細切れ時間をフル活用する自営業で自由時間を生み出す | 人生の果実を味わう彫金職人の暮らし フィレンツェ物作り物語

人生の果実を味わう彫金職人の暮らし フィレンツェ物作り物語

フィレンツェ在住22年の、ジュエリークリエーターKaorukoが、物作りについて、イタリア子育て生活をまじえながらお伝えします。

日本の皆様

おはようございます。


素敵な土曜日を過ごされましたか?


自営業の私は、土日も返上の時もあり、


この辺りから日本帰国までは、そんな週末が多くなりそうです。




が、平日も融通がきいて、

好きな時にテニスができるので、

週末に仕事をしても、このペースを変えたいとは思わないのです。


今日も午前中は2時間ダブルスを楽しむ。


そして乾ききった喉と身体にビールを流し込み、


友人たちとひとしきり、テニス談義に興じた後、


午後からは制作活動。


休憩をもっと、とっていたい気持ちを振り切り、制作に没頭する。


夜にはもう一つの楽しみ、インディアンウェルズのセミファイナル、われらがヤニック シナー 対アルカラスの試合が控えている。


その時を満喫するためにも、しっかりと仕事を進めたい。



プロモーションのオーダーペンダントたち、トップ部分ができてきました。


それぞれの石の輝きでクールにも、情熱的にも演出可能。


こちらに、チェーンを通してロウ付けして、パラジウムメッキをかけるために工場へ持って行きます。


と同時に、こちらのリングも制作中。






ペンダントとペアで楽しむことができる、ギルランダリングタイプB。

ギルランダ



石が入った状態でピカピカに磨き、ここに西洋彫りをほどこしていきます。



今週末の仕事はこれらを完成させて、メッキがけの前の状態にすること。


そして、イベント用にクベットシリーズの作業も合間に進めること。


集中力を保つためにも、同じ作業を何時間も続けることはしない。




1時間単位で、作業内容をかえて、集中力を維持する努力をする。


要は自分を飽きさせない工夫をする。


一つのシリーズを一気に仕上げて、先に進みたい思いはあるけれど、そこに固執すると、作業効率が落ちる。


ということで、小まめに作業時間を区切り、気分転換しながら集中して、仕事をするというわけである。



さて、こちら本日の夕食の一部。




一番上はスズキのオーブン焼き、左がズッキーニとパルミジャーノのオーブン焼き。


右がオレンジとファンネルのサラダ。


オーブン料理の時は、二、三品一緒に仕上げる。

今日はジャガイモが少なかったので、ポテトのオーブン焼きはなかったが、

スズキには、テラスで作っていたイタリアンパセリをかけていただく。


これがあるのとないのでは、かなり風味が違う。






このブログを書いている時間は、

実は、

インディアンウェルズの試合中に雨が降って、試合がサスペンドになっているところ。


ヤニックとアルカラスの試合を、気分良く観戦し始めた序盤戦、突然の雨による中断。


ヤニックは通常スタートがあまり良くないのだが、今日はまずまず快調だったのであのまま続けて欲しかったが、



こうしてぽっかりと空いた隙間時間も、ちゃっかりとブログ執筆に充てる。



書きながら、再開のようだったが、再び雨で傘の下で待っている状態になった。


また、控え室に戻るようである。


選手にとっては、集中力を維持するには、厳しい試合状況。


まあ、未来を担っていく若手二人は、これから幾度となくこうしたプレッシャーの下、プレーしていくことになるのだろうから、

気に病んでもしようがない。


このブログを書き終えた後は、読書をして再開を待つことにしたい。


明日、決勝を戦うヤニックの姿を想像しながら。



それでは、今日も最後まで、読んで下さり、ありがとうございました。


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