日本の皆様
おはようございます。
二日間ほどブログをお休みしましたが、制作とテニスに没頭していたのに加えて、友人宅に招かれたりと、
ブログ書きの時間捻出が及びませんでした。
これは言い訳ですが、
私のブログに対するプライオリティが少し変わったのかな?
というところかも。
習慣化については、
私はこのブログ書きが一年以上続いた時に、
人間、意外とできるものなんだな?
と感じた。
その後も、ずっと続けてきていた。
確か銀座でのイベント当日に、
体調を壊して、救急車で運ばれた時も、
その後落ち着いた時間に書いていた。
フィレンツェで虫垂炎で緊急入院、手術の時も。
習慣化されていることを、休むことへの罪悪感、
或いは居心地の悪さ、
そういったものにとらわれていたのだろうか?
或いは、一度休むと、休み癖が続いて、元のようにはできなくなる
という恐怖心だろうか?
深層心理には色んなものがあるだろうが、
昨年の冬、
母の危篤で、日本へ戻り、
最後の数週間を近くで過ごして、見送った時、
ブログを毎日書くことが、ほぼ不可能になった。
精神的に難しかった。
思いの丈はいっぱいあっても、それを自分だけの日記帳にぶちまけるのと、第三者の目の前に晒すことは、やはり大きく異なる。
日記ブログであったとしても、そこは明らかに違うのだ。
そのまとまらない思いを心の中に溜めて、
ぐるぐるぐるぐる混ぜてこねて、なんとか形にしたブログを
読んで下さり
励ましの言葉をくださる方々は多かった。
ありがたかった。
その母との最期のひとときを越えてから、
どうでも良くなった
というわけではないが、
がむしゃら感がなくなった。
実際、今年の個展やイベントに向けて、例年であればもっと切羽詰まっている頃であるのに、
かなりのマイペースで制作している。
もちろん、猫時間の早朝に起きて、時間捻出などもしてはいるが。
今という時間がなければ、未来は来ない。
反対に、過去にばっかり縛られて、今をしっかりと見据えて過ごしていないとすると、
やはり、私は人生を生きていないことになる。
母を見送り、当たり前のことだが、人はいつか死ぬ、
それは自分もである
ということを実感した。
「そんなに急いでどこ行くの?」
これは以前の私に言いたい言葉。
そして
「そんなにがんばって、どうするの?」
これは、ねばならないの呪縛に囚われがちになる自分への自戒。
来年には大学進学を控える長女や、まだ小さい次女の将来を考えると、まだまだ頑張り続ける必要があるだろう。
でも、そこに苦行に近い頑張りは必要ないと思う。
私も主人も彼女たちとの日常をしっかりと味わい、年をとっていく姿を残像として残していくだけだ。
さて、近況に話を移そう。
昨晩は、オランダ人とイタリア人のカップルのご自宅に夕食に招かれる。
彼らの息子さんは、オランダの大学を卒業して、今はスペインのマドリッドで働いており、
その彼がフィレンツェに戻って来ているので
オランダ事情を聞きにおいで!ということだった。
主人は、木曜日の晩のダンテ公演会の準備で劇場に缶詰めだったので、恐らく参加は難しいだろうということで、私と長女の二人でお邪魔していた。
若者二人の質疑応答を聞くにつけ、興味深かった。
息子さんは、アムステルダムで経済を学んで、在学中にカナダのトロントと、アイルランドのダブリンに留学したということだった。
ご主人作のボンゴレパスタや、イカの煮込み料理に舌鼓を打ちながら、会食は進んでいく。
さすがに写真を撮るのは憚られた。
持参した抹茶ティラミスも大好評だった。(これまた写真なし。)
エスプレッソを使っている部分を抹茶に変えて、上にカカオをふるかわりに、抹茶をふっただけで、
材料はマスカルポーネと卵と砂糖だけのいつものパターンだったが、
甘さ控えめで、皆から次回のリクエストまでいただいてしまった。
お重で作り、そのまま持参したので、食卓に出した時の見栄えも良かったのだろう。
初挑戦の品を、およばれ先に持って行くのもなんだったが、うまくいって良かった。
ドルチェを頬張っている頃に、
ブーッ
とブザーがなり、
まさかの
主人登場。
彼は、そこからまた普通に食事をいただき始め、おしゃべりに興じ、会食は続いて行った。
そんなこんなで、夜遅くの帰宅となり、
ブログを書くパワーも、
そして変な罪悪感もなく、バタンキュー。
今という時間を大切に
100%の自分を費やして生きること。
これが、今の私の毎日である。
美しいお料理の写真が一つもなかったので、
愛猫の癒しの写真を!
この子のお蔭で今を生き、なでなでしながら、私は幸せホルモン、オキシトシンを出していることも事実!
どうぞ皆様も、今に没頭してお過ごし下さい。
かけがえのない自分のために!
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