しばらく落ち着いているかと思っていたら、今日久々の村八分宣告を受けた。


昨年11月に当社が出店した店。業務店さんをターゲットにした店だが、価格が安いということで、地元の業務用酒販店さんが気に食わないそうだ。一緒に入っていた親睦会があったのだが、そこの事務局に訴えて、当社を除名することにしたそうだ。


デフレの嵐の中、外食業界は大変厳しい戦いを強いられている。最近280円均一プライスの店がどんどん出てきて、半年前と比べてどんだけ単価下落してんだ~っ! と驚きます


一品単価落としてその分客数と注文点数を増やして・・・ となればいいのだろうが、最近飲食店に来るお客さん、トータルの金額 意識している人多いみたいで、 客単価は増えず。 客数は競合次第では増えるでしょうが、よそもみんな280円均一みたいのをやりだすと、自分とこだけが集客好調とは簡単にはいかず、同じ価格でも、メニューが豊富? 新鮮? 斬新? サービスや雰囲気が良い?・・・といった付加価値を相変わらず、あるいはさらに求められる  ほんとうに とっても熾烈な戦いだと思う


こんな外食業界の中で、飲食店さんが仕入れについて厳しくならざるを得ないのは当然のこと、少しでも安く仕入れるところを探すのは当然のはず


 当社も業務用酒販店として、飲食店さんにお世話になっている中で、この状況下、少しでもお役にたてるよう、われわれ自身が企業努力を取り組むべきだと思っている。お客さんが大変だ、大変だ と言っているのに、自分たちの利益だけを考えていては申し訳ない。 お客さんのお役にもっと立ちながら、なおかつ自身の利益を確保する術はないか


11月の新店は当社にとってはテストケースで、努力して価格を下げてお客様に喜んでいただく一方で、余計なサービスをそぎ落とし、効率的なオペレーションを追求し、販管費を最小限にして利益確保を可能にしようとしている


しかし、同業者は、とくに大手さんは、自分たちの粗利の確保に躍起になっていて、歩調を合わせない者に嫌がらせをしてくる。 この業界、相当遅れてないか?と残念に思う


この業界は、配達経費が固定化しているので、手広くやっているほど売上減少に対する抗力が弱い。また、在庫・売掛の金融努力が必要で、その上貸し倒れのリスクが他業界に比べて高いときている。だから、値下げをするのはとってもイージー、ただし、単純に値下げをしても、売上を増やせたならともかく、今のような状況下では簡単には追いつかないからかえって命取りになりかねない。また、酒類業界は、国内市場より海外市場に重点を置こうとしている大手メーカー数社による寡占状態で、たくさん売ったからといって仕入れコストが応量で安くなるような時代ではなくなった。


だから値下げをするに伴っては、業務内容を見直す、すなわち業務・サービスの切り分けや選択、集中をすることで、切り分け単位ごとの収益を厳しく管理するしかない。そうやって収益管理するなかで、値下げを行う事業単位については、その値下げを織り込んでも収益が出せる仕組みを適用するのみ。 そういった管理努力もしないで、値下げはダメだ、粗利を削っちゃダメとしか言わない事業者に未来はあるのだろうか


現実として、そういった同業者さんが主流であり、そういった傾向は今後も当分続くのかもしれない。古き良き時代を懐かしんで、それを守ろう、復古しようとする気持はわかる。ただ、変化に対応しようとしない、すなわち変化していくお客様の要望・需要に対応しようとしない業界が果たして生き残れるのだろうか? 自己防衛に四苦八苦することで、かえって自分たちの首をしめようとしていないか? 


ピンチはチャンス  不景気は企業を伸ばす絶好の機会だ  

今週になって寒さが振り返し。せっかく春めいてウキウキしつつあったのに平手打ちにあったような陽気だ。

売り上げの低い毎年1月から3月は資金繰りに苦しむ。この間の毎月の約定弁済は恨めしいとしか言いようがない。売り上げが低くたって借金返済は少しも待ってくれない。そうして返済のための借り入れに頼ってしまい、借り入れ総額を減らせないでいた。

しかし今期は仕入れ、経費コントロールが功を奏し、弁済のための借り入れは一切なし、ついに3月まできた~っ、このまま今期も乗り切るぞー、という状況下、資金繰りの底を今週迎える。

そこに来てこの寒さだから、客数減が心配。今回はまず大丈夫だが、天候の良し悪しをただ事とは思えなくなったのは経営者が少しは板に着いたと喜ぶべきか。資金繰りでハラハラとするのは辛いが、諸先輩の苦労話を聞いていたら自分の苦労なんか楽勝ものだ。自分の恵まれた境遇に感謝したい。
今月号の致知の石原慎太郎さんと渡部昇一さんの対談、ものすごいインパクトを受けました。日本の現状を憂え、その原因が誤った戦後教育とアメリカ従属にあること、そして祖国の健全な発展に尽力したいという強烈な主張だった。

経営の意義と目的を明確にすること、これが経営の12箇条の第1であり、それを規定した当社の企業理念に「地域社会に貢献する」とあることから、どうやれば地域の方に役立つ会社になれるかを考えて実行してきているつもりだ。

国という規模で自社の存在を具体的に考えたことはあまりなく、国民の大半が関係する中小企業が良くなることが国を変えることに繋がるということをたまにお題目とすることがあった程度。毎日新聞を読んでマクロな視野を押さえようと努めていたけれども、国の行く末を深く考えさせられたのは今回のお二人の対談を読んだのが初めて。

そう考えると、自分は自社の損得に意識が集中しすぎ、国がどうのこうのは天気が晴れるか雨かの程度にしか捉えていないことに気づいた。ただ、自社が良い経営成績を収め税金を払うことが国の役に立つのは間違いないので、自分のやってきたことが全く間違いだったわけではないが、感心が薄く知らない間に我が国が悪い方向へどんどん進むようなことでは、一国民として情けないことだと思う。

もちろんおふたりのご意見が全て正しいと安易に考えるのは不適切だと思うが、普段自分達の常識や当たり前を作っているのが、義務教育で受けた教育であり、普段目にするマスコミの報道であるということを思えば、義務教育やマスコミが正しくないといわれて一体何を信じれば良いのか、今までの常識は何だったのかと心に激しい動揺を受けずにはいられない。

最近購読しはじめた田中 中さんのメルマガ。大半の日本人が日本語ソースの情報しか入手できない中で、世界のインターネット上にある情報に占める日本語の情報がほんの数パーセントでしかなく、英語を理解できない日本人にとってはマスコミに情報統制されているようなもの、北朝鮮のことをどうこういえないかもしれない。

自分を思ってもそうだが、異民族相手に堂々と主張できないのが日本人らしさだといつまでも済ましてられるものではないと思っている。人種のるつぼであるアメリカの真似は日本人にはすぐには無理、何世代もかけて取り組まなければならないことだと思うが、その問題に我々国民一人一人のレベルで考えていかなければならないのだろう。