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こんにちは、シッキーです。
本日はVapeSickの最初のE-Juice「梅酒」に思いを馳せつつ、改めてご紹介いたします。
VapeSickはもともと、Vapeにこだわりたがる愛好家が集まり、商業的にではなく本気のマニアック路線で「いい作品を創って自分達で楽しもう」という流れで作品群が生み出されてきた非常にギークな背景があります。この時のメンツがいわゆるVapeSickプロジェクトメンバーです。やがて製造所を借り、そこそこの量産ましてや海外進出するようになるとは当時誰も想像すらしませんでした。
そんなVapeSickの先陣を切ったのが「梅酒」。
当時、そもそも「梅酒」というラインナップが世界中どこにもなかったのですよ。梅酒は日本が誇るリキュールです。ヨーロッパがアブサンなりズブロッカなら、日本を代表するリキュールはまさに梅酒ではございませんか。だからこそ、どうしても美味しい梅酒味が欲しい! そういう理由で調香と廃棄を重ねて完成させた思い出があります。
これがなかなか良かったようで、香味もさることながら、この「梅酒」という和デザインも革新的だったようですね。当時は世界的に見ても、和デザインを取り入れているリキッドブランドはありませんでした。もちろん日本にもです。Vape自体がもともと海外から流入してきた(増して当時はアメリカ、ヨーロッパが台頭していた)ということもあり、“アメリカン”を演出するのがセオリーだったのでしょう。そんな中、香味のよさに加えてデザイン性の高さが評価されVapeSickはお陰様で話題にしていただく機会が多くなり、国内・海外からのお問い合わせが一気に増えました。
実際、アジア各国の取引において、先方から「デザイン盗まれてるよ」とアドバイスをいただき懸念されることが珍しくありませんでした。まぁ、我々としてはそれは光栄なことです。まして我々はクリエイター集団ですから、創作に対するプライドがあります。パクられたなら、それ以上のものを作ればいい──をモットーに、常に孤軍奮闘してきました。
加えて、VapeSickは最初からワックスワーク(フタをワックスで封する作業)を施していましたから、デザイン的なインパクトがかなり強かったのでしょう。いまだ国内でワックスワークを施すメーカーがなぜないのか。まぁ、不便ですからね。製造コストも余計にかかります。「お客様に優しくない」という目線で、日本においてワックスワークはあまり好まれません。
しかし我々といたしましては、利便性だけがサービスではないのですよ。
製造コストを下げるなら、ワックスワークなんてことはやめてシーリングキャップに留めるのもいいかもしれません。あるいはスポイドキャップでサラッと楽しめるような配慮をするのもいいでしょう。まさに王道です。でも、そこにこだわるからこその“特別感”があるわけで。むしろそんんな合理的でないところにこだわり続けることで、我々は「合理性だけでものづくりをしているわけではない」と暗にメッセージを発しているわけです。
すべて工業的に、画一的に作れたのでは、特別感はありませんよね。
一本一本、丁寧にワックスワークを施すというのは、我々が一本一本を大切に送り出している証でもあります。
とはいえ、様々な経緯でVapeSickは国内に留まらず世界規模でたくさんの方々から注目されましたが、それに困惑していたのは他でもない我々自身なのでした。
それはさておき、この「梅酒」をVapeSick製品として公式にリリースしたその瞬間から、「入手が難しい」という状況があったように思います。
一方で、運良くそれを手に入れられた方などからは絶賛いただきました。
おそらくこの時の評判なり話題なりが尾を引く感じで、「VapeSickは希少」というイメージが作られたのだと思います。
実際、生産が追いつかないということはしばしばありましたし、リストック(再販売)すればすぐに売り切れということもしょっちゅうありました。梅酒は特に愛好者が多く、これのお陰でVapeSickを支援してくれる方などもいらっしゃるかと思います。
ですが、この時から「安定的な供給」という課題(あるいは現実)を突きつけられた我々は、後に四苦八苦しながら「商業」という終わりのない迷路に迷い込んだのでした。
次回に続く──
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