普通、ソムリエや料理人には煙草は禁忌だとよく言われますが、私の知り合いのソムリエはよく煙草を吸っていました。

 話を聞くとどうやら、彼の師匠からの教えらしいのです。私自身は煙草は全く吸わないのでよくわかりませんが(産まれてから今まで全然吸ったことがない)、聞くところによると、ワインと煙草を美味く合わせて楽しむという方法もあるらしいのです。


  「お客様には、煙草をたしなむ方もたくさんいる。レストランは、禁煙家だけのものではない。煙草を吸われる方にも、ワインを楽しませることが出来ないと、本物のソムリエとは言えない」


 一理ある考え方だと思います。や、それでも私は煙草は吸いませんが。そもそも私ゃソムリエじゃないし(^^;  

koume

[2000] シャトー・リューセック  750ml (ソ-テルヌ第1級)白【コク極甘口】  ■ペリンジャー・ストーン・セラーズ シャルドネ 2002



ぶどう品種:シャルドネ
価格:¥980ぐらい
飲んだ日:2005.05.20
個人的評価(10点満点):6点

オーク樽で6ヶ月熟成しています。これまでに飲んだアメリカの白、特にシャルドネはフランスのワインに比べて樽香が強く、これがなければもっと美味しいのになぁ~と思うことがしばしばでした。どうもアメリカでは樽香が強いワインが好まれているようです。

それでも中には例外もあるだろうとめげずに挑戦していくのが私のいいところ?(笑)←単なる呑ん兵衛です。このベリンジャーも数あるアメリカ白から目に留まったそのひとつです。まぁ安かったのもありますが(^^;


1876年、フレデリックとジェイコブのベリンジャー兄弟によって設立されたナパ最古のワイナリーです。禁酒法が制定された1918年、ミサ用ワインの生産許可を与えられたことから、閉鎖の憂き目に遭うこともありませんでした。要するにアメリカでも伝統あるワイナリーなんですね。


やや黄緑のかかったライムイエロー系。上立ち香はフルーティで、やはりバニラ系の樽香が。でも飲んでみると、それほど樽香は強くなく、やや甘口で洋梨のような甘ったるいニュアンスがありました。しかし、何故か後味と余韻は辛口になり、そのギャップがちょっと飲みにくいかも・・・。それほど樽香が強くなかったのが良かったです。

ただ辛口みたいなので、もっと冷やして飲むといいかもしれません(今回は14-15℃ぐらいで開けました)


suzu

 今日はワインも農業もへったくれもないです。サッカーです!


 私は中田英寿選手のファンで、彼が出る試合は見れる限り見るようにしています。ただうちにはスカパーを引いてないので、つまり見ることができるのはほとんど日本代表の試合に限られるのですが。Jリーグの試合は見ません。以前、スペインリーグの試合はBSでたまに見てました。


 前回のワールドカップの試合は、友達の家でたくさんの人と一緒に、ワイン飲みながら絶叫しながら見てました。あの時は昼間の試合の頃になると会社も仕事を中止して、オフィスのテレビがあるところに社員がほとんど集まってみんなで試合を見ていたのでした。稲本潤一のゴールはすばらしかった。


 基本的に私は、トゥルシエの時のチームのほうが好きです。現在のチームのジーコは、80年代のサッカーは誰より知っているのでしょうが、現代のサッカーは知らないんじゃないの?と思うことがよくあります。単純な話ですが、ジーコのチームがオフサイドを取る機会はトゥルシエの時のそれと比べて恐ろしく少ないです。あれではディフェンスラインが高い位置にいることができるはずがない。ジーコは鹿島アントラーズのディレクターはしたことがあっても、南米や欧州では指導者の経験がない・・・ってことはある意味、Jリーグで育成された監督。なんか怪しいです。
 
 また、選手で怪しく思うのが、中村俊輔で、私は単純にこの人が気に食わないのですが、こないだのイラン戦なんか顕著でした。高さとパワーに上回る相手に、彼はボールを持つとひたすら、前の選手の頭めがけてボールを上げ続けるだけ・・・高さでは競り負けるであろうことは試合前にも分かっていたし、試合が始まってすぐに思い知らされたことでもあったのに、それでも中村はひたすらセンタリングを上げ続け、そしてそれらは当然のごとくほとんど競り負けて、彼からゴールチャンスが生まれる気配はほとんど感じませんでした。

逆に中田の場合はPAに切れ込むような動きを見せて相手をひきつけ、玉田に好パスを送り込む動きがあったり、おおさすが中田と思うような場面がありました。まぁ体調面からか、それほど多くは見られなかったのですが。


 今夜のゲームでは、小野伸二の突然の離脱があって、ダブルボランチは中田と福西か?という見方がほとんど。ワントップの下に中村と小笠原が並ぶと言う布陣・・・
 ジーコの最初のチーム「黄金の4人」の時から感じたのですが、中盤をそんなにパッサーばかりで固めてどうしようと言うのだろうか・・・中田は中盤の底で、ミランのピルロのような立場になるのはいいとして、小笠原と中村は似たようなタイプの選手じゃないか。例えば片方をアントラーズの本山や、セレッソの森島みたいに自分で突っかかっていく選手にすれば、アクセントが付いて面白いと思うのになぁ。サイドからドリブルで上がるのはある意味当たり前だけど、センターからも突破を図ればリスタートを取れる機会も増えるし・・・


 ただ、フォワードをワントップにしたのはなんとなく好ましい。というか今まで、フォワードに決定力がない、ミッドフィールドは日本の宝庫だ、と言われ続けて、じゃあ弱点のFWを減らして長所のMFを増やすと言う単純なことをこれまで誰もしなかったってのがよくわかりません。むかし村上龍はいっそのこと、3-7-0、つまりFWなしにして、2列目からたまにシュートを打つと言う極端な作戦を考えたことがありましたが、そこまでしなくてもまぁ3-6-1はありじゃないかなと。3-2-2-2-1かな。
 あとはほんとは、個人的には、完全バランサーで掃除屋の、明神や戸田のような選手がいたらいいなぁと思うけど、MFの枠が足りないし・・・やっぱりトゥルシエのチームのほうが好きだったんだよなぁ(^^;


 とにかく今夜は試合。ワールドカップには、出て当然、と言うスタンスで応援しよう(^^)/


koume

[2000] シャトー・リューセック  750ml (ソ-テルヌ第1級)白【コク極甘口】  ■シャトー・リューセック 2001 ハーフ



ぶどう品種:セミヨン、ソーヴィニョン・ブラン、ミュスカデル
価格:¥4,680ぐらい
飲んだ日:2004.11.10
個人的評価(10点満点):9点

世界でもっとも素晴らしい甘口貴腐ワインを生産する地区において、特別第一特級格付のシャトー・ディケム に次ぐ、ソーテルヌを代表する第一特級格付のシャトーです。有名なシャトー・ラフィット・ロートシルト を持つロスチャイルド家の所有。


これまでワインを飲むにあたって、貴腐ワイン自体を飲むのはリューセックが初めてでした。とても甘口だと聞いたので、想像で甘ったるいような香りなのかなと思っていたのですが、意外と香りは控えめでアレ?という感じでした。しかし、一口飲んでみてとても驚きました!
ハーブや漢方薬のようなニュアンスが含み香にも味にも感じ、ねっとりした舌触り。それはアカシアのハチミツのようで、またマンゴー系の香りもし、単に甘ったるいだけではなく、とても上品な気品のある甘みでした。ハーブ系のニュアンスが含まれていたのが良かったのだと感じます。それがなかったら単なる甘口ワインになっていたのかも・・・。飲んだ日から3日4日たっても、それは維持されていてとても強いワインなんだなと思いました。

実はフレンチ料理店でディナーコースとともに飲んだのですが、その中でフォワグラのソテーとともに飲んだのがとても素晴らしく美味しく、今だ印象に残っています。海鮮料理や肉料理にももちろん合いましたが。まぁディナー自体もそんじょそこらにはない、レヴェルの高いものだったせいもあるでしょうが(^^;

このようなワインが20年後にはどのような味になっているのか・・・とても興味津々なところですね。


koumeさんが、ソーテルヌワインを知らない人に黙って飲ませるとサプライズになる、と言っていましたが、なるほどよく分かります。香りはあまり感じないのに、飲んでみるとすごく甘くてとろけるようですから(^^) まぁでも、あまりの甘さに好みは二分されているようですが。
私には、リューセックはとても衝撃的で、その味にとても感動しました。他のソーテルヌ貴腐ワインは飲んだことがないので、是非ともいろいろ飲んでみたいものです(^^) もちろん、リューセック自体もまた機会があれば飲みたいですね!


suzu

 ワインの価格に関しては以前書いたことがありますが、ワインの質やヴィンテージなどだけではなく、風評で乱高下することが多いのがある意味困り者です。


 最近は少し落ち着いてきたらしいのですが、マンガ「ソムリエ」で、ロマネ・コンティと見まごうほどのワインとして紹介されたために、カリフォルニアのカレラ ピノ・ノワール ジェンセンが市場からあっという間に消えたことがありました。「新ソムリエ」では、オーストラリアのコールドストリーム・ヒルズが同じことになりました。「神の雫」の影響ではシャトー・モン・ペラが値上がりしているそうですが、私はあのマンガはまったく信用していないのでモン・ペラは探してすらいません(笑


 ヴィンテージに関しても、その実力以外にも、風評で価値が上昇・下降する事があるらしく、私のある知り合いのソムリエは「90年ヴィンテージは世紀のヴィンテージと呼ばれてはいるが、88年や89年ほどの実力はない」といっていました。私自身は、90年のワインなんてそんな大それた価格のものはほとんど飲んでいないのでその真偽のほどはよくわからないのですが(^^;、ワイン・ブームに合わせて赤ワインにやたら高い価格が付いていたことを考えると、これらの年代のワインの価格がそのまま実力を反映していると考えるのは判断が早そうです。


 そもそもブームといえば、バブルの頃に大流行したボージョレ・ヌーヴォーほど酷い扱いを受けたワインはないでしょう。もちろん今でも高いヌーヴォーはありますが、あの頃のヌーヴォーはやたら高かった覚えがあります。まぁその頃の私は、まだワインが飲める年齢じゃなかったから、あやふやですけど。
 しかしその後、ヌーヴォー・ブームが過ぎ去るとその評価は急落し、「ヌーヴォーを飲むなんて、ワインを知らないドシロートだけだ」なんて事がまことしやかに語られるほどまでになりました。また、ヌーヴォーのみが恐ろしく一人歩きしたために、ヌーヴォー(新酒)以外のボージョレ・ワインも同じ評価をかぶることになり、「ボージョレ=安物の低品質ワイン」というイメージが、ワインを飲まない人にまで行き渡る事になってしまいました。
 現在のヌーヴォーはまた少しずつ人気が出てきて、それなりに飲まれるようになっていますが、「その年のすべてのワインの出来を占う存在」とか、やたらな持ち上げ方をされている事柄もよく見かけますし、ボージョレ・イコール・ヌーヴォーというイメージは未だに払拭されていません。
 ちなみに私は、ボージョレのワインはけっこう好きです。しかし、ヌーヴォーはめったに飲みません。味がどうこうよりも、少し良いもんのヌーヴォーになると3000円くらいしてしまうのはちょっと高すぎると思うからです。まぁ、ヌーヴォーはある意味縁起物的な扱いを受けているので、高くてもいいのかもしれないし、飲んでいる人を非難するつもりはまったくありません。


 流行の落ち着く先は、廃れるか、またはそれが常識化するかのどちらかです。ワイン・ブームがどちらに落ち着くのかは分かりませんが、少なくともブームの状態は、消費者にとって得になることはあまり多くなさそうです。モン・ペラも近い将来、きっとまた安くなることでしょう


koume