某日の夜、友達の家でワインを飲みました。飲み友達を何人か集めてのホームパーティーです。
 料理は友達に作ってもらい、ワインは私が持ち込み。それと友達が一本。


 持っていったワインはカリフォルニアのオー・ボン・クリマのシャルドネ97年と、パヴィヨン・ルージュ・ド・シャトー・マルゴー04年。友達に追加であけてもらったのは、クリュ・ブルジョワのシャトー・ラローズ・トラントドン00年でした。


 料理は、家主得意のキッシュやサラダ、いろいろなチーズやパンにたまねぎのスープ、かつおのたたき、ビーフシチューなど。締めはマグロの漬け丼を頂きました。


      


 ワインはオーボンクリマは最高。これは非常にリーズナブルで、値段以上の価値があるワインだと思います。熟成して色彩は濃くなっていますが味は上品。何より香りが素敵でした。
 パヴィヨン・ルージュについては、好きなワインなのですが、やっぱりまだ若かったな。一応、開けたやつ以外にもまだ在庫で持ってるんですけど、これって5年位前までは1本5000円程度で買えたのに今では1万円クラスになってしまった(>_<) 今回開けたのはセールで6000円くらいになってたやつを買ったものなんですけどね。5年前は他にも、バアン・デュ・オーブリオンやカリュアド・ラフィット、ルチェンテ、アルマヴィヴァなんかも普通にやまやで5000円で買えました。当時もっと一杯買っておけばよかったなぁ。


 久々のワイン会で、料理もワインも全部満足でした(^^ 最近友達付き合いがほとんど無くて、家で飲むのばっかりだったんで新鮮だったし(笑


koume

 別に狙っていたわけではないのですが、二日連続で地元の痛いニュースです。

 北國新聞5月15日朝刊より



 微生物でプール浄化 菊川町小6年生

 (Webソースありません)


 菊川町小の六年生五十八人は十四日、六月中旬に行うプール清掃に向けて、水中の藻などを分解し、水質を浄化するEM菌(有用微生物群)を含んだ水約二百リットルを同校のプールに入れた。


 EM菌とは人間や自然環境に役立つ微生物を複数組み合わせたもので、生ゴミの処理や農産物の肥料などに使われる。

 投入により壁や底にこびりつく藻やヘドロが減り、プール清掃が簡単になるほか、清掃に塩素を使わずに済むため排水による環境汚染を防ぐことが出来る。

 同校は昨年十一月にもEM菌を入れており、清掃直前に再投入することで、EM菌を活性化させる。



 全くダメダメです。

 EMは沖縄の比嘉教授がやっている、有名なトンデモ事業ですが今に至ってもまだ環境方面で生き残っています。農産物の肥料として使っている人もまだ稀にいますが、農家でも知っている人にとっては効果などろくに無いことはすでに常識です。ちなみに最近のではなく、昔からの常識です。


 だいたい藻だって自然物なのですから、もしEMなんかを入れて富栄養化にでもなったらむしろ藻が増えるんじゃないですか?もしも藻がきれいに分解するなら、それはそれで公害に近いものがありそうです。


 EM菌を河川などに投入して環境浄化、なんてことをやっているところはほかにもありますが、怪しいと気づいてやめているところもちらほらあるようです。

 ニセ科学問題について積極的に情報を発信している、阪大のきくちさんのブログに詳しいです。


EM菌投入は河川の汚濁源

http://www.cp.cmc.osaka-u.ac.jp/~kikuchi/weblog/index.php?UID=1205503037


 しかし小学生にこんなことを教えていると言うことがもう罪深い。これは酷いです。


koume

 今朝、新聞を読んでいたら。



◎補完代替医療外来を開設 金沢大学附属病院
http://www.hokkoku.co.jp/news/HT20080514401.htm


 金大附属病院は十四日、新たに「補完代替医療外来」を開設する。健康食品やサプリメントなどの補完代替医療は、病気の苦しみから解放されたいと願う患者の多くが病院での治療に加えて利用しているが、有効性や安全性が科学的に検証されたものは少ない。外来では専門医が補完代替医療との上手な付き合い方を助言する。
 外来は、二〇〇二(平成十四)年に全国で初めて補完代替医療学講座を開講した金大大学院医学系研究科の鈴木信孝特任教授、大野智特任准教授が担当する。北陸では昨年十月から両教授が診療を担当している芳珠記念病院(能美市)に続き二番目、国立大附属病院としては全国三番目の開設となる。


 両教授は、がんに効くとされるキノコ「アガリクス」や子宮がんのワクチン療法などについて効果や安全性を確かめる臨床試験を実施してきた。最近問い合わせが急増しているため、補完代替医療に詳しい金大附属病院産婦人科の井上正樹教授の協力で産婦人科外来内に補完代替医療外来を設けることにした。


 診療は毎週水曜午前九時から午後三時までで、完全予約制。相談料は外来初診料もしくは再診料のみとなる。サメ軟骨やプロポリスなどの食品からアロマセラピー、鍼灸、温泉、心理療法まで、がん患者の45%が利用しているとされる補完代替医療について相談に応じる。実施中の臨床試験の窓口も兼ねる。


 鈴木特任教授は「外来を通じて補完代替医療の正しい知識を広めたい」と話している。問い合わせは金大の補完代替医療学講座=076(265)2147=まで。



 なんかね、これって「ホッとニュース」とか言うカテゴリに入っているんですが、こんなので誰がほっとするのかね。健食業者か。


> サメ軟骨やプロポリスなどの食品からアロマセラピー、鍼灸、温泉、心理療法まで、がん患者の45%が利用しているとされる補完代替医療について相談に応じる。


 全部ダメです、と答えるためだけの外来なら笑って済ませられますけど。
 なんか、こんな感じのヤツは以前にも取り上げたなぁ。まだやってたのか。


koume


 マンガ「美味しんぼ」が一段楽したそうですね。


「美味しんぼ」父と息子 「突然」和解の陰に作者の苦悩
http://news.livedoor.com/article/detail/3637217/



人気マンガ「美味しんぼ」の主人公・山岡士郎と、確執関係にあった父親の海原雄山が「突然」和解した。「ビッグコミックスピリッツ」2008年5月26日号の話で、これによってマンガは一種エンディングといってもいい「区切り」を迎えた。原作者の雁屋哲さんは自身のブログで「何も案が浮かばない」「初期に比べだいぶ質が低下している」と書き、編集部には以前から「一区切り」付けたいと申し出ていた。


編集部には以前から「一区切り」を申し出ていた。
雁屋さんは、08年5月11日、12日のブログ「美味しんぼ日記」で、「スピリッツ」が発売される08年5月12日は「特別な日」になる、と書いている。雁屋さんは、この日を晴れ晴れとした気持ちで迎えていることがブログからうかがえる。


25年という長期連載と、高い人気を維持するのはさすがにこたえたようで、かつては読者が興味を示した知識などは今では常識。自分より遙かに沢山の知識を持った若い人が増え、


「以前は机に向かうと、独りでに案など出て来た物だが、いまは体中逆さにして振っても何も出て来ない。脳みそが空っぽになったというのか、硬直してしまったというのか、何も案が浮かばない」
などと書いている。連載初期に比べると作品の質が低下してきた、とし、「スピリッツ」の編集部には以前から「一区切り」をつけたいと申し出ていた。しかし、なかなかOKがでなかったそうだ。


また、「美味しんぼ」を連載する中で食品業界批判をしてきたが、「倫理観念のない業者、会社が多すぎる」とも書いている。食品業界は「美味しんぼ」での批判を受け入れず、誤魔化すばかりか、雁屋さんを攻撃してきたからだ。


「美味しんぼ」は完全に終わってしまうわけではない
「もっと厳しく追及したかったのだが、力不足で及ばなかったのが残念だ。一漫画原作者の力は所詮カマキリの斧程度の物でしかなく、相手は本物の巨大な斧を振りかざしてやって来るのだから、勝負にならない。善戦すれども及ばずと言うところだ(中略)もう一寸踏ん張るべきだったと、そこの所が口惜しい」
と、自分への反省も綴っている。


ただし、25年で489話、単行本102巻と続いた「美味しんぼ」が完全に終わってしまうわけではないという。「日本全県味巡り」の企画は続け、「食の安全」など意味のある主題に出会えば単行本を作るのだという。これまで「美味しんぼ」の単行本は年間4冊出してきたが、「日本全県味巡り」を中心にして、「美味しんぼ」関連の本を年に2冊出せればいいと考えているのだという。



 私はここ何年も、「美味しんぼ」は読んでないですけどね。だから最近の展開がどうとかは、噂でたまに知るくらいなんですが。


 過去にも何度か取り上げたことありますが、基本的に美味しんぼというマンガは食品の安全・安心という分野においては最高の「反面教科書」です。


 一応、過去にまとめて取り上げたエントリがここ

 「美味しんぼ」にみる農薬批判その1 ポスト・ハーベスト農薬

 「美味しんぼ」に見る農薬批判その2 奇形猿

 「美味しんぼ」に見る農薬批判その3 農家は自家消費の農産物に農薬を使わない?

 「美味しんぼ」に見る農薬批判その4 日本の農薬使用量

 マンガ「コンシェルジュ」と農薬


 なんか、結構以前に書いたエントリなので、今読むと書き直したいようなところもありますけど。

 特に、その1ではポスト・ハーベスト農薬のことを書いてますがなんか変なので、できればこちらの方を参考にしてください。

 ポスト・ハーベスト農薬について


 だいたい、小若順一や安部司くんだりを引用する筋の悪さですから、食の安全について科学的にまともな情報など出せるはずもないのですが、まあトンデモはトンデモを呼ぶということでしょうか。


 もっとも、食品の安全性などを考える契機を与えたという意味では、意義があったとは思います。だから最高の反面教科書などと言っているのですが、


> また、「美味しんぼ」を連載する中で食品業界批判をしてきたが、「倫理観念のない業者、会社が多すぎる」とも書いている。食品業界は「美味しんぼ」での批判を受け入れず、誤魔化すばかりか、雁屋さんを攻撃してきたからだ。


こんな被害妄想を持たれてはどうしようもありませんね。美味しんぼでの批判が受け容れられなかったのは、単純に、間違っているからです。間違いを指摘することが攻撃とか言って排除するなら、表現などしてはいけません。雁屋哲は批判に対してちゃんと科学的な反論をしたことがあるのか。ポスト・ハーベスト農薬の残留実態を調べたことがあるのか?


 調理法だとか、美味しいものを紹介するマンガとしての評価は別にして、私がわかる範囲では少なくとも農薬や食品添加物に関する話、ビール・日本酒・ワイン・ウイスキーに関する話、日本の歴史観についてなど間違いや不正確な記述が多すぎました。今後は書かないということは無いようですが、それならそれで週刊連載って枠は外れるのですから、ちゃんとした正しい調査に基づいたものを書いて欲しいと思います。まあ、難しそうですが。


koume

 元はフランスで始まったクラシック音楽祭のラ・フォル・ジュルネが金沢でも開催って事で行ってきました。
 普通、クラシックのコンサートと言えばチケットが8000円とか1万円オーバーであることも珍しくないのですが、このラ・フォル・ジュルネでは1500~2000円程度と格安で、1回の公演も1時間程度と短いのが特徴です。しかも会場を3つ+αに分け、1日でいくつもいくつもやるので総公演数はかなりのものになります。開催時期がGWと言うこともあり、ものすごい人出でした。


 今回はベートーヴェンをひたすら奏でるというコンセプトで、曲はほとんどベートーヴェンのものばかりでした。公演数もたくさんあるので、よくある田園とか英雄などの有名な曲ばかりでなく、マイナーなのも多くやっていました。今回見に行ったのは次の二つ。


5月3日 19時~
ドミトリ・マフチン(vl)
アレクサンドル・クニャーゼフ(vc)
ポワトゥ=シャラント管弦楽団
ジャン=フランソワ・エッセール(指揮&p)
ベートーヴェン:三重協奏曲


5月4日 19時 イザイ弦楽四重奏団
弦楽四重奏曲第9番「ラズモフスキー」
弦楽四重奏曲第10番「ハープ」


 私はクラシックを聴くのは好きですが、どちらかと言うと曲よりも演奏者にこだわったソロのものが好きで、家にあるCDもクラシックギターの山下和仁のものやピアノならグレン・グールドばっかり集めていたりする寸法です。ちなみに村冶佳織の「パストラル」は、私がこれまで唯一ジャケ買いしたCDです(笑
 で、公演もソロがたっぷり聴けるものを選んでみました。


 イベントに参加してみてですが、こういう形式はいいですね。ぶっちゃけ、普通のクラシックって長いじゃないですか(^^;それが手軽に聴けるのはいいです。値段も安いし。特に4日の弦楽四重奏「ハープ」が楽しかったなあ。
 ところで昔から不思議なのですが、何でクラシックのコンサートでは終了後、演奏者は何回も出たり入ったりするんでしょうか?一回お辞儀して出て行きゃそれでいいと思うんですが(^^;拍手してる時間が長いんですよね。


 もし次回があるなら、モーツァルトがいいな。


koume