時間割作りで、自分の能力が見えてきた | 人生の果実を味わう彫金職人の暮らし フィレンツェ物作り物語

人生の果実を味わう彫金職人の暮らし フィレンツェ物作り物語

フィレンツェ在住22年の、ジュエリークリエーターKaorukoが、物作りについて、イタリア子育て生活をまじえながらお伝えします。

日本の皆様


こんにちは。


本日も愛猫に起こされた5時から2時間、

作業台に向かって、


彫りの作業をし、


8時半からアルフォンソのテニスのグループレッスンで、良い汗をかく。


フォアのストレート、クロスの打ち分けが、まずまずできて、


コントロールに自信がつく。


その後、お隣のバーニョ ア リーポリ市にあるメッキ工場に、お願いしていた品を受け取りに行く。



昼前に自宅へ戻り、


掃除、洗濯などの家事全般を終え、


作業開始。


オーダーのギルランダリングも順調に進む。

腕の部分の彫りを終えたリングの両側面にも彫りを入れていきます。


上のリングが彫りの入る前で、下のリングが彫り終えた後。




そう、ここのところ、

30分から1時間単位で時間割を書いている。


と言っても、きっちりしたものではなく、大まかな予定。


大まかでも書くと書かないのとは大きな違いがある。 


一度書くと、できるだけそのように動きたくなる。


頭の中だけだと、ばんばん変更してしまう。


面白いものである。




書いてみて分かったことは、家事には余裕を持たせているが、


制作活動に関しては、自分を過大評価していることが多いようで、


計画時間内に終わるものの方が少なかった。


これが分かっただけでも、この一見面倒臭いように思える時間割作成から得られた果実である。


TO DO リストを作っていたこともあったが、

これこそ、欲張りの極地みたいな状況になり、


リストのうち半分くらいしか終わらせることができていなかった。


私は忙しくなると、こんなふうにTO DOリストを作って、動き始めるが、


ちょっとぼんやりさんの時も、時間割を作れば、一日が充実することに気づいた。


ここ三日間、中々上手く暮らせている。


好きなことがここに入ってくると、時間割通りにはいかないことも出てくるが、そこはできるだけ、遵守することを意識する。


一つポイントなのは、

夕食後の時間はフリーにしていること。


夕食を作る時間あたりには、ワイン片手にテニス観戦しながら過ごすという


一日を締めくくる楽しいひとときが待っている。


ここから先も、時間割を決めると、好きなテニス選手の試合が長引いたら、全てが崩れ去る。


ということで、自己肯定感が下がっては意味がないので、

この辺りはゆるく、夜時間は自分を解放する。



そのかわり、夕方から始まる試合は、できるだけ理性を働かせて見ずにおいて、夜の楽しみととっておく。



朝時間を活用しているので、夕方には、かなり満足のいく制作状況となっている。


焦らず、でもやりたいと思ったことを終えれるように、毎日こつこつと朝時間を活用して、制作活動に励んでいきたい。


今日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました。



ギルランダ短冊ペンダントB 925シルバー ジルコニア 西洋彫り



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