バレーボールワールド     中西美雁の日々是排球 -16ページ目

パンパシフィック2007 対オーストラリア戦



お久しぶりです。

ちょっと仕事であっち打ち合わせに行ったりこっちにお願いに行ったりで日が過ぎてました。

思い立ってパンパシを見に来たのですが、急に思い立ったので昼抜きになり、夜はちょっと奮発しよう!
とイタリアンバイキング(奮発っていってもまあその程度です…)に行って、「ズワイガニせいろ蒸し」の鍋に釘付けになり、カニばさみでぱきぱき切ってもぐもぐ食べて、アメリケーヌソーソとかじゃいやだからってんでもう一つあったポン酢で「んまー!」と食べながら「ひとつもイタリアンじゃなーい!!?」とはっと気づいた私ですが、皆様いかがお過ごしですか。


対オーストラリア戦はフルセット負けでした。

オーストラリアは若い選手ばっかりでしたけど、まあ日本もユニバチームの母体で学生がメインでした。
2年前のアジア選手権に出てたメンバーが結構出てました。つまり、割と一貫育成ができてるってことかなと。
そしてとにかくでかい。

1セットめとられたあと、2,3は日本のペースで、特に3セット目は14点でおさえるなど完全に日本のペースかと思われたのですが、ここでオーストラリアがセッターもセンターもウィングも人を変えてきます。

データがなくなったせいと、あとは控えだったセッターがなんと200センチ超。あんたはロイボールか! というほどの高さで、日本を封じ込めます。

管君はオーストラリアの監督に「ちっちゃいけど上手いセッターだね」と言われるほど頑張ってましたが、4セット目以降は配球パターンが読まれ気味で、カットが帰らないときはちょっとネットに近かったりしたかな…。179だからねえ…。

清水と福沢はいいプレーでした。ただ、二人とも自分で言ってたけど「強いサーブで相手を崩してブロックとレシーブでという戦術だったのに、強いサーブは入らなかったし、入ったサーブはチャンスボールにしてしまった」というジレンマに苦しんでました。

金子は「キャプテンとして、もっともっとチームをまとめたい」

今日は今からWLを見に行きます。

金子キャプテンは
そんじゃまた!

WL日本対イタリア戦2日目小牧大会




とみこしご
イタリア11番 ツマコフ





エース










もっちゃん
ワールドリーグイタリア戦勝利!

 

アウェイでの皮切りとなった2007年ワールドリーグ。ここまで日本はセットをとりながらも攻めきれない試合が続いていたが、611日、小牧パークアリーナで行われたイタリア戦にフルセットで勝利、ホームゲーム2戦目にして初勝利をあげた。

日本は立ち上がりから、石島、越川の両サイドが好調さを見せ、攻守に活躍を見せる。またシニア初参戦の富松のサーブ、ブロックもあり、いいムードで1,2セットを連取。しかし、3セット目は越川がサーブで狙われ、攻撃が単調になったところを相手ブロックに捕まるパターンに陥り、ビハインドを取り返せないままこのセットを落とした。4セット目、またもサーブで狙われた越川に替えて千葉を投入。ジュースにもつれ込む接戦となるが、凡ミスが出たり、要所で決めきれない日本が31-33でこのセットも落とす。第5セット、再びコートに戻った越川のサーブが炸裂。後半セットからはオポジット直弘の活躍もあり、見事日本が勝利を収めた。

 

植田監督

練習時間が短くてまだチームになっていないところがありますが、選手がよくやってくれたと思います。チームは個人ではなく、みんなの力が一つになったのだと思います。(強くなっていると言えますねと問われて)んーだといいんですけどね。次に向けて一歩一歩前進していっていると思います。とにかく皆さんに感動を与えられるバレーボールをしていきたいと思っているので、応援よろしくお願いします。

 

ごっつ

今日はチームのみんなに支えてもらって感謝しています。、チーム全員で力を一つにして戦えたと思っています。この勝利で勝ち方を知って次に生かし、来週フランスでの戦いへの力にしたいです。WCも応援してください。それまでにもっと練習してもっと強い全日本になります。

 

越川

今までの試合全て負けていてとても悔しい思いをしてきました。今日はそれをコートの上で出しただけです。4セット目は精神的に崩れてしまって途中下がりましたが、千葉さんがちゃんとフォローしてくれました。4セット目取られた時点で、5セット目は絶対自分が行くとアピールしてました。サーブについては、ずーっと去年くらいから悩んでて、結果もついてこなくて。それが決めるべき所で出るようになったのはよかったと思います。

5セット目を取れたことをプラスにして、この後の8戦に生かして、課題を克服していきたいです。今日負けたら僕のせいだというくらいの気持ちでやりました。

 

直弘

昨日はいい形で1セット取って、そこからぽろっと負けてしまった。今日はチーム一丸となって、声を出して、それが結果につながったのでよかったと思います。もっともっとこれからも頑張っていきたいです。

千葉会見

 

千葉

僕が頑張れば31で勝ってた試合だったのに、フルになって申し訳ないです。今まで3

勝てそうで勝てない試合、、取れそうで取れないセット、そういうのが多かったのですが、そこを取れたのが大きいと思います。どういうバレーをするのか、どういう入り方をするのか、今日の結果を来週以降に生かしていければいいかなと思います。

どことやっても簡単には勝たせてくれないから、それなりに対策を考えないといけないです。まずはスタートからのっていくこと。今日ミーティングした内容がちゃんと生かされたと思います。今日負けてしまうとずるずるいっちゃうと思うし、勝たないと練習してきた事を習得したことにならないです。昨日スタートが悪かったのは準備が悪かったということです。そこを修正していって今後イイ感じでいきたいですね。

 

富松

全員が同じくらい貢献して活躍した上での勝利だと思います。誰か1人だけが何かしたという訳ではなく、みんながやったから勝てたんだと思います。今日の勝利を次の勝利につなげられるか、そこが大事だと思います。初めて全日本に入りましたが、みんな凄くアツイです。自分も負けずにやっていきたいです。世界を相手にして…みんな大きいんで、圧倒されないようにやるだけですね。

 

朝長

WL、自分でトスを上げて初めて勝った、素直に嬉しいです。スパイカー達に凄く助けてもらいました。最後の所で自分らしさ、センターを使っていくことが出来て良かったと思っています。コンビ自体あまりあっていなかったので、最初はどう使っていくか迷っていました。サイドで攻めていってクイックを使ったら、マークがなかったので、サイドにはってる感じがしました。そこで5セット、通るだろうと思って使った所が当たりました。

 

モンタリ

今日の敗因はミスが多かったことです。ブロックが出来ていなかったこと、特にブロックとディフェンスの関係ができていなかったことが原因だと思っています。また、サーブレシーブのミスも多かったです。日本の選手、特にレフトが今日は素晴らしいプレーをしました。やるときはやるチームですね。対してイタリアは非常に悪かったです。



文責:F





photo:ほぼ同年代の3人何だけどあんまりそう見えない。ゴッツと越川と富松

イタリアはチゾラとマストランジェロが核なのかな? と思ってたけど、この11番も高かった。2枚ついても、壁が完成してないと絶対打ち抜かれる。

*会場で見ていた津曲と山村。山村はさべっとうがいないからか、サントで控えだったときのようにははじけてなかった。

*ひさーしぶりに見た、ここぞというところの連続エース。これをきっかけに、大浮上されたし。

*キャスターの大林素子さん。舞台の役作りで伸ばした髪が長いままでした。長身だとロングでもバランス良くていいですね。。。。

*4セット目にサーブで崩された越川に変わって投入された千葉。

関係ないけど、なぜか今年の皆さんは、ネクタイをしてない。いつもはスーツだったんだけど。クールビズ提唱なのかな?



スタッフMの雑感はまたのちほど
ご要望があればフォトも追加します。




益子直美さん!

VBWスタッフのTです。




今朝、日経新聞の土曜版「NIKKEI プラス1」を何気なく見ていると、益子直美さんのインタビューが掲載されていました。

益子さんファンの方は必見です! 「私のリフレッシュ」というコーナーでリフレッシュ方法と新婚生活のことも少し語ってらっしゃいます。相変わらずお綺麗でしたよ。



益子さんといえば、数ヶ月前、ネスレの「トゥギャザーネスレ」というPR誌にも、ゲスト編集長として出ていらっしゃいました。

益子さんが読者の人数名と座談会をするページでは、読者の中に豊田合成・川浦選手の奥様も参加されていました。

残念ながら、このPR誌は「トゥギャザーネスレ」の会員にならないと購読できないのですが、会費は無料で、定期的にPR誌が送られてくるほか、たまに商品のサンプルがゲットできたりするので、私は会員になっています(笑)。



個人的な話になりますが、私が初めて益子さんの取材をさせていただいたのは、シッティングバレーのチームにボランティアで参加されている時のことでした。今から10年くらい前だったと思います。

そんな活動がきっかけだったのでしょうか? 2004年にはNHKでパラリンピックの番組の司会をされていました。

ぜひ、こういった活動も続けていってほしいなあと思う私でした。


*写真は1年前の記者会見のもの。

ヨーカドー→バンブー 後輩のゆきちゃんと

全日本男子合宿フォトギャラリー


整列 今田 トミーと越川 トレーニングゴッツ 千葉進也

カメラマンSさんの美麗フォトが届いたのでアップします。
Sさんショットは朝長のブログや、千葉越川の連載コーナーでも掲載しますのでお楽しみに。
あ、ゴッツだけ私の撮影したものです。

ワールドリーグアメリカ戦の放映を原稿書きながら流してたんですが……

全然かなわん! という相手じゃないゲームを落とすのは……ねえ。
アメリカも結構ミスが多かったんですが、せっかく流れが日本に来ても攻めきれないし、詰めが甘いような。
ながらなんであんまりじっくり見てないんですけどね。

朝長が、彼の最大の持ち味である「センター線を果敢に使っていくトスワーク」ができてなかったのがちょっと気になったかな。

ガイチさんの解説がおかしかった。

そんじゃまた!

日々是排球雑感

出先なんで画像がアップできません…すいません。
後送で。

女子の会見コメントスタッフM編はまた別途。
でも結構Tさんと対象がかぶってるんですよね。


枚方の紅白戦のレポートを期待してくださる方がいらっしゃるようなんですが、最初に謝ってしまいます。
ごめんなさい! 特に書くことないのです…。
私とTさんはゲンコ書きに追われて枚方には行ってないので、カメラマンSさんに聞いてみたんですが、彼曰く

「完全に単なる『顔見せ』だったから特に何もレポートすることはないよー」

とのこと。

メディア注目の「メグカナ」は、ピンチサーバーでアンダーサーブを披露したのみとのこと。
全日本選手がアンダーサーブを打つシーンなんてそう見れるものじゃないでしょうから、ある意味レアだったかもですが。

桜井エビちゃんがレフトでばんばん決めてたとか。

今年度の柳本ジャパンを占う材料には全然ならなかった模様。

まあ集まって1週間じゃ無理もないですけど。

写真だけそのうちアップします。


今日は男子の合宿におじゃましました。
先週は公開してたんですが忙しすぎて行けずじまい。
今日やっと初めてボール練習を見ました。


ワールドリーグは登録の締め切りがかなり早かったので、リーグが終わってみて怪我などでこの大会を辞退せざるを得ない選手が何人か出てきてしまっており、残念ですね。

島野、川浦のクイックはさすがにいつも合わせているだけあってぴったりですが、その他のアタッカー達とは
「もっと精度を上げていかないといけないですね」。
高さと速さが売りだと自負する島野選手。
「最初はやっぱりなれなくて緊張しましたけど、だんだん大丈夫になってきました」
いつも合わせている甲斐が怪我で帰ってしまったのはほんと残念です。

OQTの時、甲斐はまだ速いトスを打ちこなすことが完全にはできていなかったと自分で言っていましたから、今季リーグを通じて速いトスを打ってきた成果が見られると良かったんですけどね。

ちなみに島野がいつも一緒にいるのは同い年の今田らしいのですが、その今田。
何を思ったのかクールダウン中に、延々15分以上にわたってあるテーマについて熱く語り続けていました。
あるテーマとは……人間から排出されるとある気体について。

においとか長さとか音とか、エトセトラエトセトラ…………。

「WHYなぜに?」と思うほどの熱心さでとうとうと持論を語り続け、島野は隣で聞こえているのかいないのかよく分からない顔でやはりクールダウンしており、広報担当の渡辺マネが神妙な顔でずっとそれを拝聴していたようです。

バレモバにその話題が出るかどうか、期待して?待ちましょう。

直弘に
「スタメン争いがんばります! って言ってたけど、それどころじゃなくて責任重大ですね」
と言うと
「はい…。でも隆弘もいてくれた方がいいです。二人で競争しながらやりたいですね。早く戻ってきてくれるといいな」
だそうです。
普通ポジション争いしてる人がいなくなって「戻ってきた方がいい」ってコメントする人、あまり聞かないですよ。
おもしろい人だ。

今日見た限りでは調子はなかなかよかったかな。


千葉もそこそこ調子よかったです。
リーグ中は怪我ばっかりだったので大丈夫かなあと心配でしたが杞憂のようで良かった。
しかし、越川ゴッツ対角以外に千葉と甲斐の対角バージョンも見てみたかったのでそれは残念。

今回はまた走り書きに近い雑感でした。


そんじゃまた!

女子会見コメント

お久しぶりです。VBWスタッフのTです。

大変遅くなりましたが、先日の記者発表のコメントをUPしたいと思います。

当日は、Mさんと別行動で囲み取材をしましたので、ここにない選手のコメントはMさんの方からUPされるかも?

しかし、限られた時間の中ですし、2人で分担してもお話の聞けた選手は数名でした。ご容赦ください!




柳本監督 杉 エビアタック 多治見 先野


■柳本監督
来年の北京を見据え、勝ちに行く強いチームを目指すのが目標。
北京五輪開催の2008年8月8日から逆算して考えると、その出場権が得られるワールドカップとOQTまではわずかな強化期間しか残されていません。来年の段階では絞り込んだメンバーになっていなければならないので、今年はワールドカップで出場権を取れるチーム力を作りたいと考えています。そのためには、一人ひとりのレベルアップが重要。
来年につながる12名を絞るのは今年と考えていますが、ほぼ今回発表したメンバーから構成されることになると思います。

■杉山選手
先日結婚し、今まで以上に頑張らなければならないと実感しています。環境の変化というより気持ちの問題で、周りから「結婚したから気が抜けてる」とか言われたくないので…。
幸い、夫がバレーに理解のある人なので、結婚をプラスにしていけるように頑張りたいです。
全日本は7年目かな? やはり、今年のワールドカップで五輪出場権獲得を目指したいです。センターのポジション争いも激しいものになるかもしれませんが、私は人と自分を比べない主義なので、自分のよさと特長を伸ばしてアピールしていきたいです。


■ 櫻井選手
まだ始まったばかりなので、自分の中でこれといって抱負は決まっていないのですが、今年は選ばれないかと思っていたので、ちょっと意外でした(笑)。
リベロがたくさんいるので、その中で自分も成長できるよう、とにかく必要な場面で自分のできることをやりたいです。やっぱり声出しとか、ムード作りでしょうか?
後輩の面倒を見たりとか、そういう役割はメグ姉さん(板橋選手)にお任せでしょう! 私は若い子と同じ目線で一緒に遊ぶけど、面倒を見たり、世話を焼いたりというキャラじゃないので(笑)
99年のワールドカップで一緒だったアサコさん(多治見選手)と久々に一緒になり、メグさんと3人で当時の思い出話で盛り上がりました。8年後にまたこうして一緒にやれるって、なんかうれしいですね。


■ 大山選手
もともとルーズショルダーだったのですが、昨年、肩にガングリオン(腫瘍)ができ、だましだましやっていたプレーができなくなってしまいました。昨年のワールドグランプリの前には手のしびれもあり、何もしなくてもだるさが残っている感じでした。
手術をするべきか長期間悩みながらリハビリを続けていましたが、ある日、MRIを撮ったら腫瘍が消えていたとわかり、気持ちも吹っ切れました。それまでモチベーションが下がっていたのですが、またバレーを頑張ろうと思えるようになりましたね。
その後、黒鷲旗を目標にやってきて、出場を果たすことができたのですが、多少無理をしていたので、大会後は少し休ませてもらいました。
柳本監督からは特にまだ何も言われていません。全日本に向けては、正直まだ不安が多いので、様子を見ながら、目の前のことに集中していきたいです。
今回のケガを通じて成長できた部分は、自分の体のケア、トレーニングを積極的にやるようになったことでしょうか。悪い部分のリハビリは欠かさずにやるようになったので、持病の腰もだいぶよくなってきました。
アテネ五輪のときは試合中、足が地についてない感じで、緊張していたと思います。その時にうまくできなかったことをリベンジしたいという気持ちは当然ありますし、今回のケガでバレーができなかった時期のリベンジも果たしたい。まずは、肩を治し、体力を戻すことから始めたいです。

■ 多治見選手
全日本復帰はパイオニアの吉田監督経由で知り、正直驚きました。まだあまり実感がわきません。
キャプテンのテン(竹下選手)とはなんと10年ぶり! 97年のグラチャン以来なんです。
ある意味、いろんなチームの人と一緒にプレーできるのは楽しみでもあり、バレー人生の終盤にこのような場をいただけて、幸せなことだと思っています。でも、全日本というのはすごい重みのあることで、ラッキーなんて思っていてはいけない。責任を持って関わるべきだと考えています。
これまでテンが作り上げてきたチームなので、私はプレーしながらそこに何らかの形で役に立てれば…という気持ち。センターとしては身長面が厳しいのですが、スピードを生かし、精神的な面での支えになれればと思います。でも、そのためには自分がしっかりやれないとダメですね。とにかく、自分のことを精一杯やっていきたいです。


■ 先野選手
以前はひざの持病とうまく付き合いつつ、できるだけ長く現役を続けていきたいという思いがあり、全日本よりもチームでやりたいと思った時期もありました。でも、現在はベテランになり、全日本でできる限りチャレンジしてみたいという気持ちになっています。まだ活動が始まったばかりなので、具体的な目標などは見えていませんが…。センターの選手はみんなデカイですね!(笑) そんな中で自分の持ち味は高さとパワーでしょうか? とにかく自分らしくプレーしていきたいです。
結婚してからは初の全日本入りですが、幸い、夫の理解も得られています。まあ、長期にわたって不在になるので、寂しいとは思いますよ(笑)
V・プレミアと黒鷲旗のMVPについては、あまり実感がないんです。「本当に私でいいんですか?」って感じ。だから、それを全日本で生かして…という発想は全くないですね。


■ 竹下選手
今年は自分より先輩の選手も何人かいるので、心強いです。10年ぶりに一緒になったアサコさんは、97年当時全日本主将でしたし、キャプテンとしての悩みなども何でも話せそう。チームはまだこれから始動という感じなので、キャプテンとしての具体的なチームづくりについてはこれから考えていきますが、とにかく自分にできることを少しずつやっていきたいです。
個人的には、これまでも、いい意味で過去のことは振り返らずに走り続けようと思いながらやってきました。目の前にあるものをひとつずつクリアしていく中で、周りに評価してもらう。振り返るのは引退してからでいい。いつか引退してから、「こんなこともあったな」ってゆっくり振り返ることができたらいいなって思っています。

おしらせ

カメラマンSさんより会見と紅白戦の写真が送られてきましたので、スタッフTさん、Mさんのコメントテキストと共に夜から朝にかけて記事としてアップする予定です。

朝長選手から「V観察日記」原稿が届きましたので、同じくアップされる予定です。

なぜか『最近のトラックバック』にトラックバックしていただいた記事タイトルなどが表示されないので、アメーバ事務局に問い合わせ中です。


スタッフN

名将の条件


楊さん胴上げ ゴッツ 日体東レ さらさら金井 北川川浦 大村スパイク 脇戸 アレク おまけのメグカナ

終わらない原稿の合間を縫って…。
ついでに載せ損ねてた黒鷲の写真なんかも載せたりして…。

今出てるナンバーの、表題のコラムが面白かった。
ここ数年ぼんやり考えていたことを、鋭く分析してたので。

某局某さんと飲んだときに教えて頂いた話に、体操のとある指導者は、幼稚園児くらいの子供たちが演技をするのを小一時間ほど見て、才能の有無を見分けてしまうのだそうだってのがあった。

私なんぞ、年がら年中バレーのことばっかり考えていて「どこに行ってもいますね」と呆れられるほど試合やら練習やらを観て、いろんな識者・指導者に意見を聞きまくって、挙げ句やっとこ大学生くらいから「この子は伸びる…といいな」とか、「この次の大会でブレイクするのはこの子……なのではないかしら」程度なのに、その道のプロ、しかも伯楽級の人はやっぱり違うのである。

まあ純粋な才能のあるなしと、その後大成するかどうかは必ずしも完全一致する訳じゃないんだけど(その辺が面白いところでもあり、切ないところでもある。ゲームのパラメータだけ見てチームを作る人には、よく目を開けて眼前で繰り広げられているプレーを見ようよと言いたい)、そもそも前提というか基本となる才能の有無ってのをそんなちっこい頃からでなくてもいい、ぱ!と見て分かるくらいには早くなりたいものである。

でまあそういうタレント(天から授かった才能)を見極めることは大前提として、その上で戦術や戦略にあったセレクトをして、チームを作るってのが必要な訳なんですが。名将たるためには。

「スター選手の制御とチームビルディング」みたいな要素も最近は不可欠なんじゃないのかなあ…。などと思っていたので、当該コラムを読んで「やっぱりね…」と思った次第。

セレクト型、育成型、そしてきら星コントロール型…。というかどの要素も必要だなと。


ちょっと前に某サッカー専門誌の編集さんと飲んだときも、それに近いテーマで盛り上がったんだけど、「無謬のヒーローなどいない」というのが私の持論なんですね。

きら星ってのはたいがい超癖がある人たちばかりなんで、そういう人をいかに乗せたり脅したりすかしたり甘やかしたり手綱を締めたりして、上手いことチームのためになるよう働かせていくか、そんでもってチーム全体を作っていくか。

地味に堅実に働く真面目な選手だけでチームを作るのも一案でしょう。
但し気をつけないと、本当に大事なところで、バクチ的なところで絶対勝てなかったりする。

『マネーボール』というメジャーリーグを舞台にしたチーム運営に関するノンフィクションがあってこれが実に面白いんだけど、是非バレー好きな皆さんにも斜め読みで良いんで読んで欲しいんだけど、というのはこの本に描かれた物語は非常にドラマティックかつエキサイティングなんだけど、きっとこのチームはプレーオフを勝ち抜くことはできないだろうなというのが読み終えてまずの私の感想だった。
んで、実際にそうみたい。

アメリカ人らしい徹底した合理主義で、データのみを重視し、従来の職人さんによるスカウティングを否定するところからチームの再建が始まっている本なんですよ。
気が向いたら読んでみてください。


2004年OQTの時の全日本男子の個々人のパラメータ値は、バルセロナ時代にも匹敵するのではないかと密かに思っていた。でも、本来その合計たるべきチーム力は皆さんもご存じの通り、全然違ってた。

バレーの神様にたくさん愛されている人たちは、喉から手が出るほどの飢餓感には欠けていたのかも知れない。えげつないほどの上昇志向も欠けていたのかも知れない。自律心も。欲望を制御することも、競り合ったときの「負けるかも知れない」恐怖や、自分より格上の相手に「こんなにも地力が違う相手とどうやって闘ったらいいのだ」という暗闇に立ち向かえるある種の無謀さも。

「あのメンバーでよくぞここまでやったね」というのは、指揮官の耳を心地よくくすぐるだろう。

だが本当に望ましいのは、最も才能ある選手達が、最大限力を発揮してチームを構成し、闘うことだ。

それが理想という名の絵に描いた餅に過ぎないというならば、どこで折り合いをつけるべきなのか。どのようにつけるべきなのか。

現代の名将の条件は……過酷であることは間違いがない。



*胴上げされる楊監督。3回目くらいのバージョンのです。
*合成戦に敗れた直後のゴッツ。手術療養のためWL辞退の山本に代わってオポジットを務める計画もあるとか。本人はレセプションの経験を積むことにこだわっているようだったが。
*兄弟対決の日体東レ戦。
*さらさらヘアの金井。直前に得点したシーンでゴッツに子供か女の子のように抱き上げられてちょっと微妙な顔。
*「前半にブロックが~」「後半にブロックが~」のコメントで記者会見場を沸かせた家日ブロッカー2人。
*黒鷲賞の大村。
*決勝でセットアップしていた脇戸。田中ジャパンスタートの時は彼がセッターだったんだけどね。
*ニコロフの息子さんのアレク。チームの危機をよそに、ファビアノの娘さんと仲良く遊んでました。
*おまけ。


そんじゃまた!

Sports Graphic Number (スポーツ・グラフィック ナンバー) 2007年 5/24号 [雑誌]
マネー・ボール 奇跡のチームをつくった男

んーと

スタッフDよりお知らせとお願い

すでにお気づきの方も多いかと思いますが、このブログはトラックバックは承認制になっております。
「あれ? 反応しない。あれ?あれ?」と何度もクリックなさらず、すこーしお待ちくださいね。

「とりあげてやったでー」という方は遠慮なさらずにどんどんお知らせください。ただし、こちらでスパムと判断したものについてはスルーさせて頂きます。女子の記事を取り上げると、エッチなトラックバックがいっぱい来るので承認制にいたしました。


ちなみに、さきほどトラックバックの申請を頂いたので覗きに行ったら、こちらのブログのタイトルもURLも全く記載せずに先日の会見のコメントのコピーが9割、合間に一言ずつ感想をつけてらっしゃるのがあったのですが……
そういうのはできれば避けて頂けると嬉しいですね。
トラックバック・引用のルールを一般的に守って頂ければ。


トラックバック自体は記事の反響を知ることができて励みになりますので、お待ちしております!

スタッフTさんもMさんも原稿書きで死んでますが、もうすぐ復活するでしょう…。

では。

2007全日本スタートアップ記者会見


ユニ集合 マホ先野加奈子 モトコ杉ちゃん サオカオ ジャージ集合 マホストレッチ メグナガ メグカナ ワンジョとか
今日は女子の会見でした。
Tさんにお任せしようかと思ったんですが、Tさんも私もちょっくら別のお仕事できゅーきゅーなので、取り急ぎ写真メインで簡単に。

大村が見切れちゃってますが、マホちゃんと先野と大村のセンター陣。
先野に「ぶっちゃけ今年くらい引退されちゃうんじゃないかと心配だったんですが」
と訊ねると
「えー、ぶっちゃけ引退しちゃおうかと思ってました(笑)。でも今はあれです。賭です。賭けてみようかなと。チャンスをいただけたんでね。五輪がどうのこうのと今からそんなこと考えるんじゃなくて、目の前の試合に目がけて。そんな感じです」
と明るいコメントでした。ふむふむ。
「ちょっとだけ昔全日本の経験もあるんですけど、ハンパはできないじゃないですか。だからまあいろいろ考えましたよ。はっはっはっはっ」

新妻杉ちゃん。
素子さんと手を取り合ってぴょんぴょんしてました。
素子さんといえば昨日まで舞台でしたね。



ピンが奥のボール入れに行っちゃったので紙では使えなさそうなためこちらで。
サオリンとかおる姫です。ずっと2人でじゃれてました。


ストレッチマホちゃん。
今日はコメントを聞くタイミングが合いませんでした。




報道陣が一番多かったのはやはり栗原と大山。
話題性があるのはもちろんのこと、2人ともタイプの違う長身アタッカーですから、いるにこしたことはありません。


ワンジョは、他の記者の方が「リーグ中は一休みという感じだったと思いますが」と前振りをしたのを遮って
「一休みしてませんよ! 練習いつ出てもいいようにしてたし、試合中もみんなと一緒に闘ってたよ!」と熱いコメント。


佐野ちゃんは「全日本について考えられるようになったのはリーグが終わってからですね。それまでは、目の前の試合をどう勝つかということに集中してました」とのこと。

「名前…元に戻ってません?」
「元に戻しました(笑)」
「なんでなんで?」
「別の占い師さんに見てもらったら、前の方がいいって」
「なんだそりゃー(笑)」

てことで佐野優子ちゃんに戻ったそうです。



某さんに学会のとある新説などいろいろ伺えてすごく面白かったんで、差し支えない範囲でご紹介したかったんですが、時間がないのでそれはまた別の機会に。


そんじゃまた!