港区 霞ヶ関3丁目 葵坂の滝 別名/どんどん

 
葛飾北斎『諸国瀧廻り』は全8図※ありますが、今回は現存しない滝ですが、
番外編ということで、アップします。
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東都葵ケ岡の滝/天保4年(1833)作

 
明治20年に埋め立てられた赤坂溜池の落ち口にあった滝でした。
 
この滝のあった場所は、三井商船ビルと東京倶楽部ビルの前の外堀通り下です。(2017.06.05撮影)
銀座線虎ノ門駅の11番出口
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の左側の階段途中の踊り場奥に外堀の石垣とともにこの辺りの歴史に関わる小さな展示コーナーがあります。

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ここに展示されている説明板の抜粋です。
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在りし日のこの滝の様子を写した貴重な写真です。
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左側の葵坂にある滝ということで、葵坂の滝と言われていました。

 
他にもこの葵坂を描いた浮世絵がいくつかあります。
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これらの絵に出てくる名残がある場所も探索してきました。
 
まずは、手前にある金刀比羅宮です。
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ビルの合間にひっそりとあります。

 
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櫓台の下の石垣の一部が残っています。
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それから、文科省と文化庁の中庭にも展示コーナーがあります。
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