伊勢原市 大山 門前町 開山町 良辯滝 落差4m
大変歴史のある滝で、755年(天平勝宝7年)の大山寺開山に良辯僧正が入山し、
最初に水行を行った所となっています。
江戸時代には、たびたび錦絵や版画の題材に取り上げられ、
かの葛飾北斎『諸国瀧廻り※』の「相州大山ろうべんの滝」(1833年)として描かれています。
![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190609/23/vaccou/34/29/j/o0548080014455305293.jpg?caw=800)
この滝に行くには、県道611号線を北上し、終点の少し手前、良弁滝バス停を
目印に行きます。
附近には駐車できる路肩などありませんので、
バス停附近の有料駐車場に駐車します。
駐車場からは徒歩2分ぐらいで行けます。
説明板です。
![イメージ 7](https://stat.ameba.jp/user_images/20190609/23/vaccou/d8/78/j/o0942125614455305312.jpg?caw=800)
看板にもありますように、大正時代には、歌舞伎「大山と家光」で
「大山良辯滝の場」として演じられた。
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190609/23/vaccou/e7/db/j/o0729109414455305326.jpg?caw=800)
人工的に導水された滝のようです。
落ち口が竜の口となっているのが特徴です。
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20190609/23/vaccou/ab/04/j/o0383060114455305339.jpg?caw=800)
戦前の写真も同様になっています。北斎の図会には描かれていないので、後世になってから造られたものです。
落ち口のアップです。
![イメージ 4](https://stat.ameba.jp/user_images/20190609/23/vaccou/6a/c8/j/o0729109414455305356.jpg?caw=800)
「に組」と書かれた札を龍が持っているのは、
昭和16年に当時の消防団「に組」が設置し、寄贈したからだそうです。
全景です。
![イメージ 5](https://stat.ameba.jp/user_images/20190609/23/vaccou/27/64/j/o0729109414455305375.jpg?caw=800)
滝の右側には開山堂(良辯堂)があります。
![イメージ 6](https://stat.ameba.jp/user_images/20190609/23/vaccou/d6/a4/j/o3416223914455305452.jpg?caw=800)
なお、この大山地区には、大山六滝というのがあって、上流から二重滝、八段の滝、元滝、