これまでのあらすじ
わくさんのお部屋は1LDK。
家賃7万円のお部屋でした。
医者ならもう少し良いところに住んでいると思ったのでビックリしました。
間取りはこんな感じ
ベッドカバーは青いチェック、テーブルは年季が入っていてバカって彫ってありました
絶対に実家から持ってきたやつ
お部屋は比較的綺麗でしたがベッドの上に白衣が置いてあるのが気になりました。
しかも白衣の裾に血っぽいやつが付いているような?
私「この白衣って使用済み?」
わくさん「そうだよ」
私「埃とか付いてそうだね」
血が付いているとは言えない私…
わくさん「痰の吸引をしたからMRSAとかESBLとか付いてるかな?」
*病院にいるヤバイ菌
わくさんと付き合っていた時代はコロナが流行りだした頃。
みんな未知の感染症に怯え消毒しまくっていた時期。
私も馬鹿みたいに消毒しまくっていました!
こいつ返り血を浴びた白衣をベッドに直置きしてやがる!
コロナ禍じゃなくても無理!
もうわくさんのお部屋全てが汚く見えました。
絶対に実家から持ってきたであろうお葬式の時によく見る座布団に座らされましたがそれも汚く見える…
これはいつ洗ったの?
そもそもここの空気綺麗?
空気清浄機は見当たりませんでした。
私の様子に気付かないわくさんは、
「夕飯食べたあとDVD観ない?」
と言ってきました。
あわよくばお泊まりコースに持っていきたいのかな?とも思いましたが私は一刻も早く帰ってお風呂に入りたい!
それ以前にあの汚染されたベッドに寝れる勇気はない!
なんとしてでもお泊まりを回避せねば!
私「お腹空いてないからそろそろ帰ろうかな?」
わくさん「じゃあせめて珈琲でも」
粘るな!早く帰してくれ!
結局わくさんお手製の珈琲を飲むことに。
私「お砂糖とミルクある?」
わくさん「うちには無いな」
私ブラック珈琲が苦手でいつもお砂糖とミルクを入れるんですね。
何度も一緒にカフェに行ってるのにわくさんは私がブラック珈琲を飲めないことを知らなかったようです
珈琲を飲み終わったら秒で家に帰りシャワーを浴びました
感染はしなかったけど無茶苦茶怖かったです
結婚相談所に入って歯医者さんともデートしたことがあるのですが鞄の中に患者さんの歯形が生で入っていましたからね
せめて袋に入れて!
医療者の皆さん!
デートは病院の痕跡を隠してからしてください!
一般人にはキツいから!