祝! 2軸貨車・・・トムフ1形 入線! | キハでGo!

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こんばんは、今週は月曜日が休みで、週末の金曜日が祝日となるので、出勤日は3日というパラダイスな1週間になっています。
大相撲は貴景勝が白星を重ね、それを高安ら2敗組が追走している状況ですが、貴景勝の取り組みやインタビューを見ていると、かなりのプレッシャーがあると思われますが、非常に落ち着いています。このままいくと、優勝も圏内に十分入っているのではないでしょうか!
最近の日本人力士に足りない強い精神力が感じられます。千秋楽まで目の離せない良い場所になっています。
 
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さて、今回は写真のとおり、ちょっと風変わりな2軸貨車が入線いたしました。物は河合の2軸貨車シリーズで「トムフ1形」です。
実車はトラ(無蓋車)の真ん中に車掌室を設け、緩急車としての役割を持ったトラとなっています。真ん中の車掌室は1.4m程で前後は普通のトラと同じく無蓋の積み荷が可能になっています。近年のトラと違うのは木造で実車は昭和10年代に登場している、非常に古い車両です。同じ時期のトラも模型化はされていないトラ6000等で同じく木造2軸貨車です。
 
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前後をそれぞれ見てみますと、ちょうど真ん中に車掌室があるので、前後の荷台は同じ容量です。おもに砂利など濡れても大丈夫な物を積んでいました。
車両を見ていて感じたのが、車掌室はサイドは出入り用の扉、窓があるのですが、その前後のどちらにも窓はなく、車掌室の長さも1.4mとなるとものすごく閉塞感のある車掌室で、ちょっと10分程度であればいいのですが、これで1時間以上、勤務となるとかなり我慢を強いられるように感じました・・・このころの国鉄職員はすごい!
 
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2軸貨車なので、自走はできませんw
家にいる短めの機関車で牽くと絵になりそうなので、まずはDD13でチャレンジ!
トムフ1両だけですと、わざわざ車掌を載せなくても普通のトラでいいのでは?と感じ、時代は合わないのですが、間にトラ70000(合板造)を2両連結しました。ちょっとした砂利輸送用の貨物編成になりました。
 
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しかしパワフルなディーゼル機関車でトラ3両はちょっともったいないと思い、当時の貨物事情を考えると・・・
「ちょっと!〇〇まで行くなら途中の△〇に軽油を運んで!」や「一緒に収穫野菜と家畜も牽いて行ってよ!」
となっていたと思われます。
少し見えにくいのですが、さらにタキ500、ツム1000、カ1000を間に入れてみました。ちょっとした貨物編成になり、様になっていますw
 
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しかし冷静になって考えると、後ろの緩急車は何もトムフでなくても、ワムフでいいのでは・・・と入れ替えてみると、これで荷物も運べるので、より現実的な編成になりました。
んっ?いかんいかん、そうなるとトムフはどこで活躍するのだ!!
 
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ディーゼル機関車になるとついつい2軸貨車をいっぱい繋げてしまいますが、それなら時代も考えて以前にジャンク故障品でゲットしたC11(詳しくはコチラ)を引っ張り出し、トラは6000ではないのですが、70000を6000の代わりに見立てて編成してみました。先ほどのDD13と同じ編成なのですが、蒸気機関車に替えた瞬間から妙にしっくりとしていますw
 
 
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先ほどの「ついでに持って行ってよ」をC11にも適用してみましたが、トラをツムやカに入れ替えることでとても見栄えがよく、ローカル線をトコトコ走行する貨物編成が非常によく再現されています。
ローカル線であればツム、カも1両ずつで事足り、そして無蓋荷物もトムフで十分ではないかと思います。ただ郵便物などの荷物はツムの片隅に入れるか、非常に狭かったと思われる車掌室に入れておく等で対応が必要かもしれませんが、ローカル線なので、さほど荷物も多くなかったのではと勝手に想像しておきました(笑)
 
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もともとジョーシンで買い物をする際、ポイント特典の基準額に帳尻合わせするためにちょっと足りないとTOMIXの2軸貨車を追加していますが、あまり2軸貨車を繋げて走らせることがなく、今回のトムフの入線で改めて「せっかく買ったので楽しまないといけないなぁ・・」と反省しましたw
そして何気に車掌車を出してみるとヨ5000、6000、8000、ワムフ29500と今回のトムフと色々な種類があることを改めて感じました。
ていうか・・国鉄もこんなに色んな形式を造っているから赤字体質になったのではとも感じましたw
トムフはwikiで読んでいると、やはり過酷な車掌業務から比較的早期に現場から消えていき、車掌室を撤去してトラに改造されたようですw
なんとなく国鉄が思い付きで作って、「こりゃあかん・・」と次々に色んな車両を生み出し、気が付いたら同じ目的にも関わらず幅広いバリエーションになってしまったのだなと・・・
でわでわ
 
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最後は本日発売の鉄道ピクトリアルですが、いつもは買わないので何が特集されるのかはわからないのですが、鉄摸愛好会のBさんがLINEで教えてくださり、仕事の帰りに買って帰りました。
ディーゼル急行が特集されていますが、やはりメインは表紙のとおり、キハ58系が中心です。
過去にもジャーナルやファンでも特集され、ピクトリアルでも過去に特集されているので、「あまり目新しさはないかもな・・」と思いつつ、購入しました。
確かにディーゼル編成の流れや日本列島をあちこち駆け巡った列車の特集が中心でしたが、「キハ58の急行冷房化」についての特集では昭和38年に九州で一等気動車(キロ)に対してバス用のエアコン装置を付けたことを皮切りに国鉄で各年度ごとに対象路線、等級などから予算化を図って冷房化されていくのですが、その歩みに加えて、図解ではかなりの量の編成図があり、当初はグリーンや指定席を中心に徐々に自由席にも広がっていく際の編成図も豊富に掲載されており、キハ58系の非冷房車は今後、KATOから急行「いいで・ざおう」で発売されるので、以前の冷房付きキハ58と混ぜながら色んな急行を時代ごとに再現するのにうってつけの資料となりました。
決して㈱電気車研究会の回し者ではありませんが、キハファンの方であれば鉄道ピクトリアル2019年1月号は「買い」と思いますw
 
そう思うと、今後も雑誌でキハ40やキハ58など、ちょっと忘れたころに特集されますが、今回のようなこともあると思うと、とりあえず買っておこうと思いました。
なかなかパラパラと見るだけでは判断がむずかしいですね・・・
でわでわ