妊娠中のビタミンDの状態は子どもの神経発達と関連する!? | 最新科学の栄養学と医学が教える!ヴィーガン・ベジタリアンの健康の秘訣と注目トピック解説

最新科学の栄養学と医学が教える!ヴィーガン・ベジタリアンの健康の秘訣と注目トピック解説

病院で健康相談を担当するベジタリアン栄養学博士が科学的根拠を基に栄養学と医学的トピックをお知らせします。
みなさまの健康への一歩を応援します。

ビタミンDと言えば、

 

カルシウムの吸収を良くするビタミン、

 

ということで有名ですが、

 

コロナ感染症拡大の影響で、免疫力アップにも作用していることが取り沙汰され、注目度があがってきた栄養素の一つです。

 

このビタミンDですが、赤ちゃんがまだお母さんのお腹の中にいる時、

 

 

赤ちゃんの脳の機能や

神経発達に

 

影響を及ぼすことがわかってきたようです。

 

妊娠中に、体内のビタミンDが低い状態(早ければ妊娠中期)だと、

特に子どもの幼児期(1歳~5歳)での

 

認知機能(特に言語発達)や

運動発達に

 

悪影響を与える可能性があるようです。

 

ある研究では、

 

母体のビタミンDレベルが

 

30ng/mLより高かった子の精神発達得点は、

20ng/mLより低かった子と比較して、

 

2.6ポイント良かった、

 

との研究報告が出ています。

 

 

 

ビタミンDは、ベジタリアンでは鍵となる栄養素の1つで、きくらげなどのきのこ類に比較的多く含まれます。

 

詳細は以下をご覧ください。

 

 

 

 

 

また、日光浴によって体内でビタミンDが作られます。

条件は色々とありますが、詳細は以下をご覧ください。

 

 

 

 
 

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参考文献

「妊娠中のビタミンD状態と子の神経発達との関連性:系統的文献レビュー」栄養学レビュー2020Winter p119-140

"Associations between vitamin D status in pregnancy and offspring neurodevelopment: a systematic literature review"  Nutrition Reviews, Vol77, 2019 p330-349

 

2021/12/31公開