前回は、
妊娠しやすい身体にするために良いと考えられている栄養素と
悪い食べ物
についてお話ししました。
食べ物以外で気を付けることはあるでしょうか?
お酒、たばこはもちろん避けることは言うまでもありません。
<適正体重(標準体重)を目指しましょう>
その他、
太った人が適正体重になることで妊活力があがる、という報告もあります。
自分の適正体重、あるいは標準体重は何kgかご存じでしょうか?
知りたい方は、以下のサイトをご覧ください。
適正体重になると妊活力があがる、という理由は…
妊娠中は
妊娠糖尿病や
妊娠高血圧症候群などになりがちで、
これらの病気は
母体、
生まれてくる赤ちゃん共に危険にさらします。
肥満傾向の人は適正体重にすることで、これらの病気のリスクを低下させることができます。
ということで、適正体重からほど遠い人は、適正体重を目指しましょう。
<貧血、便秘を改善しましょう>
その他、妊娠中は血液量が増え、鉄がたくさん必要になり、貧血になりがちです。
鉄を豊富に含む、供給源などについては、以下のサイトをご覧ください。
また、ホルモンの影響や子宮による胃の圧迫などから便秘になりがちです。
貧血や便秘の傾向がある人は、改善しましょう。
<ビタミンAの摂りすぎは注意しましょう>
鶏レバーやうなぎのかば焼きなどビタミンAを多く含む動物性食品や
ビタミンAのサプリメントからビタミンAを妊娠初期に過剰に摂ると、
胎児の奇形につながる危険性があるので、気をつけましょう。
緑黄色野菜から摂れるβ‐カロテン(体内でビタミンAに変換されます)では、こういった報告はないようです。
ヴィーガン・ベジタリアンの栄養学・医学情報のメルマガ登録はこちらです↓
フォローすると更新のお知らせがいち早くお届けできます。
関連記事
参考文献
Position of the Academy of Nutrition and dietetics: Obesity, reproduction, and Pregnancy Outcomes