日光東照宮の薬師堂(本地堂)
小さすぎな眠り猫に驚いた後で家康の眠る御宝塔から戻り、陽明門を出てきました。
絢爛豪華な陽明門の脇には立派な彫刻。
溜まったホコリを勝手に払ったりすると面倒に巻き込まれるんでしょう、きっと。
陽明門の正面左側の鐘楼。
鶴、竜、飛竜、麒麟など78体の装飾が施されています。
右側の鼓楼には亀、竜、雲など38体の装飾。その奥に建つのが薬師堂。
境内で最も大きな建造物です。
東照宮は神社なのに、薬師堂があるのは神仏習合のため。
薬師堂の管轄は次に参拝する輪王寺。
なので、拝観券には薬師堂拝観券がもぎとれるようになっていました。
そんなことは知らず、入口で拝観券を出すのにもたついてたら省略して入れてくれました。
堂内では何名かまとまると解説が始まります。圧巻なのは鳴き龍。
最初は拍子木を鳴らしても響きません。
しかし、天井に描かれた龍の真下で鳴らすと、ビーンと響くばかりか不思議なことに最後は鈴のような音が長い時間響き渡ります。
で、最後はこのありがたい音そっくりに鳴る鈴の領布を案内してくれます。
では、また見ざる、聞かざる、言わざるの前を通って東照宮を後にします。
表門の先には九州筑前藩主によって奉納された石鳥居。
小山まで船で運ばれた後、人力でここまで運搬。
五重塔は火災で消失した後、1818年に再建されたもの。
よく歩いてエネルギーが尽きたので、五重塔の対面にある福徳だいふくへ。
私は抹茶、カミさんはずんだ。うまい!
では、大福で元気が出たところで、輪王寺に進みます。
前回は外だけで堂内には入らなかったので、今回は拝観します。
追記: 日光ドライブ旅行の総集編を公開しました。