いま、環境問題の観点からも注目されているフェイクミート。
近い将来、本物のお肉は食べられなくなるのではないか・・・・
最近はそんなことも耳にするようになりました。
そんなフェイクミートですが、あなたは、カラダにいいと本当に思ってますか??
今日は、そんな話。
フェイクミートで最近よく見かけるのは、大豆ミートといわれるものです。
以前、私がベジタリアンだったころは、よくお世話になっていたもの。
前は手に入れるのも結構大変だったのですが、今では普通のスーパーでも販売されるようになってきました。
大豆はタンパク質も豊富でお肉が食べられない人にとっては、お肉に変わるたんぱく源の一つです。
でも・・・大豆ミートはちょっと違うかもしれません。
テレビや雑誌で取り上げられると、なんだかカラダによさそうだから使ってみよう!!
そう思う人は少なくありません。
でも、大豆ミートって何から作られているのか!?を考えたことはありますか?
・大豆ミートの原材料は、大豆でしょ!!?
・自然食品店で販売されているから大丈夫でしょ!?
そう思っている人にこそ読んでほしい。
大豆ミートの多くの原材料は、脱脂加工大豆や脱脂大豆が使われています。
大豆そのものが使われている商品はあまり多くはありません。
では、脱脂加工大豆って何か?というと・・・・
大豆油を搾った後の搾りカスです。
大豆油は、抽出する際に必ずヘキサンなどの有機溶剤を使用して抽出を行っています。
そんな、カラダにはよくないヘキサンなどの有機溶剤をつかって油を抽出した後の搾りカスが、脱脂加工大豆なのです。
そんな脱脂加工大豆からできたフェイクミート(大豆ミート)を使っても、果たして本当にカラダにいいと言えるのか?疑問です。
そんなことを言っている私ですが、昔はそんなことも考えずに、菜食はカラダにいい。と思い込んでおりました。
食品添加物のことや油の抽出方法、食品表示のことを学んでいくうちにカラダにいいと思ったものがそうではなかったと知って結構なショックを受けたことを今でも覚えています。
大豆油をお勧めしないのは、抽出時にヘキサンを使っているからです。
なのに、その搾りかすである脱脂加工大豆は、油以上に薬品は残っていますよね💦
大豆ミートがカラダにいいとか悪いとかそんな話ではありません。
大豆ミートであっても、きちんと表示を見て選べるようになることが大切だよって言っているのです。
なんでもかんでもダメだというつもりはありませんが、基本を知っていると役立つことって結構あります。
何かを購入するときは、必ず食品表示を見るようにしましょう。
大豆ミートは、これから先もっと増えてきます。と書いた2年前。
今ではかなり増え、近所のスーパーや通販でも普通に購入できるようになりました。
脱脂加工大豆というワードを見たら、買うのをいったん考えてmほかの商品も是非見て選ぶようにしてみてくださいね。
そして、大豆ミートは豆腐があれば自分でも作れます!!
- 豆腐を水切りしてカット
- 冷凍庫で凍らせる
- 固まったら取り出して加熱する
- しっかりと水分を絞る
これで大豆ミートとなる原材料は完成です。
大豆ミート買うと高いしね・・・
良かったらやってみてくださいね。
大豆ミートのから揚げ。
ご依頼を頂いて大事もーとでのから揚げを納品させていただきました。
フェイクミートのハンバーガー
この時は、パンからすべて手作りして、おからこんにゃくを使ってカツを作りカツサンドを作りました。
いろいろ作るのも楽しいですよね
医療と技術が進歩していく中で、再生医療が進み、今では、再生肉もできるようになっているのだそう
知らず知らずのうちに私たちの口の中に入る日も遠くはなさそうです。
今のうちからしっかりと見分け方を知って、作れるものは作って、
自分たちの体は自分たちで守っていきましょうね。
大豆ミート=カラダにいい
という思い込みは捨てて、
大豆ミートでもカラダにいいものもあれば、そうでないものもある
という認識で、しっかりと食品表示を見て食品を選べるようになることをお勧めします!
食品添加物講座や食材の選び方、食品表示の見分け方、食品添加物の軽減の仕方など講座も行っております。
お気軽にお問合せくださいね。