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こんばんは、シッキーです。
本日は前回お話しした「VapeSick物語「梅酒からの始まり」」に引き続き、「富士」と「斬鉄剣」を創るのに悪戦苦闘した思い出を振り返りながら、それぞれを改めてご紹介いたします。
「梅酒」と共に初期のVapeSickを支えてくれたのが、この「富士」と「斬鉄剣」。
この両者はまさに“メンソールを極める”という目標の下、富士は余計な添加物や薬品を使用せず、手間をかけて純粋なメンソールをVGに溶かし込むというコンセプト。一方「斬鉄剣」は“切り裂くような世界最強のメンソールリキッド”というコンセプトで梅酒とともに開発・研究が始まりました。
そしてこれは、当時我々が追い求めていたメンソールリキッドの究極的な理想形でもあったのです。
たとえば富士のように余計な香りがしない純粋なメンソールリキッドというのは、当時あまり多くありませんでした。特に寝起きなんかは、朝一番でがっつりしたリキッドを吸うというのはなかなかしんどいもの。「人がごく自然にメンソールを受け入れられる許容レベル」をリサーチするのに、科学的な見地から分析する必要は意外とありませんでした。なぜなら、研究段階である時、メンソール自らがそれを教えてくれたからです。
一方、斬鉄剣のように飽和を気にせずとにかく強烈なメンソールリキッドなんてのも当時はありませんでした。今もないのではないでしょうか。
富士の素晴らしいところは、とにかく香りが自然だということです。手間こそかかりますが、メンソール自体が自然とVGに馴染む温度と比率というものがあり、その解明に我々は時間をかけました。それでも気温が低くなるとどうしても結晶化してしまうという弱点もあったのです。
この弱点は斬鉄剣にもいえることで、両者とも究極を求めたからこその弱点といえます。
特に斬鉄剣はメンソール濃度が尋常でなく高いので、これ一本あれば当分の間はメンソールのカクテルには困らないという利点があります。15~30ml程度のボトルにほんの一滴や二滴の斬鉄剣を垂らすだけで、十分なメンソールリキッドができあがってしまうわけですから。これは弱点を補って余りある「世界最強の強さ」というインパクトと共に、消費者目線での「コストパフォーマンス」といった点においてたくさんの方からご支持いただきました。デザインに関しても特に海外の業者や顧客からの評価が高く、一時は国内需要を上回ったこともあります。
梅酒がよくできた妻だとすれば、富士はおおらかな長男、斬鉄剣は頑固一徹の主人といったところでしょうか。とりわけメンソールというのはVGになかなか溶け馴染まないものですから、富士を仕込むのには二日から三日程度の時間がかかります。様々な工夫や試行錯誤を繰り返しましたが、この時間は短縮できないのです。出汁をとったりフォンをとったりという作業に少し似ているかもしれませんね。手作業でなければできない部分があります。この頃から既に“手をかける”というVapeSickらしいスタイルはできあがっていました。
実はこの時点で、我々は一つの到達点に達していたように思います。
つまりは「究極系を完成させる」という、一つの目的を達成したような感覚に陥っていたのです。
もちろん、だからといって創作に対する熱意が枯れるわけではありません。むしろ、渇望するような“生み”への欲求と理想の高さがあったため、これ以降我々は「作品を創る」ということにおおいに悩みました。「記録を更新し続ける」という作業は、非常に難しいものです。
ところが結果的にその貪欲さとモチベーションを維持することで、我々は後に「きよみ」と「EVANS」という傑作を完成させました。そのエピソードについてはまた後ほど。
その前に、「蜜」についてもお話ししておかなくてはなりません。
この話はまた次回!
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