マイクロエース キハ400 500番台 お座敷3両セット | キハでGo!

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こんばんは、今日は雨が降り、昨日よりも寒さを感じた一日でした。また昨晩はものすごく強い風が一晩中、吹いており、中古物件の我が家は屋根が吹き飛ばされるのではないかと思うほど、ガタピシ音を出しており、心配のあまり、ほとんど眠れませんでした。

そんな眠気も強い今宵ですが、とある鉄道模型が我が家にやって来たので、ブロいでおこうと思います。
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マイクロエース謹製のキハ400お座敷3両セットです。これは改良版ではなく、数年前に発売されていたものなので、フライホイールやLEDではありません。(マイクロのフライホイールはかなり電圧を上げないと進まない残念仕様なこともあるので、意外と旧製品のほうが良いときもあります(笑))
ヤフオクで鉄道模型から撤退されるとのことで大量に出品されていた一つで、出品傾向を見ていると北海道の車両が多く、出品元も北海道だったので、鉄道模型趣味を堪能されていたときは地元車両の収集をされていたように思われます。
ヤフオクは以前にもブロぎました(詳しくはコチラ)が、当たり外れが激しく、外れは限りなくゴミに近いものもあります。そこはブロいだ通りに鋭い『鷹の目』を持ってよいものを選択していく必要があります。(ガンダムで言う所のマ・クベ大佐の「これは『よいもの』だ・・」です(笑)ちなみに死に際には「あれは良いものだ!ウラガン(部下)!キシリア様(上司)に必ず届けてくれよ!」と絶叫されます(笑))
少し逸れましたが、今回のキハ400はまれに見る大当たりでした。ブックケースの紙スリーブはほぼ傷なく、中の車両から付属品にいたっては、新品同様に近い状態でした。
発売からかなりの時が経っているものですが、前オーナーに大切に扱われていたのがひしひしと伝わりました。そしてふと包装してあったプチプチを見ると・・・・

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一枚のメモ用紙に落札購入のお礼に加えて、以下の一文が・・・
「これでも大切にしてきました。どうか末永く使ってやってください。」
と・・・なにかこみ上げてくるものを感じました。長年、ヤフオクを利用していますが、たまにメモを入れている方をお見かけしますが、全て「買ってくれてありがとう」文です。
今回も同じ内容かと見たところ、上記の文章でした。
本当に大切にされていたのと、これから新しい場所で末永く使って欲しい(大切にして欲しい)という思いが強く伝わってきました。
手放される事情は人それぞれですが、手放すときは意外とあっさりとしている方が多い中で、手放すときまでこのように愛着をもたれていたと思うと、このキハ400お座敷は前オーナーの元では幸せだったと思います。そして私自身も前オーナーと同様に大切かつしっかりを走らせてやりたいと思いました。

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と、ちょっとした感動を味わい、さっそく走らせて見ました。走行はやはりマイクロ特有のスタートダッシュが見られる状態ですが、何周か走らせて、こなれてくるとスムースに走行するので、手すきの時に分解整備すれば、もっとスムースに走るようになると思います。
このキハ400番台はもともと急行仕様として天北、宗谷、利尻などの為に機関強化されたキハ400です。以前に正月早々に散財したのが急行利尻(詳しくはコチラ)が、このお座敷と同じキハ400です。
このお座敷は元々キハ56(キハ58の北海道版)を改造したキロ59、キロ29で運用されていましたが、冷暖房なし、老朽化により、サービスの質が低下傾向にあった為、急行で使用されていたキハ400の3両をお座敷使用に改造し、団体などで利用されました。そしてまれに車両点検の都合で急行宗谷や急行利尻にも連結され、凸凹編成でも活躍していました。しかし現在では急行仕様のキハ400は全滅し、お座敷仕様の3両は残っていましたが、次第に廃車され、最後に残ったキハ400の501も昨年11月頃に保管されていた苗穂工場で解体廃車となり、キハ400系は形式消滅しました。

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写真のように3両が連なって運用されるのは団体臨時列車で北海道の平原をお座敷列車で美味しいものを楽しみながら過ごす一種のジョイフルトレインでした。
赤、黒、灰色をうまく使い分け、そして前面、側面には金色のラインが施されており、タダ者ではない雰囲気を模型とはいえ、十分にオーラとして出しています。
せっかくなので、急行利尻との凸凹編成をと思いましたが、このセットはノーマルで、急行利尻はTN化されているので、近日中にTNカプラーを購入し、実践したいと思いますが、なかなか阪神が週末に勝ってくれないので、ジョーシンへの足が遠くなっていますw(下記参照)


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車両をよく見ると、窓の一部とドアが埋められており、ネットで調べていると、カーペット敷きでドア近くには靴箱が設置されており、乗客はカーペット上で足を伸ばしてくつろげるようになっていたり、座椅子と机を畳敷き上において食事を楽しんだりと、用途は広かったようです。
北海道キハの中ではなかなかの『異色』な存在ではないでしょうか。
模型そのものは埋められた窓やドアの再現も良く、またマイクロエースお得意の塗り分け、細かい印刷には惚れ惚れしてしまうくらいきれいに出来ています。
以前にキハ40急行色ふう!(詳しくはコチラ)をブロぎましたが、この発売と同時にキハ400お座敷の改良版も同時発売されていました。このときは急行色のキハ47と48、40が欲しかったので、キハ400お座敷には見向きもしませんでしたが、今思えば急行色ではなくお座敷を買っておいた方が良かったかな?とも思いました。しかし結果的には改良品ではありませんが、比較的、安価で旧製品が入手できたので、結果的にはこれでよかったのかも知れません。改良品が出たことで、旧製品は安くなっていることもあり、なお良かったのかも知れません。

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余談にはなりますが、我が家では鉄道模型が家にくると、ひとまずは『今月の散財品保管場所』に留置され、しかる後に我が家流の保管方法へ変更します。
車両は最近のTOMIXのように一両ずつ、ビニールに入れますが、安いビニール袋になると、溶けたり、模型に影響する危険性があるので、食品にも使用できる規格袋4号を使用しています。これはマイクロ車両には良く、ケースに入れる際、車両のみでは車両とウレタンケースで引っかかりが出ることがマイクロ製品では良くありますが、ビニールに車両を入れてからウレタンケースに入れるとスムースに引っ掛かり無く収納できます。感じとして本日の2枚目の写真のようになります。そしてブックケースはA3サイズのジップロックビニール袋に入れて封をしています。これはブックケースは立てた状態で本棚等に収納しますが、お互いに擦れて紙スリーブがスレたりするのを防ぐためにしております。確かに出し入れは非常に面倒にはなりますが、これで車両、紙スリーブ共に長期間、きれいに保存できると思えば、手間の程度は知れています。写真の規格袋4号とダイソーのA3サイズチャック付き収納袋は手放せません!

今日も長くなってしまいましたが、以上です。
でわでわ

先ほどのジョーシンですが、最近、足が遠くなっています。その原因は阪神が週末に負けるからです。
ジョーシンは阪神のスポンサーをしており、昨年からシーズンの最初にキャンペーンを展開し、買い物で2000円以上を購入すると55ポイントの来店引き換え券をくれますが、この使用条件が、「阪神が勝った翌日の来店で55ポイントをプレゼント」です。しかも引き換え時に3000円以上の買い物をするとさらに333ポイントがもらえるので、鉄道模型では色々な部品や単品車両、駅舎などを買っているので、このキャンペーンはありがたいのです。しかし開幕前から何枚か引換券を貰っていますが、ジョーシンに行きたい週末に限って阪神が負けるので、足が遠くなっています。
私は大相撲は好きですが、正直、プロ野球は全く興味なく、高校野球を楽しむ程度なので、阪神やら巨人がどうしようと「知ったことではない!」のですが、このキャンペーン期間中のみ、阪神を熱烈的に金曜日と土曜日のみ応援しております。それ以外の日は勝っても平日にはジョーシンにはいけないので、ドーデモいいのです(笑)
これには面白い話もあり、開幕前に買い物をしてこの引換券を貰ったときに、横のレジにいた買い物客のおじさんが一言・・・・
こんなキャンペーンをするから阪神が負けるんや!いらんことするな!」と怒っていました。確かに去年もこのキャンペーンの期間は負けこんでいたので、阪神ファンと思われるおじさんの意見はもっともなのかもしれません(笑)
それに対して店員さんは「・・・すみません・・上が決めたことなんで・・・」としか言えず、ちょっと可哀想に思っているとおじさんはさらに・・・「スポンサーを辞めてまえ!」と言われました。私はいらんトラブルには巻き込まれたくないので、口には出しませんが、心の中で・・・
それも上が決めることなんで・・・w」とつぶやきました(笑)
でわでわ