甘いものでよろしく    スイーツとパンがあれば・・・ヽ(^。^)ノ -3ページ目

甘いものでよろしく    スイーツとパンがあれば・・・ヽ(^。^)ノ

ある日の昼下がり、3時のティータイム。「お茶のおともは何がいい?」とわたし。「甘いものでよろしく!」とみんな。わたしの甘いものの選択には、絶大な信頼があるのです。な~んて言ってみたいvanilleのほこほこブログです!

12月25日、今日は私の誕生日。

今年のお祝いのケーキは、デメルのザッハトルテにしました。
中沢の36%の生クリームをたっぷり添えて。

ザッハトルテのレシピの中で、一番多く使われているのが、砂糖。
甘党の私でさえも悲鳴をあげるほどの甘さです。

ところが、砂糖を加えない生クリームと一緒にいただくと、あら、不思議!
甘さが程よく押さえられ、絶妙なバランスに。

今年もいいバースディを迎えられました。


著者: ニナ バルビエ, エマニュエル ペレ, Nina Barbier, Emmanuel Perre, 北代 美和子
タイトル: 名前が語るお菓子の歴史

1998年、「専門料理」の
『ピエール・エルメのお菓子の世界』
という連載の中で、彼が推薦していた本です。


エルメの言葉を借りて紹介すると、

「この本が書かれていると知った時から、多大な関心を抱いて、
刊行の時を待っていました。ようやく、菓子の名前の由来を
民族学の立場から解明しようという人が現れたのです。

菓子の起源にはいろいろあります。
宗教的な性格のもの、恋愛、菓子を制作するときに起きたミス、
誰かに捧げる敬愛のしるし、などなど。
この本で新しい見方が示唆され、菓子が制作されるに至るまでの
一面が、また発見できそうです。」


民族学の立場から...、
などというと、かなり厄介なもののように感じますが、
フランス菓子の名称を知っている方であれば、
誰でも楽しめる本です。

例えば、

マドレーヌやエクレールの名前の由来,
ザッハトルテ(あっ、これはウィーン菓子でしたね)の甘い戦争、
そして、フィナンシエはなぜ、金の延べ棒の形をしているのか?

などなど。

フランス菓子の基本の知識が、集約されている本なので、
是非、御覧になって下さい。
お菓子の辞典としても、一冊持っていると便利だと思います。


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著者: ニナ バルビエ, エマニュエル ペレ, Nina Barbier, Emmanuel Perre, 北代 美和子
タイトル: 名前が語るお菓子の歴史
■パリ・スイーツ―私が恋するパリのお菓子
 著者: 大森 由紀子


  【パリのお菓子とパリで買える
   フランス地方菓子を紹介した本です】



大森由紀子さんは、フランス菓子を日本に伝える上で
つねに重要な役割を担っている方です。

例えば、日本での「カヌレ」「クイニーアマン」などの
フランス菓子のブームは、大森さんがメディアに紹介し
たという意味では、ブームの火付役と言っても過言では
ないと思います。


3年前、私は大森さんが同行して下さる、パリのツアー
に参加した事があります。

リッツでの研修とパリのお菓子屋さんをめぐる、充実し
た旅行でした。大森さんはパリの有名パティシエと交流
が深く、訪れるパティスリーでは、オーナーパティシエ
が自ら挨拶に出てくるのです。

私も、憧れのエヴァンさんやミュロさんと一緒に写真を
撮らせてもらったり、とてもいい思い出があります。


この本は、ちょうど、その頃に出版された本で、
私は幸運にも、この本の中に紹介されているケーキを実
際にパリで食べることができました。すべてのお菓子が
すばらしく、その美味しさは間違く「本物」でした。


大森由紀子さんのオフィシャルページはこちらです。
http://www5c.biglobe.ne.jp/~yukiko/




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   これからパリに行く、お菓子好きの方は、
   ぜひ、この本を持っていって下さい。



著者: 大森 由紀子
タイトル: パリ・スイーツ―私が恋するパリのお菓子
ミルクティ色のトイ・プードル、3歳、オス。
名前はマロン(MARRON)。
皆さんも御存知のフランス語の「栗」の意。
私はフランス語の独特の「R」の発音で、「マホン」と呼んでいます。

家の母は、そんな私を「????」という感じで見ていたのですが、
いつしか、私を真似て、なぜか「マホガニー」と呼んでいる。
「マロン」と「マホガニー」はまったく別物ですよね...。
■日本語訳の名前「ピエール・エルメのお菓子の世界」
■フランス語版、原書の題名「SECRETS GOURMANDS(セクレ グルマン)」


ピエール・エルメは、私の尊敬するパティシエです。
「パティスリー界のジャン・ポール・ゴルチエ」と、
言われる程、クリェイティブな作品を作る、アーティストです。


彼の本の中で、唯一日本語訳されているのが、
この一冊。

写真の美しさも、さる事ながら、この本の中で、
最も注目したいのが、
彼の素材に対する考え方を、うかがい知れること。

彼の作品は、素材への愛から生まれる、と改めて
気付くことができる。


私としては、食べるのは好きだけど、お菓子は
作らない(作れない)と、いう人にも、ぜひ読んでほしい。
なぜなら、素材に対する知識(愛)が深まれば、
お菓子の本物の美味しさを、理解してもらえると、思うから。



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著者: ピエール エルメ, マリアンヌ コモリ, Prierre Herm´e, Jean‐Louis Bloch‐Lain´e, Marianne Comolli, 福永 淑子, ジャン=ルイ ブロック・レーネ
タイトル: ピエール・エルメのお菓子の世界