先日書いた「きちんと溜めて出せる身体」に引き続きもう少し排泄について。
以前排泄機能指導士の勉強に通っていた時に、担当の泌尿器科の先生が尿については
「溜めるー出す」
とシンプルだと言っていました。
便の漏れについては複雑なのだそうです。
簡単に言うと排泄の仕組みは、尿が溜まったことを感知して脳が指令を出して膀胱が収縮し尿道や括約筋が緩んで尿がでる。
排泄の仕組みひとつとっても、人間の身体って精密で素晴らしいな、と感心します。
これが何らかの原因によりうまくいかなくなると、気持ちよく排泄とはいかなくなるんですよね。
私達は「尿意」を感じるとお手洗いに行って、着衣を脱ぎ
女性は便座に腰かけ(あるいはしゃがみ)準備ができると尿が出ます。
(男性は基本立って用を足しますが、最近は腰かける派も増えているようですね・・)
この時、「膀胱を収縮しよう!」「尿道を開こう!」「括約筋を緩めて!」「さあ、出そう!」
なんて思わなくても、心と身体の準備が整ったら『出ます』よね。
意識しなくても動く筋肉達。
それを不随意筋といいます。
反対に、例えば何かをつかもうとするときに、手が自分の意思どおりに伸びて、その「物体」をつかむ。
離そうと思えば離すことができる。
これは随意筋。
骨盤底筋体操は、意識して締めたり緩めたりできる筋肉を動かしてみます。
身体の底を支える筋肉達は単独で存在しているわけではないので、意識できるところを体操することで良い影響を与える可能性もあります。
これもコツがいることで、排泄の悩みを抱えている方の中には、この機能が弱っている人も。
筋トレすることにより改善が期待できますから、できることをコツコツ続けることをオススメします。
地味ですが・・・それを飽きずにつづけるための声掛け、工夫・・私の課題でもあります。
骨盤底筋体操も筋トレだと思うと、鍛え続けることの必要性がわかりますよね。
とりあえず3カ月、一緒にやりましょう。
貴女に寄り添うパーソナルのプログラムを考えていますので、もうしばらくお待ちください。
〜もれない身体づくり〜
ペリネ美スタイル
後藤純子でした。
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