今日、お友達と郊外のサロン・ド・テへ行きました。パリのル・コルドン・ブルーで、お菓子を勉強された方のお店です。
今日の目的は、豊富な種類のフレーバーティ。
CHA YUAN(チャユアン)というフランス、リヨンの紅茶メーカーのもので、
日本では唯一、このサロンだけで輸入しているそう。
数十種類ある中から、今日私が選んだのは、
「パン・デピス」という名のフレーバーティ。
スパイスとオレンジピール、そしてハチミツと、
パン・デピスそのものの香りがして、
ブレンドの技術の高さに、ただただ感動!!!
「パン・デピス」は、私がフランス地方菓子の中で、
興味をそそられるお菓子のひとつです。
スパイスのパンという意味のこのお菓子は、
フランス、ブルゴーニュ地方のディジョンの名産品。
ディジョンには、「ミュロ・エ・プティ・ジャン」という
パン・デピス専門店があり、ここのものが有名。
(以前、このブログでオススメした、大森由紀子さんの
『パリスイーツ』の中の地方菓子のコーナーに紹介されてます。)
私が以前働いていたフランス菓子店でも、パン・デピスや、
ノネット(パン・デピスを直径5センチくらいの丸い型で焼いたもの)
作っていました。
その頃は、”いろいろある焼き菓子の中のひとつ的”存在の
パン・デピスが、ある日を境に「特別なお菓子」となりました。
それは、6年程前のことになります。
以前、同じ厨房で働いていたお友達が、フランスから一時帰国
した時のこと。
ル・コルドン・ブルーで学んだ後、アルザスの有名店、
ティエリー・ミュロップで
研修中の彼女が、お土産に持って来てくれたのが「パン・デピス」でした。
それは、今までの「パン・デピス」のイメージを吹き飛ばされて
しまうほど、独特のものでした。
「パン・デピス」は、ライ麦粉を多く使うため、またバターを
使わないため、ばさばさとした食感のお菓子です。
でもミュロップさんのものは、あくまでもしっとり。
スパイスのブレンドも絶妙で、ハチミツの香りも際立っていました。
それはあとで知ったのですが、「ランゴ・デピス」という名で、
ティエリー・ミュロップの看板商品でした。
伊勢丹のサロン・ド.ショコラにも出展していたので、
もう召し上がった方も多いことと思います。
私は今、自宅で「パン・デピス」を研究中です。
あのティエリー・ミュロップの味を目標としながらも、
わたしのスタイルでの「パン・デピス」を完成させたいと
思っています。
「パン・デピスへの道」 つづく 予定…。


