首相の「眠る預貯金たたき起こす」に疑義?
預貯金は眠っていない!!■まず、預貯金は眠っていないと言いたいですね。 これは、岸田首相がロンドンで講演した際のセリフなようです。こう述べられたようです。 眠り続けてきた1千兆円単位の預貯金をたたき起こし、市場を活性化するための仕事をしてもらう■これを本気で考えられているとしたら、日本は破産の危機に直面すると思いますね。私は経済には疎いですが、これは誰が考えても自明の理だと思えます。 なぜなら、日本の借金、つまり国債発行は1000兆円を超えています。 この借金はどこから借りているのか、他でもない日本国民の預貯金です。■この1000兆円は無きに等しいわけです。この架空のお金を投資に回したらどうなるか、投資は儲けもするが、当然、損もする。 損をする人がいるから、儲ける人がいる。 全国民が投資で儲ければ、万々歳ですよ。そうではないでしょう。 もし、皆が損をしたら、日本の国債や株は売り叩かれます。 北海道の夕張や韓国のとった道、つまり破産するしかありません。 国家レベルだと、IMF(国際通貨基金)の傘下に入り、生活に制約が生じてきます。ジリ貧となっていくわけです。■まずは、首相がとるべき策は、借金をいかに後世に残さず、減らしていくかということが一番の道だと思えます。 ただでさえ、コロナ禍でお金は出ていく一方です。これは、全国民が一致団結して、痛みを共有していくしかないのだと思います。 いつまでもこのような状態が続くはずがありませんから! まとめます。預貯金は眠っておらず、無きに等しい状況です。むしろ、本当に眠らせることができて始めて、叩き起こしましょう。