これまでのあらすじ下矢印






本日はわくさんの家族との衝撃ランチについてお送りしたいと思います。


まずはわくさんの家族構成から下矢印


親戚みんな医者一族。その中で唯一の放射線技師。
おしゃべりな人の良さそうなおばちゃん。


放射線技師。無口。


放射線技師。放射線技師はキツくて給料が低いらしい。
弟に開業して自分を雇って欲しいと訴えている。それを聞いたわくさんは開業をする気になった。


兄重くね?


兄に乗せられて開業する気になっているわくさんもどうかと思うけど普通に考えて個人の病院って医者、看護師、受付だけじゃん?
放射線技師いる?
どんだけ規模のでかいクリニックにしたいの?


しかも開業してくれるなら大阪から妻子を連れて移住してくるとか言い出しててさ!
うまく行くかもわからない開業で兄一家の面倒を見るって何?
まあ、そんなこんなで兄に対してはいい印象がなかった私でした。


そんなある日、わくさんに両親に会って欲しいと言われました。
私は両親だけならと思い、会うことに。
まだわくさんからプロポーズをされていなかったのでこれがうまく行ったらプロポーズされるのかな?って思っていました。


わくさんの両親とはホテルの個室でランチを食べながらお会いしました。

そこでわくさんは私のことを

「婚約者ののんさんです。」

と紹介します。



私たち婚約してたの?驚き??

プロポーズが無かったので(わくさんはしてたけど私が気付かなかっただけ?)婚約していたことにはビックリしました。


驚いている私に気付かず自己紹介が始まります。
なんとか私も自己紹介。


その後も私を放置してわくさんはどんどん話を進める…
結婚したらわくさんの実家の近くに住んで(←初耳)
開業を予定していてコンサルにいい物件を紹介されている(←初耳)


衝撃のあまり何も喋られない私。
わくさんのお母様から
「普段どんな話をしているの?」
と聞かれあまりにテンパった私は
「わくさんの患者さんの悪口が斬新で面白いです」
と絶対にあかん回答をしてしまった!


でもお母様無茶苦茶のんびりした性格だったから特に気にした様子はなかったです。
よかった!


後は健康診断はどのくらいの頻度で受けているかとか骨折はしたことがあるのかとか職業柄聞きたいと思われることを聞かれました。
眼科医の家に嫁いだ友人は義両親に裸眼か聞かれたそうなのでそういうものなのかな?


わくさんの両親との顔合わせを無事に終えた私。
わくさんの両親は私との結婚に賛成してくれたそうです。
今度は私の両親に会いたいと言われました。
次回に続きます。




次回に続きますが…
この時私はわくさんのことを不信に思うべきでした。
だってプロポーズも無いのに勝手に婚約したことにされて住む場所とか開業の話とかきちんとされていなかったんですから。


でもあの時の私は30歳で独身なことに焦っていて…
しかも周りは医者妻だらけ。


何としてでも医者かそれと同じスペックの人と結婚しないと恥ずかしいって思っていたんですね。
わくさんみたいな自分勝手な人と結婚しても幸せになれないのに…


婚活って自分を冷静に見ることが難しくなりがちですが本当にこの人でいいのか、捨てた人の中でいい人がいなかったか考えるべきでした。


結婚した後冷静になって考えてみたらお断りした中でいい人2人いましたもん!
結婚して本当に冷静になるまでわくさんがヤバイやつだって気付かなかったので婚活中は難しいでしょうけど…