先日ちょっと、高速道路で長距離を走ってきました。
 季節柄、それと土地柄(北陸の人間なので)ということで、雪はけっこうすごかったです。


 で、走行中に強く思ったことをひとつ。


 ちょこちょこブレーキ踏むな!危ない!


 雪道が滑りそうで怖くてしょっちゅうブレーキ踏んで減速、という話はわからないでもないのですが、雪道でブレーキを踏むという選択肢が恐怖です。雪が積もった道路をおっかなびっくり走るドライバーが急加速や急ハンドルを行うことはあんまりないのですが、急ブレーキも同様に危険で、しかも後続車両にも急ブレーキを強要してしまうという恐ろしさ。思い切って80キロ出してくれた方が気が楽です。車間距離取っても自然だから。
 雪道ではお願いだから、エンジンブレーキを使ってください。AT車でもギアを2速に入れれば充分減速。


 というわけで来年もよろしく(どういうわけで)


koume

パーカー92点!【カレラ】 ピノ・ノワール ジェンセンカレラ ジェンセン 1999 (ハーフ)


アメリカ>カリフォルニア>マウント・ハーラン

品種:ピノ・ノワール

価格:¥4,000ぐらい

飲んだ日:05.12.11

個人的評価(10点満点):8


カレラには4つの畑があり、それぞれジェンセン、リード、セレック、ミルズと名づけられています。この中でもっとも人気があると言われているのがジェンセンです。まぁ畑の違いは好みですね。


ハーフだし、そろそろ飲み頃かと思って某フレンチレストランで開けました。メニューは海鮮メインでフォワグラのソテーに肉がちょこっと。

主に肉に合わせて飲んだのですが、さすがに美味しかったですね。カレラの普通のピノは何度か飲んだことがあるのですが、やっぱり全然違います。印象としては、以前飲んだジャン・グロのヴォーヌ・ロマネ クロ・デ・レアに似た感じだったかな。ヴォーヌ・ロマネの高いワインを飲んだのはまだこれだけですが。


まぁそれより、もともと、ジェンセンはカリフォルニアのロマネ・コンティといわれるワインで、私はとまだロマネ・コンティは飲んだことがないのですが、こんな感じなのかなぁ~?と思いながら楽しみました。


濃くてパワフルなボルドーとはまったく対照的で、漢方薬のような樽香にやや枯れたイチゴ系の香りに、軽くて繊細でありながらもまったりで滑らかな感じ。最初は硬くて土臭さに、ひなびた味、ちょい酸っぱい。2hぐらいたったら、甘さとまろやかさが出て飲みやすくなりました。枯れたようなところがありながらも、酸味とコクがあったのでまだ熟成できたのかも~

以前、17年物の完全に熟成したアロース・コルトンを飲んだことがあり、とても感動したのですが、それと比べるとまだまだ若い感じがしたしね。


suzu

 先日書いたことと内容的には相当かぶるのですが、つい昨日、とても悲しいものを見たので。


 たとえ話をします。


 ある機械があります。これはかなり危険な要素を含む機械で、100年以上前に発明されてから現在まで無数の改良を施されてきたにもかかわらず、現代でも年間で数万、数十万の桁で死者を出しています。死者を出す以外の損害も全て計上すると、年間で数億ドル以上の被害が出ていると考えられます。
 それにもかかわらず、例えばある国家では軍事目的からこの機械の研究・開発に毎年莫大な資金を投入していますし、また政治家たちの利権を守るためにこれらの普及活動や保護なども行われています。
 そして、恐ろしいことに、普通の一般市民でも、バイヤーを通して高額なお金と引き換えにする条件でこの機械を手に入れることは十分可能なのです。そして、この機械を使った犯罪などは毎日のように行われています。
 世界各国の軍隊やテロ組織、危険思想を持つ団体などにもこの機械は相当数普及し、我々は日常生活で、この機械の危険に怯えない日はありません。
 もちろん、これだけの危険をはらむこの機械に関して、全世界規模でその取り扱いに規制がかけられています。しかし、規制がかけられているにもかかわらずこれだけの被害が出ているのです。


 果たしてこの機械は、研究・開発や製造、使用などに関して全世界規模で禁止されるべきでしょうか?


 ・・・と、これは私のオリジナルではないんですが、オリジナルは「DHMOの恐怖」 として結構有名な話です。DHMOはジハイドロジェン・モノオキシド、日本語に直すと「一酸化二水素」で、こちらの被害も凄まじいものがあります。つい先日も日本全国に大変な被害を生みました。


 知ってる人はもうお分かりでしょうが、上の「ある機械」とは自動車、DHMOは水のことです。


 リスクというものを考えるとき、どうしても囚われがちな考えがあります。それは、リスクを「ある・なし」で考える、つまり定性的な考え方です。しかし、リスクを考える場合はこの考え方は実は完全な間違いです。
 「ハイリスク・ハイリターン」という言葉もありますが、一般にリスクとはリターンとの兼ね合いで考えられるもので、同時にリスクはその量を見て判断されるものだからです。


 昨日見た、悲しいものとはこれです。
 http://blog.sitesakamoto.com/index.php?itemid=151

 私にとって坂本龍一という人物は、世界で最も尊敬する絶対者に等しい存在なのですが、これはちょっといただけません。坂本龍一の発言や文章は結構読んでいて、影響を受けたものも少なくなかったのです。が、あの教授ほどの人物でも、このような間違いを犯すのかと思うと・・・
 
 この記事に、福岡伸一という人が寄稿文を寄せています。


> 実は、この問題を審議してきた食品安全委員会の結論は
> 「日米リスクの同等性の科学的評価は困難である」だった。
> リスク差が見極めきれないのであれば、ロジックとしては
> 輸入再開とはならないのが科学的な態度であるはずだ。

(改行位置は変更しました)


 これは、マスコミなどにはよくある考えですが、まったく科学的な態度ではありません。要するに、「リスクがあるなら、それを行ってはならない」という考えですがこれは科学者の態度ではないと思います。リスクは「ある」のが普通で、その量をこそ見るべきものだからです。米国産牛肉に狂牛病のリスクはあります。しかしその量はいかほどなのでしょうか?


 食品安全委員会の結論は「日米リスクの同等性の科学的評価は困難である」だった。これは正しい。しかし、この部分だけを抜き出して批判するのはこれまた科学的な態度とは言えないでしょう。「20ヶ月超えの感染牛が紛れ込む可能性は、『高く見積もっても20年に1回以下』」という部分を意図的に無視するのはいかがなものかと。


 リスクがゼロというもの地球上に存在しません。いかに安全なものでも、ゼロリスクではありえない。例えば塩は、人間が生きていくためには必須で、ほとんどの料理に入っているまったく安全と思われる調味料ですが、一度に150グラムぐらい食べれば人間は結構簡単に死んでしまうという、実は危ない代物なのです。ただの水でも、一気に大量に摂れば危ない。
 「毒にも薬にもならない」という言葉は実に正しくて、全ての薬は摂りすぎると毒です。逆に、どんな毒でも、量が十分に少なければ影響はありません。猛毒といわれるダイオキシンでも、空気中にごく普通に存在するそうです。その数はおよそ、空気1ccあたり分子10万個(実は、ごく普通の「マイナスイオン発生器」と同じくらいの量)。


 狂牛病は、その騒ぎの規模に比べて被害者の数が異様に少ない事例です。その辺が、鳥インフルエンザと違う。
 前回、「英国では全国民が危険部位を食べたにもかかわらず死者は151人」と書きました。交通事故の死者の何分の一でしょうか。日本での狂牛病被害者はどれくらいでしょうか。実は一番被害が大きいのは、「風評被害」で売り上げが下がった酪農家なのでは。


 さて、では米国産牛肉を輸入するメリットは何でしょうか。それは、実は私にはよく分かりません。とりあえず、牛肉が食えなくて困ったということはないし、いつスーパーに行っても牛肉を買うことは可能です。もしかしたら、牛肉輸入は再開しなくてもいいのではないでしょうか。
 しかし、その禁止の理由がこれでは、理由になっていないのです。まったく科学的ではないし、アメリカに説明してもこれでは通じない。輸入再開は必要ではないが、再開しない理由もない。別に説得力のある理由があるならまだしも、国際的に通用しない感情論では、また日本のイメージを落とすだけです。日本は技術立国だったはずが、実は単なる科学バカだったと。


 「リスクがあるなら、すべきではない」という定性的な判断では、自動車を全世界から無くすしかなくなります。リスクとは0%と100%の二つがあるのではなく、その間で考えるべきで、その量を測るのが本当の「科学的な態度」です。


 リスクに関する報道は、「分からない」=「安全」と考えていいのではないでしょうか。危険に価するほどのリスクがあるのなら、「明らかに、ある」となるからです。「分からない」はたいてい「検出限界以下で非常に小さい」という意味で、「完全に安全」と書くのは科学的に間違い(=どんなものでもゼロではありえない)からです。逆に言うと、「絶対に安全」とか言ってる科学者がいたらそれは怪しいのです。


koume

 テレビでも、いまだに「ちょっと心配」とか、そういうことを言う消費者(たいていオバサン)の姿が放送されたりしますが、あんなもの大丈夫に決まってるんだよ。中国産とかのほうがよっぽど不安(中国産の牛肉なんかほとんど入ってないけど)。


 狂牛病被害が一番大きかったのはイギリスですが、死者が151人。しかし、危険部位を食べた量でいうと、どうやら全てのイギリス国民が、牛が狂牛病で死ぬ量の1000倍を食べていたらしい。それでも、イギリス国民は全滅していない。
http://www.ne.jp/asahi/ecodb/yasui/@Week0512.htm#12073


 つまり、危険部位であっても、多少なら食べたとしても(ほとんど)問題はなく、しかも危険部位はほぼゼロに近いほど除去されて輸入されるのだから、狂牛病リスクはほぼゼロといっていいと思う。食べすぎによる肥満の方がよっぽどリスクが大きいくらい。


 「それでもゼロではないんだから、不安」という消費者の姿はよくテレビに出ますが、はっきり言って馬鹿としか思えない。それだったら、交通事故に遭う確率のほうがよっぽど大きい。交通事故に遭う確率はゼロとはいえないから、家から一歩も出られないということになる。もっとも家にいても、火事になるとか地震が起こるという可能性もゼロではないし、突然脳卒中の発作が起こる可能性もゼロではないから、不安ならば生きていてはいけないということになりますが。


 「可能性がゼロではない」という言葉は危険です。なぜなら、可能性がゼロという事態は世の中にほとんどないからです。全ての事柄は、わずかずつ起こりうる可能性を持っているからです。普通の生活の上では、「ほぼゼロ」といわれたら、イコールゼロとして無視するのが正しい。まともな科学者は、「絶対ない」「必ずある」というような断定を避けがちですが、それはそちらの方が正確だからです。


 農薬リスクに関してもほとんど同様なのですが、野菜などに関して異様に神経質になる消費者がいまだにいるのはびっくりです。科学的な思考から恐ろしく遠い、ほとんど幼児がおとぎ話の妖怪に怯えるようなものなのですが、そういう人が「消費者代表」だったりする世の中はなんとも・・・


koume

 最近、ほとんどワインのことを書いてないような気がします(^^;飲んでないんですよ単純に(爆死


 テレビをつけるとたいていいつもクイズ番組をやってます。まぁ結構良く見るんですけど、「クイズ ヘキサゴン」とかね。あれは昔の方が面白かったと思うけど。

 あと、先日あった全国一斉IQ調査とかいうやつ、テレビの前に筆記用具用意してまじめに取り組みました。どうやら私のIQは119で、ホリエモンをかなり上回りました。だからといって年収が上がるわけでもないんですけど。


 昔は全然疑問にも思わなかったんですけど、最近見ててよく思うのは、芸能人がクイズ番組に挑んで、好成績を挙げると賞金が出るじゃないですか。100万円とか。芸能人がカネ貰うの見ても面白くもなんともないんですけど(^^;その分俺にくれよと。言ってもしょうがないんですけど。


 まぁ全国にそういう人は1000万人くらいいるとは思いますが、私自身も同じく、テレビの前だけのクイズ王です。家族中ではたいていいつも最高成績で、テレビに出てる芸能人でも私の上を行くのははらたいらと浅井慎平くらいです(番組限定)。まぁ、そんなこといってるやつに限って、実際の問題に挑んだら全然だめだったりするんでしょうけど


koume