笛吹市 八代ふるさと公園 (前編)
やって参りました。山梨県は笛吹市八代ふるさと公園です。
昨年、同じ笛吹市の駒沢農園の花桃が良かったんで、今年も市内の花桃の名所を調べて来ました。
大分散ったように見えますが、でも大丈夫。
園内には立派な桜が咲いています。
古墳に寄り添う甲州蚕影桜(こうしゅうこかげざくら)は2本のソメイヨシノ(*1)。
公園には古墳が2つあって、ひとつは円墳の盃塚古墳。
桜が間近に見られることもあり、ひっきりなしに誰かしらが登ってます。
5世紀前半に築造された直径23m、高さ4.5mの推定竪穴式石室で鉄刀、鉄鏃などが出土。
円形古墳の横の広場は緊急用ヘリコプターの離着陸場。
周辺の方は心強いでしょう。
もう一つの古墳は岡・銚子塚古墳(*2)。
甲府盆地を挟んで南アルプスが広がります。
5世紀後半に築造された全長約92m(*3)、後円部直径約48m、前方部幅約41mの前方後円墳。
鍵穴のような形からずっと円形が前だと思ってましたが、前方後円=丸いほうが後ろでした。
古墳の下には線路が見えます。
これぞいちゃもん太郎の妨害が大成功したリニア中央新幹線。
公園の隣の桃農園に泳ぐは見張りのタコ。
謎の桜倍増オブジェ。
桜と桃に誘われてバイクもやって来ました。
次は古墳のある丘を降りて桜並木を眺めに行きます(後編)。
追記: 今回の花見ドライブの総集編を公開しました。
☆
(*1) 木の下に養蚕守護神を祀っていることから甲州蚕影桜。
(*2) ここから西に6Kmくらい離れたところにも同名の古墳があり、ここは岡銚子塚古墳、もうひとつが甲斐銚子塚古墳。
山梨県には12基の前方後円墳があるが1基は工事で消失。
(*3) 超大型巨人の身長を60mとすると1.5倍の長さ。