくことにします。
その代わりに一つだけ<あとがき>から
村上氏の言葉を引用させて下さい。
一人の作家が一生のうちに真摯に語ることができる物語は、基本的に数が限られている。我々はその限られた数のモチーフを、手を変え品を変え、様々な形に書き換えていくだけなのだ。
平積みにしてあるのは一応は精読済みのもの
立てかけてあるものは読みかけというか
少しずつ合間に併読中の本たちになります。
この他にも常に必要に応じて
パラパラと捲っている哲学関係の本等で
テーブルの上は常に山積み状態。
今回は自分の現在の思考の流れを
整理しておく目的もあり
覚書として残しておこうと思いました。
個々の本についての感想などは
そのうち改めて書きたいとは思っていますが
なにぶん御存じのように現在は
ノヴァーリスの『サイスの弟子たち』の
読書会で手一杯なもので追々に。
ああ、図書館で借りたこちらの本もありました。
こちらからも一つだけ印象的だった部分(赤線)を。
“宇宙と世界とは違う“
宇宙は世界全体の一部にすぎない。
宇宙(=物理学の領域)で世界(=全てのものが対象領域)
なるほどー。
だから「世界は存在しない」のですね。
もっと日常に対話と
文学と哲学を!!
by vingt-sann
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