こんばんは、暑い・・・暑い・・・暑いw
数日前から関西圏は連日30度超えの日々で晩も窓を開けていてもやや暑い状態です・・・・
なので・・
今年もご活躍いただく私の宝物である東芝製の「鈍器扇風機」(詳しくはコチラ)を物入れから出してきました。
以前は45Lのゴミ袋でカバーしていましたが、私があまりにも大事に扱っているのを嫁が見て、1枚目のカバーをコーナンで買ってくれましたw 取り出してコンセントを繋ぎ、スイッチオン!
無事に三段階の速度も機能して涼しい風を送ってくれました。今夏もお世話になりますm(. .)m
さて、本日は・・・・
PayPayモールの300日キャンセルで色々とありましたが、無事に届きました。
大きい箱と小さい箱・・・いつもは楽しみを後に回すのですが、我慢ができず大きい方を開封!
中身はタイトル通り、TOMIXのキハ185系「アラウンド・ザ・九州」です。
外ケースペーパーはノーマルグレードなのでいつもの青バックに文字だけです。しかし中のケースペーパーは実車の写真とアラウンド・ザ・九州のエンブレムマークである「つばめ」が描かれていました。最近のTOMIXの中ケースペーパーは実車の写真を掲載していることが多く、非常にありがたいです。
開封後は必ず中身が揃っているか説明書で確認します。
今回のヘッドマークはデフォルトで「ゆふ」が装着されていますが、それ以外に「九州横断特急」と「LIMITED EXPRESS 185」の2種が付いていました。いずれも黒字に白文字なので、判別は何とかできる程度で交換してもさほど視覚的効果はなさそうですw
それ以外に気になったモノが・・・2枚目の黒い物体です。
どうやら「アンテナ」らしいのですが、いつものランナーとは違った感じが!
今まではこの手の小さいアンテナや信号炎管は別に取り付け治具が用意されていました。しかし説明書を見ると穴を空けてからアンテナをランナーから外さずに差し込み、固定してから切る方法になっています。実際に作業はしていないのですが、こちらの方が小さいパーツを飛ばす可能性は低そうですね。ただランナーから切り取りにくそうですがw
インレタは2枚目の通り、気になるのは九州仕様に見られる「ワンマン」表示がちゃんと点いていることです。こちらは4両中2両がワンマン仕様になっているので貼ることでリアル度がアップです!
車両も簡単にご紹介!
まずはトイレ付の0番台です。1992年にJR四国から譲渡されたキハ185系は塗装が赤と銀のツートンに変更され、2004年には赤一色となり、ワンマン化、フォグランプ増設工事も行われました。2008年からはエンジンを従来のDMF13HSから低公害のDMF11HZへ順次交換され、2018年に「ゆふ」「あそ」「九州横断特急」のデザインが統一されて「アラウンド・ザ・九州」となりました。(「つばめ」マークもこの時に追加されています。)
模型ではマイクロエースからフォグランプの追加された九州横断特急仕様が発売されていました。しかし増設ライトはダミーで点灯せず、今回のTOMIXはフォグランプも点灯することが最大の強みとなってキハ185系ファンから期待されていました。写真の通り、ヘッドマークと増設フォグは転倒します!
それと2両とも0番台ですが、2枚目上の0番台はワンマン化工事を受けた車両ですが・・・パッと見は分かりませんw
しかしよく見ると車体側面の中央辺りに増設されたスピーカー(車体と同じ赤なのでわかりにくいです)がちゃんと模型でも再現されています。(写真では分かりにくいとおもいます・・・)
「アラウンド・ザ・九州」塗装になってから追加された「つばめ」マークも珍しくインクジェットではなくタンポ印刷でキレイにプリントされていました。窓枠にも小さな「つばめ」マークが入っていますが、こちらも模型ではキレイでした!(よかったw)
そして最後に気になったのが、2枚目の0番台の水タンクです。上がワンマン仕様ですが、形状が違います。実写がどうなっているのか分かりませんが、下の方は四国と同じ形状です。なぜ差があるのか不明ですが、側面スピーカー以外にこのようなところも作り分けがされていました。
お次はトイレ無しの1000番台です。こちらも増設フォグランプが点灯し、正面から見る限りでは0番台と全く同じですw
側面はこちらもワンマン仕様となっているので側面中央の窓上にスピーカーがモールドで表現されています。
最後はキハ186です。こちらはJR四国では半室グリーン車として使用されたキロ186です。JR九州に譲渡されてから半室グリーンの部分は普通車に格下げされ、キハ186となりました。
しかし座席を変更しただけなので、中の普通席とグリーン席を分ける仕切りは残っているのと、シートピッチも普通車に合わせずにそのままになっているので、2枚目の様に左側の元グリーン室の普通座席は席間隔が広くなっています。(14cm広い!)
これはステンレス車両でシートピッチを調整すると強度を落としてしまうためそのままの座席間隔となったようです。なので普通車ですが、特急なので全席指定となるキハ185系の特急を九州で利用する際は元グリーン部分の普通席を座席指定して予約すれば、他の席よりもゆったりと足を伸ばせます!(まぁ、私は足が短いので、関係ありませんがw)
今回はキハ185系の0番台(ワンマンと非ワンマン)、1000番台(ワンマン)、キハ186の4両から編成が成り立っており、お座敷レイアウトに入線させました。
いつものように複々線レイアウトを1編成だけで走行させるのはもったいないので、比較用に同じTOMIXの四国色を用意しました。7両編成を組めるのですが、「アラウンド・ザ・九州」に合わせて基本4両のみ入線させました。
走行性能は言うまでもありません。どちらも快調に走行してくれます。
JR四国から譲渡され、九州で改造され、譲渡から20年以上経過した「アラウンド・ザ・九州」なので、動画の様に一緒にすれ違ったりすることは絶対にありませんが、これは鉄道模型ならではの楽しみということで堪能いたしましたw
簡単ですが、JR四国仕様と比べてみます。まずは0番台から・・・
正面は増設フォグ以外にスカートに違いがあります。JR九州の方は当初は同じでしたが、近年の更新車はスカートの下に排障器をさらに追加しています。こちらは九州管内で動物の巻き込み防止を目的に追加されたようです。
どちらもヘッドマーク、ライトがきれいにLEDで点灯していますが、九州はさらにフォグも点灯するので満足感がさらにアップw
側面は写真が小さいのでわかりにくいのですが、エンジンの作り分けがされていました。九州仕様は低公害の「DMF11NZ」、四国は登場時の「DMF13HS」となっています。昔であれば「タイプ」という言葉の元に作り分けをされることはなかったのですが、近年は気になる人が多いのか、メーカーも頑張っています!
エンジンパーツの作り分け方法が気になってしまい、いつものパカリストを呼んでしまいましたw
パカカっと開けると床下のエンジンパーツは一体型ではなく一番下の九州仕様の通り、エンジン部分だけさらに分離できました!こうすることで床下(上)はキハ185系等で共有し、(下)を作り分けることでいろんなバリエーション展開がしやすくなっています。さらなる手間に思えますが、床下部部を丸々、各バリエーションで金型を作成、保有するより、(上)を一つに(下)を種類分を持つ方がいろんな面で都合が良いと思います。(金型にかかる税金などなど)
これは以前にご紹介したKATOの青ワムと同じ考え方ですねw(詳しくはコチラ)
昨日、鉄模愛好会でAさんとその話をしました・・
私:「青ワムを分解したところ、軸受け部分だけ別パーツ化しているので、床下は共通、軸のみコロ軸と平軸パーツを買えるだけで・・・」
Aさん:「ほう、よく考えられた仕組みですね、昔ならタイプで・・・」
と同じような話をしていました。それも「愛好家が求めすぎるからでは?」も一致!しかし・・・
Aさん:「青ワムがちゃんとコロ軸になっているなら・・・軸部分も回転するとなお良いのでは!」
私:「・・・・そんなとこまで求めるから鉄道模型がどんどん高くなるんやないかっ!」
と、つい年配者ということを失念したツッコミを入れてしまいましたw
それと先ほどの水タンクですが、やはり九州のワンマン仕様のみ形状が違うのですが、ググっても理由はわからず…気になってしまいますw
お次は1000番台です。九州の方は先頭部分がアーノルドカプラーなので付属品にTNカプラーに変更する際のスカートパーツが付属しています。近日中に店舗取り寄せしている専用TNカプラーが届き次第、変更したいと思います。以前の四国色の際は専用TNカプラーが品薄に陥ってしまい、一つ1000円近いのプレ値でヤフオクなどで取引されたことがあり、今回はセット発注時に一緒に近くのJoshinで発注しておきました。今回は一つだけで足りるので、四国色の様に長編成などはないのでプレ値化もしないとは思うのですが・・・w
2枚目は側面ですが、こちらの1000番台はエンジンは同じDMF13HSでした。まだ換装されていない仕様を製品化しているのか、実車では1000番台は乾燥されていないのでしょうか・・・不明ですw
しかし車両ごとに細かく作り分けられていることに脱帽ですw
最後はキハ186とキロ186です。こちらも見えにくいですが、エンジンが九州は2エンジン、四国は1エンジン+発電用小型エンジンと床下部分はキハ185と同じく、エンジン部分だけのパーツで作り分けられていました。
2枚目はパカリストを呼んで座席ピッチの違いが変わりやすいように並べてみました。模型でもちゃんとシート間隔が作り分けてありました。ただシートパーツは色が違うだけで形状は全く同じでした。(ここまで気にする人はいないと思うので、これでいいと思います)
こうして比較して満足したのですが・・・・・
はい!気になりましたw
以前に購入したお召仕様のJR九州のキハ185との違いが・・・なので引っ張り出してきましたw
先ほどは同メーカーで地域違いの比較ですが、今回は別メーカーの同地域(時代は少し違うようです)で比較。
このお召セットはキハ185の0番台とキハ186の2種で構成されているので、キハ185のみ比べました。
お召は2002年と2006年に運用されており、時代的にはエンジン更新前の設定です。なのでエンジンは「アラウンド・ザ・九州」のDMF11HZではなく、換装前のDMF13HSです。またスカート部分も追加排障器のないスカートです。
塗装は銀と赤のツートンですが、前面は赤一色なので2代目の塗装です。
模型としてはどちらも前進で点灯させていますが、マイクロエースのフォグ表現が銀塗装とかなりちゃちいので見劣りします。これがせめてクリアパーツであればまだよかったのですが・・・
マイクロエースは以前にキハ47の「いさぶろう・しんぺい」でちゃんと点灯する増設ライト(詳しくはコチラ)を行っているのですが、キハ185系では省略されています。惜しい・・・
ネットでは今回のTOMIXが九州横断特急色(厳密には「アラウンド・ザ・九州」)を出したことでマイクロエースの九州横断色は手放すとの意見が多くみられます。今後、バリエーション展開で初代や2代目の九州色が発売されるとますますマイクロエースからの買い替えが発生するのではと思ってしまいます。
ただかなり以前からキハ185系を展開してくれたマイクロエースには感謝でもあるのですが・・・
今回は長期間の発売延期やキャンセル喰らいなど色々とありましたが、無事に手に入り、手に取ってみますととてもよくできており、以前の四国色と同様に感動しました。
こちらはいうまでもなく「買い」です!キハ185系好きや九州方面を集めている方で、すでにマイクロエース製品をお持ちでも追加で買う価値は十分にありますよ!とややTOMIXの回し者みたいな感じになりましたがw
でわでわ
2週間おきに図書室で借りてきた三国志も今回で最終巻となりました。表紙の通りこちらは三国志の最終場面で蜀の諸葛孔明による北伐とそれを防がんとする魏の司馬懿仲達の知恵比べが楽しめました。高校時代に読んでいるのですが20年以上ぶりに一から読んだところ、話の内容は覚えているのですが、じっくりと楽しむことができました。
次はこちらもすでに読んだことがあるのですが、宮本武蔵か新・平家物語を再読しようかと考えています。
2枚目は偶然、図書室で発見した半沢直樹のシリーズの第5弾「アルルカンと道化師」です。こちらは数年前のTVドラマの最後で紹介され気になっていたのですが、そのまま図書室でなかなか見かけることなく忘れていましたw
しかし普通に借りれたので読みましたが、やはり池井戸潤の小説は話にがっつりと引き込まれてしまうので、読み始めると止まりませんw しかし仕事をしている身なので1日1章で読み、何とか仕事に影響することなく読了できました。
今は次の長編を開始する前として短編を借りて読んでいますが、次回からは長編の歴史ものを逝きたいと思いますw
図書室はいいですねw
でわでわ
ネットではTOMIXの「アラウンド・ザ・九州」は完売状態のようです。私自身も今回の出来をみていると納得です。
それと知らなかったのですが、マイクロエースから「アラウンド・ザ・九州」が出ていたんですね・・・
こちらはまだ在庫があるようですが・・・TOMIXを見てしまうと・・・ちょっとお勧めできませんね・・・