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E-Juiceブランド「VapeSick」公式ブログです

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さて、これまで梅酒、富士、斬鉄剣、蜜、きよみ、寡婦……と、和名を徹底してきたVapeSickですが、ここにきて英語名がいきなり登場します。

 

あえてEVANS(エバンス)という英語名を取り入れたのには二つの意味があり、一つは味のモチーフとなった葉たばこが外国産のものであるということ、そしてもう一つが「VapeSickは和名にこだわっているわけではない」ということを暗にお伝えしたかったということです。

 

また、これまでは赤いワックスを採用し続けてきましたが、ここで初めてブラックワックスが登場します。

 

EVANSは、非常にコアなファンを増やしました。特に葉巻タバコやパイプタバコなどを嗜んでいた方などから支持されることが多いようです。EVANSは「パイプタバコの一番美味しい時」を再現した味ですから、それも当然といえば当然かもしれません。私も以前はパイプタバコを好んでおりましたが、このEVANSの出来には非常に満足しています。

 

これまで梅酒に続き、きよみがトップを走っていたラインナップの中で、EVANSはやがて抜きん出て独走するようになりました。そしていつしか、このEVANSがVapeSickの新しい顔になったように思います。

 

しかし、このとき既に完成された作品であったEVANSも、この後、さらなる高みへと少しずつ進化していきます……

 

次回へ続く──

 

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皆様は、この「寡婦(かふ)」という存在をご存知でしょうか。

 

当時のVapeSick製品としては異例の高価格帯2,800円(税込)/20ml(※ちなみに、当時他のリキッドは基本的に800円(税込)/20mlでやっていました)という異物感。我々からしても、こいつはかなりオカルト的な存在です。

 

というのも、既にご存知の方は多いかと思いますが、この“寡婦”は本物の大麻を原料として作ったからです。

 

とは言いましても、大麻の違法成分を含有しているわけではございません。本物の大麻の香りを残しつつ、健康リスクも法的リスクも見事にクリアした素晴らしい作品だと私は思っております。

 

最近は大麻成分由来のリキッドを見かけることも珍しくなくなりました。

 

CBDオイル配合!なんて、Vape愛好家なら目にしたことがあるかと思います。

 

CBD(カナビジオール)は確かに日本国内の法律において、取締対象にはなっていません。

 

しかし、実際のところそれらが法的リスクを孕んでいないかといえば、これは東京福祉保健局にしろ警視庁にしろ税関にしろCBDオイル業者にしろ「大丈夫です」と確約してくれるところがないというのが現状です(あるいは「でした。」)。

 

なぜなら、天然由来の素材である限り、大麻違法成分のTHCが少量なりとも含有あるいは混入する可能性がある──というのが、当時のあらゆる目線での見解だったからです。

 

CBDオイル取扱業者でも、怪しいものはありましたよ。「とりあえず税関通ったんだから大丈夫だよ」くらいのことを言われたこともあります。ですから税関にその旨問い合わせますと、「通関したから適法というわけではない」という返答がある。この辺に民間業者と行政の乖離があるわけです。日本国内の法律に照らし合わせますと、後者が常識的な返答であることが分かります。

 

その中でも、我々が危惧する問題や可能性について真摯に向き合ってくださった業者方々のお力添えがあり、この“寡婦”が実現したのです。もっと言えば、我々の取り組みにいちいち付き合ってくださった行政の方々のお力も多分にありました。警視庁銃器薬物対策係の担当者からは不遜に「あんたねぇ、そんな心配ならやめちまったらいいじゃない」なんて言われたものです。

 

「ほんの少しでもTHCが入ってたら逮捕ね」──なんて、そんなリスキーな商品、とてもリリースなんてできませんよね。

 

そういうわけで、リスクの可能性を徹底的に除外すべく、我々は日夜研究とリサーチと言質を重ねたのでした。

 

「日本の法律」と一言で言っても、現場によって見解がずいぶん違うことを実感した時期でもあります。法律は絶対のはずなのですが、民公共に現場の見解はバラバラです。だからこそ法律というものがあるのでしょうけど、民間業者においては「グレーだから大丈夫」、公的機関においては「法律的にはアウトな可能性がある」ということが起こるわけです。

 

とりわけ民間でマイノリティーなサービスというのは、ルールが後から着いてくるのですよ。だからこそ、「今なら大丈夫」という欺瞞を徹底的に排除したかったのですが、それに付き合ってくださる業者というのは一部を除いてほとんどありませんでした。

 

そしてまた私自身、「どうしてこんなことをやっているんだろう?」という自問自答に問われた時期でもあります。

 

“寡婦”をリリースしたせいで、一部では「VapeSickはアングラだ」とか「大麻を助長してる」なんて噂を耳にしたこともありました。私自身、「大麻好きなんでしょ?」なんて、さも当たり前のように人から言われたことがあります。

 

大麻を客観で語れないこの現状。

 

我々がこの“寡婦”を創った背景には、様々なドラマや思念があります。良くも悪くも難産でした。それでも、私はこの寡婦にメッセージ性を持たせたかったのです。

 

大麻が持つ本当の可能性、有用性、そして危険性、そういうものを社会的に無視し抹殺していいものでしょうか。

 

私はそう思いません。

 

だからこそ合理的に考えれば、大麻の有用性を主張していた著名人が大麻で逮捕されるなんてことがあってはならないのですよ。医療の上でいくら有用であったとしても、法的にそれが規制されるのであれば、まずは法律を遵守した上で健全に主張するべきではないでしょうか。寡婦をリリースしてから、運悪く大麻の有用性を主張する著名人が大麻で逮捕されるなんて事件があれば、医療大麻を本当に必要としている方が起訴されたなんて事件もありました。

 

日本人の多くは薬物に無関心ですし、とりわけ大麻について無知です。それは法整備と取締がうまくいっているという、諸外国にはない法的社会的インフラが整っている良い兆候でもあると思います。一方で、大麻と覚せい剤の区別すらよくついていない医療関係者がいる始末。無知とはほとほと罪深いものですが、大麻というものを知識としてあるいは体験としてよく知りつつ、それでもなお法に背く軽率な行動をとる日本人はそれ以上に罪深いかと思います。

 

願わくば、大麻が正しく理解されますように。

 

偽善に聞こえるかもしれませんけどね、長い目で見れば先入観抜きで大麻を語るのは社会として非常に生産的なことではないかと思います。

 

「大麻に興味を持つ」というのは、普通の日本人的感覚からすれば「ダメだよ」となるかもしれません。ですが、日本人は大麻にも薬物にも無関心だからこそ無防備です。「使う使わない」の問題ではありません。「知るか知らないか」の問題なのです。当然、多くの人は「知っていれば使わない」はずなのですよ。イギリスなどとは違い、日本は生活水準も雇用レベルもまだ圧倒的に高い状況です。最近は義務教育に性教育が積極的に組み込まれるようになったと聞きますが、これはいい傾向です。臭いものにフタをするだけでは事故は防げませんから。これと同じ具合に、薬物のことも教育カリキュラムに組み込んだ方がいいのではないですかね。

 

私個人的な意見はこの辺にしておきましょう。さらに詳しくは当時の記事をご覧ください。

 

さて、とにかくこういう情熱をもって、我々は寡婦を発表しました。まぁ、いいことばかりではありませんでしたよ。でも、これをきっかけにVapeSickのブログなりを読んでくださる方が増え、一部の方々には大麻の社会的現状へほんの少し思いを馳せてもらえる機会を作れたのかな──と、思います。

 

惜しむらくは、発表までの背景にあった苦労や悪戦苦闘がなかなか理解されないということでしょうかね。

 

まぁ、それもVapeSickらしく変態的でよろしいです。

 

次回へ続く──

 

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梅酒、富士、斬鉄剣、蜜ときて、我々は「フルーツ系の味を作りたい」と考えました。というのも、フルーツ系の香りの再現がいかに難しいか、よく知っていたからです。あえてその困難に挑もうとしたのは、我々自身のレベルがそれなりに上がっていたからかもしれません。

 

とはいえ、きよみの開発にはずいぶんと苦労させられた思い出があります。やがて何とかリリースにこぎ着けたものの、その時点で現状のきよみを完成形とは思っていませんでした。不満点があったからです。ただ、その不満点を解消しようとすると香味が犠牲になる。香味を優先させると不満を許容しなくてはいけない。このジンクスにはまり込んだ我々は、この時から今までずっときよみのレシピ改良に取り組み、不満点の解消に努めてきました。そういう意味できよみは、いまだ我々にとって現役第一線の研究対象なのです。まさに箱入り娘のような頑なさを感じますね。

 

しかし、こだわった甲斐があり、このきよみは爆発的にファンを増やし、歴代一位の梅酒の人気を塗り替えるほどでした。いまだに様々な方からきよみを高く評価いただいており、最先端をいく業界人ですら初めてきよみを吸った時に驚嘆を覚えるというほど。このきよみの再現度の素晴らしさを、是非とも皆様にも体感してもらいたいところです。

 

一方で、なまじレベルの高いものを作ってしまったため、我々はもはや自分との戦いといった具合に、次作へのレベルを上げていかなくてはならないのでした。もちろん、創作への貪欲と熱意はまだまだ失われていません。ですが、ここで限界点がほんの少し見えていたようにも思います。

 

そして遂に我々は、「寡婦」という禁断の扉を開けるのでした。

 

次回に続く──

 

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当時、甘い系のリキッドは「雑巾臭い」だとか「異臭がする」といったものが多く、我々も甘い系リキッドには不満を抱えていました。その不満を解消すべく開発したのが、この「蜜」です。

 

「蜜」というネーミングから「ハチミツ味」を連想される方も多いかと思いますが、この味にモチーフはありません。「洋菓子のようだ」と感じるも、「スイーツみたい」と感じるも、すべてはあなたの感性や想像力によって補完されできあがる味です。

 

「モチーフがない」という味は、今も昔もあまり多くないのではないでしょうか。そういった奇想天外な発想もまた、このブランドの魅力といえるかもしれません。

 

味わうのは一瞬、でも、それを作り上げるまでには並ならぬ努力や物語があります。

 

この蜜も、仕込んでから完成するまで実に三ヶ月以上の期間がかかるという代物。その甲斐あり、雑味なく複雑な味わいを表現できたと思います。

 

ここまではある意味安泰な道のりで、我々も自由奔放にアイデアやひらめきを形にしながら創作を楽しんでいました。しかし、この次にリリースする「きよみ」あたりからいよいよマニアック度に磨きがかかり、VapeSickは孤高の道へと突き進みます。

 

次回へ続く──

 

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こんばんは、シッキーです。

 

本日は前回お話しした「VapeSick物語「梅酒からの始まり」」に引き続き、「富士」と「斬鉄剣」を創るのに悪戦苦闘した思い出を振り返りながら、それぞれを改めてご紹介いたします。

 

「梅酒」と共に初期のVapeSickを支えてくれたのが、この「富士」と「斬鉄剣」。

 

この両者はまさに“メンソールを極める”という目標の下、富士は余計な添加物や薬品を使用せず、手間をかけて純粋なメンソールをVGに溶かし込むというコンセプト。一方「斬鉄剣」は“切り裂くような世界最強のメンソールリキッド”というコンセプトで梅酒とともに開発・研究が始まりました。

 

そしてこれは、当時我々が追い求めていたメンソールリキッドの究極的な理想形でもあったのです。

 

たとえば富士のように余計な香りがしない純粋なメンソールリキッドというのは、当時あまり多くありませんでした。特に寝起きなんかは、朝一番でがっつりしたリキッドを吸うというのはなかなかしんどいもの。「人がごく自然にメンソールを受け入れられる許容レベル」をリサーチするのに、科学的な見地から分析する必要は意外とありませんでした。なぜなら、研究段階である時、メンソール自らがそれを教えてくれたからです。

 

一方、斬鉄剣のように飽和を気にせずとにかく強烈なメンソールリキッドなんてのも当時はありませんでした。今もないのではないでしょうか。

 

富士の素晴らしいところは、とにかく香りが自然だということです。手間こそかかりますが、メンソール自体が自然とVGに馴染む温度と比率というものがあり、その解明に我々は時間をかけました。それでも気温が低くなるとどうしても結晶化してしまうという弱点もあったのです。

 

この弱点は斬鉄剣にもいえることで、両者とも究極を求めたからこその弱点といえます。

 

特に斬鉄剣はメンソール濃度が尋常でなく高いので、これ一本あれば当分の間はメンソールのカクテルには困らないという利点があります。15~30ml程度のボトルにほんの一滴や二滴の斬鉄剣を垂らすだけで、十分なメンソールリキッドができあがってしまうわけですから。これは弱点を補って余りある「世界最強の強さ」というインパクトと共に、消費者目線での「コストパフォーマンス」といった点においてたくさんの方からご支持いただきました。デザインに関しても特に海外の業者や顧客からの評価が高く、一時は国内需要を上回ったこともあります。

 

梅酒がよくできた妻だとすれば、富士はおおらかな長男、斬鉄剣は頑固一徹の主人といったところでしょうか。とりわけメンソールというのはVGになかなか溶け馴染まないものですから、富士を仕込むのには二日から三日程度の時間がかかります。様々な工夫や試行錯誤を繰り返しましたが、この時間は短縮できないのです。出汁をとったりフォンをとったりという作業に少し似ているかもしれませんね。手作業でなければできない部分があります。この頃から既に“手をかける”というVapeSickらしいスタイルはできあがっていました。

 

実はこの時点で、我々は一つの到達点に達していたように思います。

 

つまりは「究極系を完成させる」という、一つの目的を達成したような感覚に陥っていたのです。

 

もちろん、だからといって創作に対する熱意が枯れるわけではありません。むしろ、渇望するような“生み”への欲求と理想の高さがあったため、これ以降我々は「作品を創る」ということにおおいに悩みました。「記録を更新し続ける」という作業は、非常に難しいものです。

 

ところが結果的にその貪欲さとモチベーションを維持することで、我々は後に「きよみ」と「EVANS」という傑作を完成させました。そのエピソードについてはまた後ほど。

 

その前に、「蜜」についてもお話ししておかなくてはなりません。

 

この話はまた次回!

 

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